
スターバックスコーヒー nonowa国立店からおはようございます!
ろうコミュニティ、手話界隈に属している方であればピンとくると思いますが、
こちらは東京国立市にある、日本唯一のサイニングスタバ。
手話で注文ができる夢のようなひとときを過ごせるお店です。
...夢のような非日常が日常に変わるといいな。
「抹茶ラテのホット、牛乳を豆乳に変更で」
と、カスタム注文が手話でスムーズにできるのはもちろんのこと、
「今から岩手に行くの?」
「そうそう。そのついでにここに寄った。」
というような自然な会話、世間話を朝から手話でできるのだから、
1日を気持ちよくスタートさせることができる。QOL爆上がりとはこのことかとも思う。
ところで、なぜいきなり「岩手」というワードが出たのかというと
Instagramのストーリーで岩手で開かれる全国ろうあ者大会に行くことを載せ、
それを見たスタバで働く友人の一言である。
全国ろうあ者大会とは全国唯一のろう者の当事者団体である「全日本ろうあ連盟」が主催で毎年6月に開かれ、全国各地から2,000〜3,000人の聴覚障害者や関係者が集うイベントであり、今年は岩手で行われるのだ。
長野市から国立のスタバまで片道約2時間。
通常の人間であればたかだかコーヒー、スタバのためにそんな時間をかけることはないのだが、来る。いや、来てしまう理由がここにある。
手話で注文、雑談ができるお店があれば行きたくなる。
手話で語り合えるのであれば、場所が岩手であっても行きたくなる。
なにもフッ軽の私だけに限った話ではないのだ。

おっと。つい、話が脱線してしまったが、
長野県民の主読紙である地方新聞の「信濃毎日新聞」に取材いただいており、昨日掲載されました。
紙媒体は県民のみになってしまうかと思いますが
デジタル版が公開されていたのでこちらでご紹介。
▼信濃毎日新聞 デジタル版(2025.06.12)
「聞こえなくても安心・快適に過ごせる宿、
長野市・善光寺門前にオープンへ クラファンで改修費募る」
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2025061200149
手話で話せる。語り合える。そんな空間、拠点がまた1つ増え、
全国各地、いや、全世界からゲストが訪れることを夢見て。
さぁ、残すこと24日で目標金額の80%達成!
引き続き、友人・ご家族へのシェア、呼びかけにご協力お願いいたします!
第73回全国ろうあ者大会inいわて に参加される方は岩手でお会いしましょう!
ではでは!




