クラファン、19日目が経ちました!
80名以上の方々にご支援頂き、ありがとうございます!!
今回は、パレードのTシャツやグッズを日頃から身につけ
活動を応援してくださっている
北海道大学大学院 教授 瀬名波 栄潤さんからの応援メッセージです!
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僕はアライです。アライであるが故に当事者の方々との付き合いで悩んだり、うまくいったり、失敗したりします。また他のアライの方々の言動を見て尊敬したり、反省したり、気分を害したりすることもあります。以下は僕個人の考えですが、通読していただき、当事者とアライが仲よく共生できる社会を考えるきっかけになればと思います。
アライとは、英語の「ally(味方、仲間)」に由来しますが、日本では特にLGBTQ+の当事者に同調し支援する人々を指します。でも、アライが支援するのは性的少数者だけではありません。
マイノリティ性を帯びた全ての人々の基本的人権や社会的公平性を信じる人たちです。僕が勤める北海道大学では、2021年に「北海道大学ダイバーシティ & インクルージョン推進宣言」を公表しました。この中で、「北海道大学は、誰一人取り残さず、人種、国籍、肌の色、言語、民族、出自、宗教、信条、性別、性的指向、性自認、ライフイベント、年齢、障害、外見・容姿、ライフスタイル、その他いっさいの個人の事由に関わらず、すべての構成員の尊厳が守られ、ひとりひとりが誇りを持ち、互いを尊重する大学環境を目指します」と謳っています。アライとは、このような精神の持ち主だと思います。
アライにできることは、たくさんあります。まず、今回のクラウドファンディングに参加することです。次は、性的少数者が集う場に参加し、当事者だけでなくアライも賛同していることを社会にアピールすることです。9月に行われる「さっぽろレインボープライド2025」のプレイベントやプライドマーチに足を運びましょう。一度参加すると単純に楽しい経験ができますし、沿道の人々の激励に感動します。他にも年間を通してイベントや勉強会などがありますので、常連になって仲間を増やすことができます。
アライにできないこともたくさんあります。まず、アライNGの催しなどがありますので気をつけましょう。そして、アライは絶対に当事者になれないことも知っておくべきです。アライと当事者の間に溝ができるのは、アライが当事者のことを理解できると思い込んでしまうとき。誰一人として全く同じ考えや行動をすることがないように、アライが当事者の気持ちを完全に理解することはできません。誰にでもプライバシーが存在し、侵害してはいけない壁があるのです。「自分は当事者の気持ちがわかる」はとても失礼です。当事者の尊厳を尊び傲慢にならないこと、これがマナーです。
これまで、たくさんのアライや当事者の方々に会う機会に恵まれました。おかげで、お互いがお互いのあり方を尊重し合う世の中は素晴らしいなと思うようになりました。これが僕の応援メッセージです。




