7月15日に、小林先生のワークショップを開催しました!!たくさんのみなさまにご参加いただき、大盛況で終了いたしました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!!
<参加者>
小人 10人(小3 7人 小6 2人 未就園児 1人)
大人 10人
<サポーター>
学生 2人(高2 1人 大4 1人)
大人 3人
最初は緊張していた子どもたちも、小林先生の絶妙なトークにひきこまれ、興味深々のワークショップになりました。
最初は地獄絵図の説明に、「キャー!!」「怖い!!」といいつつも、「虫がいる」「鳥だ!」「人間がちっちゃい!」など、気づいたことを次々と。それに、小林先生も、「気づいたの?すごいね~!!」「達人だね~」と全て承認で返してくれました。短い間でも、大切な「自己肯定感」を育んだ瞬間です。
さて、この地獄絵図、絵巻物として作られています。「次は絵巻物みてみよう~!!」絵巻物を初めて触る子どもたち。大人でもそんなにいないですよね。でも、みんな上手に左手で進めて、右手で丸めていきます。この地獄絵図の絵巻物は、人間にいましめを伝える道具なんです。生きているときに行った行為によって、落ちる地獄の種類がかわります。そんなことを、小林先生からレクチャーを受けながら、子どもたちは読んでいきました。
この絵巻物を読むときには周りを暗くして、当時の光源のろうそくでみるもの新鮮でした。道具である日本美術、まさに「利用目的」を実践した体験でした。保護者の方も、身を乗り出して、地獄絵図の説明に見入っていました。
次は、「屏風」です。このときの子どもたちの様子は、想像もしないことがおきてしまいました(笑)その状況は、次回に報告します。