
本日応援メッセージをいただいている水澤さんとは、なんともう23年ものお付き合いとなります。鎌倉の屋外自主保育で子育てをしたママ友として、そして、赤子を背負いながら、鎌倉にプレーパークをつくろうと奔走した仲間として。
お互いに、子どもが自発的に学ぶ環境や見守りについて真摯に考えてきた時間が、今までになかった場づくりにつながっているように思います。
水澤さんからの応援メッセージ
「タップダンス?」「なにそれ?カチャカチャ音がする!」
なつこさんがおしゃべりするようにあしおとを鳴らすと、自分たちより少し年上のお姉さんがそれに応える。
「こうやって音を楽しめばいいんだよ、やってみる?」となつこさんが話しかけると、小学生の子どもたちが我先にと手作りの「おとたび」を手にとって靴の上から履いてみる。
「輪になって、順番に音を出してみるよ。ひとりがやったら、それをマネする。簡単でしょ?」
やってみて、わかる。つま先やかかとを使って、リズムに乗って・・ただ音を出すだけならできるけど、誰かのタップを覚えるのは結構集中力がいるし、ちょっと難しい。
「ウマいとかヘタとか、そんなのないんだよ」
なるほど。「私」を表現するのに間違いなんてないのか。なつこさんと一緒にきたお姉さんは、とっても素敵に楽しそうに踊ってる・・!!
数年前の夏、私たちの施設『ふかふか』で子どもたちが輪になって踊ったあの時間。
言葉はほとんど交わさないけれど、子どもたちははにかみながら、今日初めて会ったお姉さんと一緒に踊ってみた。
タップダンスを楽しむのに、障害も年齢も学校に行っているかどうかもまったく関係ない。自己紹介なんかしなかったけど、ワークショップが終わるころにはみんな警戒心がなくなって、柔らかい表情になってた。
もっとあたりまえに、一緒に過ごす機会があったらいいのに。
「普通」といわれる子どもたちは、毎日「ちゃんとできる」ことを期待されていて、見ているこちらまで息苦しくなってしまう。学童の子どもの中には、学校から帰ってくると緊張から解放されて荒れてしまう子がいるし、学校や大人の期待に心と身体がどうしても合わないフリースクールの子どもたちは、すっかり自分に自信がなくなっている。
自分の気持ちをしっくりと表現する言葉をまだ持ち合わせていないから、ますます苦しくなる。
「あしプロ」の活動は、若者や子どもの心を解放していく活動。社会を楽しく、いつの間にか共感の輪の中にみんなをほんわか巻き込んでいく活動。
障害のある若者たちが自らを表現できる術を手に入れて輝く舞台を、全国に届けてほしい。そして、プロジェクトを通じて「メッセンジャー」となった若者たちに、生きづらい社会でもがいている子どもたちにも、表現する楽しさを届けてほしい!
そう願って、私は心からこの活動を応援します!

水澤麻美
プロフィール:認定NPO法人鎌倉あそび基地理事長 保育士、準認定ファンドレイザー、鎌倉市市民活動推進委員、神奈川県立総合教育センター助言会議助言者





