
僕たちが「夢」を続ける理由
皆さん、こんにちは。
クラウドファンディングにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。
おかげさまで、達成率は**30%**を突破しました。心より感謝いたします。
このプロジェクトは、ただのイベント制作ではありません。
“10年分の夢”と“これからの希望”を、ひとつの形にする挑戦です。
すべての始まりは、路上に描いたアルファベットでした。
今から10年前、僕たちはアクロバットでアルファベットを空中に描く“体のアート”に挑戦していました。
街のアスファルトやコンクリートの上を飛び回り、AからZまで。
仲間と汗と笑いと痛みを分かち合いながら、やっと形にしたその写真を、どうしても誰かに届けたい。
その想いから、イベントを立ち上げたのがすべての始まりでした。
大赤字でも「夢を語る」ことはやめなかった。
初めてのイベントは、超満員の大盛況。
……のはずが、大赤字でした。
Tシャツは売れず、何百枚も余ったフライヤーの山。
イベント後、僕はその段ボールに頭を突っ込んで、
「夢であってくれ」と叫んだのを、今でも覚えています。
でも、僕たちはそこで終わりませんでした。
余ったチラシの裏に、みんなで**“夢”**を書き、
紙飛行機にして会場いっぱいに飛ばしたのです。
演者と観客が、お互いの夢を投げ合ったあの光景。
「夢を与える側」と「夢を受け取る側」なんて、本当は関係ないんだと気づきました。
イベントは、いつしか“作品”になった。
そこから、1ヶ月半後には2回目のイベントを。
その後も「夢見草」「夢奏夜」「夢白輝」「ゆめがたり」…
作品は少しずつ増えていきました。
運営なんて全くの素人でした。
だけど、お客様の声や仲間の支えに導かれながら、少しずつ形を覚えていきました。
時には満席、時には黒字。
時には悔し涙。
でも、すべてが僕たちの血となり骨となり、「エンターテイメントの力」を信じる理由になりました。
僕たちは、背景にはならない。
僕たちはアクロバットパフォーマーです。
だけど、日本ではまだ、“ただの背景”として扱われる場面が多いのが現実です。
だからこそ、僕たちは 「アクロバットそのものが主役になれる舞台」を創ってきました。
僕たち自身が、夢を語ることを恐れず、
パフォーマーがパフォーマーとして生きられる社会を目指し、
今日まで活動を続けてきました。
今回の挑戦は、未来への灯火。
そして、今回のクラウドファンディングは、
そんな10年の節目を彩る新しい“夢”のためのものです。
今回のイベントは、パフォーマンス、アート、芝居を融合させたオリジナル作品。
しかも、その売上の一部は、
パンデミックや災害、そして食料や水の不足に苦しむ人たちへ届ける予定です。
エンタメの力で、心を動かし、
その感動の“循環”を社会へと還していきたい。
最後に
行動こそがすべてです。
僕たちはこれからも、パフォーマーがパフォーマーとして胸を張れる世界を目指し、
エンタメの光を、あらゆる場所に届けていきます。
ぜひ一度、プロジェクトページをのぞいてみてください。
気になったリターンがあれば、もう一度のご支援も大歓迎です。
応援のシェアも、とても心強いです。
引き続き、応援・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
Acrobat art unit Jumi
Atsushi






