クラウドファンディングが終了し、8月も残りわずかとなりました。
本来ならば、終了とともに皆さまへお礼とご報告をお伝えすべきところ、広島での普及活動や展覧会などに追われ、遅くなってしまいました。まずは、お詫び申し上げます。
2025年にローンチした「被爆都市手帳ヒロシマ」。その際にもCAMPFIREを通じて、多くの方々からご支援をいただきました。去年は被爆80年という節目でもあり、全国各地で原爆や戦争に関するイベントが開催されたこともあり、広島県外からもたくさんのご支援をいただきました。
皆さまの後押しを受け、「被爆都市手帳ヒロシマ」は広島県外や海外へも少しずつ広がっています。まだまだ知られているとは言えませんが、この地図を知っている人が少しずつ増えているという手応えを感じています。これからも不定期ではありますが、イベントや展示、普及活動を続けていきます。
改訂版を広島で発表して
今回、改訂版を制作し、広島で発表しました。その反応は、私たちが想像していた以上に良いものでした。昨年から応援してくださっている地元の皆さんが口コミやSNSなどで紹介してくださり、店頭でも多くの方に手に取っていただきました。
大きな反響があったのが、8月6日の中国新聞の記事です。私たちの活動を大きく取り上げていただき、記事を読んで展示や販売場所まで足を運んでくださった方もたくさんいました。

また、改訂版の制作にあたっては、元国立広島原爆死没者追悼平和祈念館長の叶真幹さんにご指導いただきました。被爆当時の地図について資料の調査・検証を重ね、より精度の高いものへと改訂することができました。1945年と現在の広島を重ね、都市がどのように復興し、何が残り、何が失われたのかを見つめることは、私たちがこの手帳を通して表現したかったことのひとつです。
外から広島を見るということ
私たちは今、広島には住んでません。それでも故郷を思い、クリエーションを通して広島に恩返しをしたいと思っています。
でも外から来て、荒らして終わるようなことはしたくない。故郷を愛し、平和を広めるためには、地元で活動する方々の理解や協力が不可欠です。
今回の活動を通して、そんな思いを共有できるたくさんの有志の方々と出会うことができました。それこそが、今回得た何より大きな成果だったと思っています。
数字だけを見れば、今回のクラウドファンディングは昨年より少なかったかもしれません。しかし、数字には表れない出会いや応援があります。それらは、乾いた大地に落ちる水滴のように、少しずつ、しかし確実に広がっていくのだと思います。
1945年と現在の広島を一枚の地図の上で重ねることで、広島がどのように傷つき、再生し、今どこに向かっているのかを感じてもらう。その小さなきっかけを、「被爆都市手帳ヒロシマ」がつくることができればと願っています。
今回支援してくださった皆さまや、出会った人たちとのつながりを大切にしながら、この活動を続けていきます。
これからも、末永く応援していただけましたら幸いです。
この度は、本当にありがとうございました。

ckinoco





