
みなさん、こんにちはケニアの未来の甲斐田です。
今日は先週実施した居場所Nafasiに参加する子どもたち選定の様子をお届けします!
Nafasiの会場になる小学校で、地域ボランティアや校長先生、教頭先生と会議を行いました。
雨季のため道路がぬかるんでいて車が通れず、学校までの道を40分ほど歩きました。
すごく滑りやすい性質の泥で、合流した地域ボランティアに手を引いてもらいながら進みました。
学校では、集まったボランティアと校長、教頭先生とともに、非行や早期妊娠のリスクが特に高い11~15歳の子どもという条件で、Nafasiの参加者について話し合いました。
学校の窓ガラスを割ったりと素行に問題が見られる男の子や親が忙しくほとんど帰ってこないので、家に子どもだけでいて、学校にもあまり来ない男の子など、ボランティアや先生の目線から30人を選びました。
20代のバイクタクシー運転手との子どもを妊娠してしまっている15歳の女の子は、親が「妊娠しているんだから学校を辞めて嫁ぎなさい」と運転手のところに連れて行ったのを、校長と地域ボランティアの1人が説得して学校に戻したそうです。「ぜひカウンセリングを受けさせてあげてほしい」、「同じことを繰り返さないようにライフスキル教育を受けさせてあげてほしい」と2人は言っていました。
その後ボランティアが一軒一軒周り、プログラムの説明を行い、保護者と子どもに参加の意思確認を行なってくれました。
中には、説明書きの「ケニアの未来」の名前を見て、「あそこならよく知っているから行ってきなさい」と言ってくれた保護者もいるそうです。
地域に入り込んで活動してきたことで、地域ボランティアだけでなく、地域の人にも信頼してもらえていることを感じて大変うれしくなりました。
クラファン終了まであと1週間です。40万円で4月の居場所1回、80万円で4月と8月の居場所2回が開催できます。
子どもたちに居場所を届けるため、引き続きご支援よろしくお願いいたします!