
平島です。いつも応援ありがとうございます。毎日朝6時半からYouTubeライブを行っています。
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ライブでは日々、親御さんや受験生の皆さんからいただくご質問に答えながら、有益な情報を紹介しています。ぜひご一読いただき、受験勉強のヒントとしてお役立てください。
【目標設定の罠】受験で結果が出なくてもOK!「プロセス思考」で自信と実力を育てる方法
ゴールデンウィークも明け、日常が戻ってきた方も多いのではないでしょうか。私も富山に帰って生活リズムを整え、今日からまた一段とクリアな頭でライブ配信をお届けできそうです。
さて、本日のテーマは「子どもが結果を出せない時、目標は修正するべき?」という、受験生の親御さんなら一度は直面するかもしれない切実な問題です。「高い目標を掲げたものの、なかなか成果が出ずに挫折しそう…親はずっと励まし続けていいのか、それとも目標を見直すべきなのか」というご質問をいただきました。
この問題について、詳しく掘り下げていきましょう。
「高い目標が逆効果」は本当か?
まず、「高い目標が逆効果になるケース」についてですが、私自身の考えでは、目標そのものが高すぎることが直接的な原因で逆効果になることは稀です。
子どもが挫折感を抱くのは、むしろ以下の2つの要因が大きいと考えています。
周囲からのプレッシャーや評価:
親や先生が、目標と現状のギャップを指摘しすぎたり、心配のあまり早期に
目標を下げるよう促したりすること。子ども自身の自己否定:
結果が出ないことに対して、自分自身を責めてしまうこと。
目標は、あくまで進むべき方向を示す灯台のようなものです。大切なのは、その灯台に向かってどのように進んでいくか、そのプロセスです。
目標修正を検討すべき具体的なケース
では、目標修正を全く考える必要がないかというと、そうではありません。具体的に検討すべきケースは存在します。
受験直前期に、対策科目数が大幅に増える場合:
例えば、私立大学専願で準備してきた生徒が、入試の3~4ヶ月前になって突然
国公立大学志望に変更する場合などです。これには、理科や社会といった新たな科目の
対策が急務となり、現実的に時間的制約から厳しい戦いを強いられる可能性があります。高校受験でも同様に、私立型から公立型(5教科)への変更は早めの判断が必要です。上記の逆、または同系統内での目標変更の場合:
国公立から私立へ、あるいは私立から別の私立へ、国公立から別の国公立へといった、
科目数が減るか変わらない目標変更であれば、入試の1ヶ月前までであっても十分に
軌道修正は可能です。これまで取り組んできた学習内容が無駄になることはありません。
つまり、安易に「今の成績では無理だから」と目標を下げるのではなく、学習戦略上の大きな変更が伴うかどうかが一つの判断基準となります。
最も重要なのは「結果」ではなく「日々のプロセス」
子どもが結果を出せない時に最も大切なのは、遠い未来の「結果」ばかりに目を向けるのではなく、今日一日の「プロセス」に集中することです。
ポケモンに学ぶ目標達成の本質
人気ゲーム「ポケットモンスター」を思い出してみてください。冒険の始まりの町「マサラタウン」を出て、いきなり四天王(ラスボス級の強敵)に挑むプレイヤーはいませんよね。最初は弱い野生のポケモンを捕まえ、レベルを上げ、少しずつ強いトレーナーに挑戦していく。このプロセスこそが、目標達成の本質です。
受験も同じです。いきなり志望校の過去問で満点を取る必要はありません。
昨日より英単語を一つ多く覚えた。
昨日より計算問題が30秒速く解けた。
昨日より集中して勉強できた時間が15分増えた。
こういった「昨日より一歩でも前へ」という小さな成長に目を向け、それを積み重ねていくことが何よりも重要です。
成長は直線ではない:ブレイクスルーを信じる
人間の成長は、右肩上がりの綺麗な直線を描くわけではありません。多くの場合、しばらく平行線が続いた後、ある日突然、壁を突き破るように急成長する(ブレイクスルーが起きる)ものです。
私自身も、学生時代に運動が苦手だったのが、高校2年生のある日を境に、まるで自分の体ではないかのように急にサッカーが上手くなった経験があります。それまで積み重ねてきた何かが、ある時点で質的変化を起こしたのでしょう。
ですから、今結果が出ていないからといって、この先もずっとできないと悲観する必要は全くありません。日々の小さな努力が、必ず未来の大きな飛躍に繋がっています。
志望校対策の第一歩:過去問研究
目標校が決まったら、まず取り組むべきは徹底的な過去問研究です。どのような問題が出題され、どの程度のレベルが求められ、どのような対策が必要なのかを正確に把握することが、合格への最短ルートを示してくれます。これを怠って闇雲に勉強しても、効果は半減してしまいます。
マインドセットが鍵:「小さな一歩」を積み重ねる力
目標達成のためには、このような「プロセス重視」「小さな成長の積み重ね」を大切にするマインドセットが不可欠です。
以前、私たちのプログラム「ラボラリー」のモニターの方から、こんな感想をいただきました。 「Day3の音声『自分を変えるメタ認知とは』を聞きました。メタ認知をすることで、意思の力に頼らず、今自分にできることを明確にし、小さな一歩を歩み出し、成功体験を積み重ね、自信をつけていく。このループを作り出せれば、それだけで地に足のついた現実創造ができると思います。」
まさにこの通りです。自分自身を客観的に理解し(メタ認知)、今できることに集中して小さな成功を積み重ねる。この経験が自信となり、さらに大きな目標へと挑戦するエネルギーを生み出します。
目標は高く、足元は着実に
子どもが結果を出せない時、親としてどう関わるべきか。 結論は、目標は安易に下げる必要はない。むしろ、その高い目標を掲げ続けながら、日々の小さな成長(プロセス)に親子で目を向け、それを喜び、積み重ねていくことが重要です。
「昨日よりここができたね!」「この問題が解けるようになったのはすごい!」
そうした具体的な声かけで、お子さんが自分の成長を実感できるようにサポートしてあげてください。結果は後から必ずついてきます。
私たちも、日本の教育を変えるという、途方もなく大きな目標を掲げています。馬鹿げていると思われるかもしれません。しかし、その大きな目標があるからこそ、日々の小さな一歩に魂を込め、情熱を注ぐことができるのです。
皆さんも、お子さんと一緒に、高い目標に向かって一歩一歩着実に進んでいってください。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



