
【ハンドルネーム:のりお】
私はこの当事者体験記を読んで、障害のある学生当事者やその家族がどのように学生生活や社会人としての仕事に向き合い、自分の障害を乗り越えていったのかということについて理解できた。
そして自分自身もこれを参考にして生活していく上で立ちはだかる生活の不便に対しての効果的な対処法を見つけていきたいと感じた。
全体を通して共通して感じたことは、自分の障害の受容を行っていく中で、自分自身の夢(やりたいこと)と、それとは別に存在している現実とのギャップに向き合うことの難しさがそれぞれ異なった形で存在しているということである。
それぞれの困難に対して自分なりに納得のいく形で答えや解決策を出していき、「自分がそれに対してどう感じるか」しっかりと向き合い、納得した形で今後の生活にどう活かしていくか考えていくことが、今後の人生を過ごしやすくするために必要なことだと感じた。
そして、この体験記を読んで自分を振り返ると、後悔のない自分らしい人生は、まわりが普通に行うことができている(ように見える)「普通の生き方」の答えを決めてしまい、それを無理をして実現することでも、就活においても企業が障害者雇用として用意したキャリアプランにそのまま従うことでもないと感じた。
自分なりに決めた正解のない答えについてこの体験記の方のように、人生のどのタイミングであってもその節目にしっかり考えて、自分にしか歩めない人生を送っていきたいと思う。






