2026年シーズンの初戦は、昨年世界シリーズ戦で初めてメダルを獲得した思い出の地・デボンポートで迎えました。3月9日に東京での合宿を終え、そのまま現地へ。何度経験しても、新しいシーズンの始まりには心がワクワクします。今回はレースの結果と、今の私の現在地をご報告させていただきます。 【レースレポート】タスマニア島は夏の終わりですが、朝晩は10度を下回る冷え込み。レース当日も受付時点の気温は10度。スタートまで3時間ほど間があったため、身体を冷やさないよう注意を払って準備を進めました。例年、波や風が強くハードなコンディションになりがちなデボンポートですが、今年は海も穏やかで、比較的レースしやすい気象条件。PTS2クラスは3名の出場。日本のベテラン秦選手、そして世界ランキング1位で昨年シリーズ4連勝中の強豪・ANU選手(オーストラリア)との三つ巴の戦いでした。■ スイムスイムが得意な秦選手が序盤から先行し、ANU選手が私の後ろにつく展開。秦選手から1分遅れで、ANU選手とほぼ同時にスイムアップしました。スイムからバイクへの準備(トランジション)ここもタイムに含まれる需要なパートです■ バイクバイクが圧倒的に強いANU選手が早々にトップへ。ここで大きく離されたものの、これまで4分近くついていた差を今回は3分以内に抑えることができた点は良かったです。バイクの降車ラインからトランジションエリアまではバイクに乗ってはいけないため、片足ケンケンで移動します。■ ランスタート直後に秦選手をかわして2位へ。しかし、トップとの差を詰めるには至らず、逆に20秒弱リードを広げられる展開に。さらに、トランジションでの規定違反(スイムキャップとゴーグルをボックスに収め忘れたため、規定により10秒ペナルティ)という初歩的なミスもありました。最終的には4分13秒差でフィニッシュ。一番得意とするランで勝負しきれなかったことは悔しいですが、世界のライバルたちが進化を続ける中、私も確実な一歩を踏み出せていると感じています。2028年ロサンゼルス・パラリンピックを見据え、この悔しさを次への糧にしていきます。そして今回は、選手・スタッフ計22名の「TEAM JAPAN」が一丸となって世界の強豪に挑戦しました。それぞれのクラスや役割の垣根を越え、互いに鼓舞し合える最高のメンバーです。そんなチームの一員として戦えたことを誇りに思います。---【支援者の皆さまへ】今回は、シーズンの始まりに自分の現在地を改めて確認できたという意味で、非常に意義のあるレースになりました。こうして世界の舞台で挑戦を続けられているのは、間違いなく皆さまのご支援と応援のおかげです。皆さまからいただいたサポートが私の挑戦を確実に前へ進めてくれ、レース中の苦しい場面でも「応援してくださる方々がいる」という思いが大きな力になりました。心から感謝しています。次戦は5/16(土)、横浜・山下公園で開催されるWorld Triathlon Para Championships Yokohama に出場予定です。今回見つかった課題を一つずつ克服し、より強い自分でスタートラインに立てるよう準備していきます。引き続き応援よろしくお願いいたします。




