井口大地
声楽6年。1998年大都会香川県に生まれる。うどん県だがあまりうどんは食べない。小学生の頃からやんちゃで人より色々な経験をしていると共に人より色々な迷惑をかけながら生きている。中学3年の時、憧れの先輩が歌っている姿にかっこいいと思い、自分もああなりたい&異性からモテたいと思い音楽を志す様になる。しかしながら全くモテず、気付けば東京芸大に入りはや三年である。そんなカッコいいところ皆無な人間だが、持ち前の面白さとポジティブさで現在、ミュージカルを楽しんでいる。
―本日は稽古場のムードメーカー、アンサンブルキャストの井口大地さんにお話を伺います。井口さん、よろしくお願いします!―
よろしくお願いします!!!
一圧がすごい笑。いつも体を張って笑いを取りに行く井口さんですが、何故ミュージカルの世界に?一
唐突に本題!唐突!
何故、か......ミュージカルが、俺を呼んでいたのかも知れない....
あれは大学一年の春だった....親友がミュージカルのサークルに連れて行ってくれた時、楽しさに気付いたんだよな、そしてその親友が歌って踊ってる姿をみて、俺の中に稲妻が走った、、、なんてかっこいいんだ....!?ってな。それまでクラシックしかやった事ない俺は常識が覆っちまったぜ。ま、そんな一昔前のことは置いといて....俺はこれで生きるって心に決めたんだ。誰に何を言われようと、俺は俺の信じた道を進むってばよ!!(彼のエネルギーを余すところなくお伝えするため、ほぼノーカットでお届けしています)
一圧が本当にすごい笑!それでは好きなミュージカル作品をひとつ挙げるなら?一
そりゃあもちろん、かの有名なGuys&Dollsだぜ!!なぜかって?言うまでもないなぁ....最高にクールだからだぜ!!!あの作品はな、男ってのは結局女のものっていうメッセージ性が強いんだぜ!まさにその通りだとは思わんかね!!それに加え、男だけのダンスナンバーがあるんだよな、あれは是非人生で一度は見るべきだぜ!
一Luck Be A Ladyですね!迫力と技巧に溢れたアツいナンバーですよね一
今だにあのダンスナンバーの曲を聴くと目頭が熱くなるぜ!!!
一(思わず笑ってしまう聞き手)大学在学中にすっかりミュージカルの虜になってしまった井口さん、将来の夢は?一
ミュージカルスター。面白いのにダンスや歌が上手い、というギャップのあるミュージカルスターってカッコ良くないか?自分にしか演じられないキャラクター性もあって??……つまり誰よりも面白くクールな役者になりたいんだぜ!
一最高です!それでは今回の舞台への意気込みをどうぞ!一
いっぱい考えて、自分が出せる全力を尽くす!だな。
今回、初アンサンブルという事で、ダンスや歌に加え芝居も多いので、たくさん考え、悩み、本番は全力で楽しみたいと思います!!前回よりも緩急のあるダンス、ミュージカル発声、アンサンブルとしての芝居を習得することを目標に生き生きとこの作品を演じたいと思っているぜ!なんか、ナルシストみたいだな!!!!
一(笑いが止まらない聞き手)最後に、本公演タイトルにちなんで一
思わず「なんのこれしき」と言ってしまった出来事ですね!!
一その通りです笑一
ダンスレッスンの帰りにめちゃくちゃ疲れていたんだがおばあちゃんに席を譲ったんだ。そしたら僕がめちゃくちゃ疲れてるように見えたのか、「大丈夫ですよ」と言われたんだよな!それをスマートに断った言葉がこちら、「なんのこれしき」