今日はサウナの話ではなく、御宿コトブキのお風呂について聞いてください。
オープンから半年ほど、自分はほとんどの時間を湯村の町で過ごしていました。御宿コトブキは大きな旅館ではありませんので、スタッフも少人数で、シフトはA番(早番)、B番(普通)、C番(夜勤)の3つ。それをみんなで交代しながら回しています。
オープン当初は、自分もお風呂掃除や客室の清掃も担当していて、夜勤の最後の締めくくりにC番のスタッフと一緒に、真夜中の大浴場でお風呂に入るのが何よりの楽しみでした。静まり返った浴場にに小さな声で交わす会話と、ときどき歌うゆずやコブクロの歌。今思い返しても、あの時間はかけがえのない宝物です。もちろん仕事はちゃんとしてましたよ(笑)
実は、コトブキのお風呂はレビューではあまり高評価をいただけないのですが、自分にとってはめっちゃ気に入っている場所です。旅館の規模にちょうどいいサイズの『木船』と、少し大きめの『温石』。どちらも清潔感があり、とても心地よい空間です。
しっかると掃除をするので、ゆっくり湯船に浸かることはなかったけれど、スタッフ数人でお湯に入って、大声で歌をうたって、あの頃は本当に楽しかった。心から笑って汗を流して、疲れを癒して、何気ない日々が今では特別な記憶です。
コトブキのお風呂は、派手ではないけれど、知る人ぞ知る“良いお風呂です。シャワーヘッドはミラブル、脱衣所には高級ドライヤーのダイソンも設置されています。露天風呂がないという理由で、たまにご意見を頂くこともありますが、基本的には本当に気持ちの良いお風呂だと自信を持って言えます。
今回のクラウドファンディングで、サウナと、例え小さくても露天風呂をつくりたいと思ったのは、そうしたお客様の声に少しでも応えたいという気持ちと、何よりコトブキでしか味わえない“ととのう寝落ち体験”を提供したいという思いからです。
これからプロジェクトが進む中で、サウナの全貌も徐々に明らかになっていくと思います。この小さなお風呂を、もっともっと良いものにしていきたいと思っています。皆様、引き続き応援していただけたら嬉しいです。



