
AKASHIがいつも絵を描いているこの机。
実は、もともとは普通の木の机でした。
最初は絵の具がつくたびに拭いていたのですが、ある日ふと「もういいや!」と(笑)。
ご飯を食べる机でもないし、私は元々大雑把な性格。気にしないことにしました。
すると、描くたびに絵の具が垂れ、パレットがはみ出し、キャンバスを外すと…机そのものがアートになっていました!
AKASHI自身も、どんどんカラフルになっていく机を楽しんでいるようです。
絵を描くたびに変わっていく風景。
先日、私が久しぶりにその席に座ったとき、あらためてその景色に驚きました。
「うわぁ、こんな景色の中で描いていたんだ…!」
これまで横や上からは見ていたのに、座ってみて初めて気づくことがたくさん。
こんな環境だからこそ、自由な発想や面白いアイデアが生まれてくるのかもしれません。
「家、汚れませんか?」と聞かれて…
個展のとき、あるお母さんからこう聞かれました。
「家が汚れないですか? うちの子も絵が好きだけど、汚れるからやめてって言っちゃうんです…」
分かります、その気持ち。私も最初はそうでした。
特に夫は綺麗好きだったので、「ちゃんと拭いて!」と言っていたことも…。
でも、いつからか夫も「もう好きにしたらいいよ」と言ってくれるようになりました。
そこから、家の中にも自由な空気が流れ始めた気がします。
パレットは「洗わない」
AKASHIとRIRIは、使い終わったパレットを毎回洗いません。図工の授業では「毎回きれいに洗いましょう」と教わりますが、家では真逆。固まった上に絵の具を重ねても、まったく困らない。色も混ざらず不自由もない。
そして何より、時間が経ってからパレットをペリッとはがすと、なんと新品のようにリセットされる!これには私もビックリでした(笑)
子どもたちから教わる「発見」
私はずっと、絵の具はすぐに拭くもの、パレットは毎回洗うものと思ってきました。
でも、AKASHIたちのやり方を見ていると、それって大人の常識にすぎなかったのかもしれません。
「今この瞬間の発想」「今しかない柔軟な感性」
そんな子どもたちの自由な気づきを、これからも大事にしていきたいと思っています。






