
望月先生とあしプロ代表おどるなつこが出会ったのは、2018年ごろ、NPO法人SLOW LABELのサーカスワークショップでした。それをきっかけとして、あしおとをセンサーで映像に変換するデジタルおとたび開発や、助成金協働申請、あしプロ交流会や公演でのトークゲスト出演など、長きにわたりさまざまにご助力いただいております。とても心強いです!
望月茂徳さんからの応援メッセージ
自分の気持ちを上手く言えなかったこと。
声にならない気持ちを持て余したあの日。
今でもふいに、思い出すことはありませんか。
私達は皆「わかってほしかった過去」や「うまく伝えられなかった想い」を持っています。
あしおとでつながろうプロジェクトの舞台は、そんな“伝わらなさ”に寄り添い、響かせる場です。
私はこれまで障害のある人々が創造的に社会へ参加するための機会をデザインする研究を行ってきました。
表現が成立し、社会に参加した実感を得るには「伝える側」と「受けとる側」、双方のまなざしと関係性が育まれる場が必要です。
そして、まさにこのプロジェクトにはその環境が息づいています。
障害によって社会体験が限られてきた若者たちが、タップダンスと即興的な身体表現という手段を通じて、自身の特性を強みに変え、他者とつながっていく姿は、「社会参加」や「表現の意味」を考え直す機会でもあります。
この活動を見つめることで、「見る/見られる」「支援する/支援される」という一方的な構図が溶け、私達自身の想像力が動き出します。その動きこそが、社会の変化のはじまりであると、私は信じています。今、そうした想像力こそが必要な時代の変革期に、私達は生きています。
この場に生まれる響きが、もっと多くの場所へ、もっと多くの人へと、届いていきますように。

望月茂徳
(もちづき・しげのり)
MOCHIZUKI Shigenori
コンピュータと人との関わり方や、インタラクティブな体験デザインを可能にするテクノロジーに「わくわく」「ちょっと不思議」のスパイスを加えたメディアアート/インタラクティブメディアを専門分野とする。人を惹きつけ、参加や関係構築を促すインタラクティブメディアが、特別な支援を必要する人々や障害のある人々における創造的な活動への参加をどのように促進するかを着眼点とした研究にも関心を持っている。独立行政法人情報処理推進機構より「天才プログラマー/スーパークリエータ」認定。博士(工学)。
立命館大学映像学部教授。




