
映画『ハルカナ~碁盤は知っているので捨てないでください~』の三豊上映が終了しました。
当日は天候に恵まれない中でしたが、たくさんの方にご来場いただきました。足元の悪い中お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。おかげさまで、無事に上映を終えることができました。
映画がつないだ、一面の碁盤
今回の上映会で、特に印象に残った出来事があります。
ご来場のお客様の中に、お父様が長年使っていらした碁盤を、ちょうど処分しようとしていた方がいらっしゃいました。映画をご覧になったあと、「このまま捨てるのはやめよう」と思い直してくださり、なんとすぐにご自宅へ碁盤を取りに戻って、会場まで持ってきてくださったのです。
そして、その碁盤をご寄贈いただきました。
映画のタイトルにもある「碁盤は知っているので捨てないでください」という言葉が、本当に誰かの心に届き、一つの碁盤の行く末を変えた。その瞬間に立ち会えたことに、胸が熱くなりました。
碁盤は今、高松の子どもたちのもとで
ご寄贈いただいた碁盤は、現在、高松木太囲碁スクールで大切に使っていただいています。
お父様が大切にされてきた碁盤が、今度は囲碁を学ぶ皆さんの手元で、再び石の音を響かせています。碁盤にとっても、きっと嬉しい second life になったのではないでしょうか。
伝統文化を、次の世代へ
囲碁は、長い歴史の中で受け継がれてきた伝統文化です。そして、その舞台となる碁盤もまた、人から人へと大切に引き継がれてきた道具です。
今回の出来事を通じて、囲碁という文化も、碁盤という道具も、これからも大切に引き継いでいきたいという思いを改めて強くしました。この映画が、そのきっかけの一つになれるなら、これ以上嬉しいことはありません。

最後に
上映にご来場くださった皆さま、碁盤をご寄贈くださったお客様、そして開催を支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後も『ハルカナ』を通じて、囲碁の魅力と、碁盤に込められた思いを伝えていきます。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。






