
平島です。いつも応援ありがとうございます。毎日朝6時半からYouTubeライブを行っています。
https://www.youtube.com/@fujoesha0411
ライブでは日々、親御さんや受験生の皆さんからいただくご質問に答えながら、有益な情報を紹介しています。ぜひご一読いただき、受験勉強のヒントとしてお役立てください。
【解決策】不登校・いじめで傷ついた子の自己肯定感を高める!学校に頼らない学びと親の関わり方
本日は、「いじめが原因で不登校になり、自信を失ってしまった子が学校以外で自立を取り戻す方法はあるか?」という、非常に切実なご質問にお答えしていきます。私自身も小学生の時にいじめや不登校を経験しましたし、様々な理由で学校に行けないお子さんたちが大学合格などの目標を達成するお手伝いを数多くしてきましたので、その経験も踏まえてお話しできればと思います。
親御さん自身のコンディションを最優先に
本題に入る前に、ライブ中に「子どもが夜遅くまで勉強している時、親は起きておくべきか?」というご質問もいただきました。結論から言うと、親御さんは無理に起きておく必要はありません。ご自身の睡眠と体調を優先してください。
親御さんが睡眠不足で疲弊してしまうと、体力も気力も低下し、お子さんに対して穏やかに接したり、見守ったりすることが難しくなります。それが結果的に、お子さんに厳しく当たってしまうなど、悪循環を生む可能性があります。まずはお子さんを支える親御さん自身が、心身ともに最高のコンディションを保つことを意識してください。
学校だけが学びの場ではない:多様な選択肢
いじめや不登校という問題に直面した時、「学校に行かなければ学びが止まってしまう」と考える必要は全くありません。現代は、学ぶための選択肢が多様に存在します。
自宅学習の充実
質の高い参考書や問題集は豊富にありますし、「スタディサプリ」のような
安価でプロの講師の授業を受けられる映像教材も充実しています。
本人の学ぶ意欲さえあれば、学校に行かずとも学力を高めることは十分に
可能です。「フジョウ式受験ラボ」のような居場所
私たちの「フジョウ式受験ラボ」には、学校には行っていなくても、ここには
通ってくるという生徒が実際にいます。学校復帰を促すようなことは特にして
いませんが、結果的に成績が上がり、自信を取り戻し、自然と学校にも足が
向くようになるケースも少なくありません。フリースクールやオルタナティブな学びの場
近年、フリースクールの数も増えています。それぞれに特色や課題はあるかも
しれませんが、お子さんに合う環境が見つかる可能性はあります。 また、
例えば私の仲間である今井陽介先生(徳島県海陽町教育委員会グローバル事業
アドバイザー)は、都会で学校に行けなくなった子どもたちを自然豊かな海陽町
に受け入れ、漁師さんと一緒に狩りを体験して「命をいただく」ことの意味を
学ぶなど、座学だけでは得られない深い気づきを与える「デュアルスクール」
という取り組みをされています。このような活動を通じて、元の学校の出席扱いに
なる仕組みも作られています。
大切なのは、今いる場所だけに固執せず、視野を広げてみることです。探せば、お子さんが安心して学び、成長できる場所は必ず見つかります。
失われた自信を取り戻すために:心のケアと成長サポート
いじめや不登校によって深く傷つき、自信を失ってしまったお子さんの心を立て直すためには、丁寧なアプローチが必要です。
1. 「できていること」「その子の良いところ」に焦点を当てる
これは最も基本的かつ重要なことです。どんな状況であっても、お子さんが「できていること」「持っている素晴らしい部分」を見つけ出し、具体的に言葉で伝えてあげてください。小さなことで構いません。親御さんが肯定的な視線を持ち続けることが、お子さんの自己肯定感を育む第一歩です。
2. 「メタ認知」で自分を客観視し、理想の自分へ
「メタ認知」とは、自分自身を客観的に、少し離れた視点から見つめることです。 例えば、もしお子さんの言動に周囲を不快にさせてしまうような部分があったとしても、それを一方的に否定するのではなく、「なぜそういう行動をとってしまうのか」「その行動が周りにどう影響するか」を一緒に考え、お子さん自身に気づきを促します。
その上で、「本当はどんな自分になりたいか」「どんな人間関係を築きたいか」という理想のセルフイメージを一緒に描き、その理想に近づくために具体的にどんな小さな一歩を踏み出せるかを考えていきます。 これは「反省」という後ろ向きな作業ではなく、「自己実現」という前向きな成長のプロセスです。
すべての土台は「親自身の自己肯定感」
ここまでお子さんへの関わり方についてお話ししましたが、実は最も大切なのは、親御さん自身が自分を愛し、自分のことを肯定できているかということです。
教育に長年携わってきて痛感するのは、子どもを変えようとするアプローチよりも、まず親御さん自身が自分を満たし、自分を大切にすることの方が、結果的に子どもに良い影響を与えるということです。自分自身が満たされていない状態で他者に何かを与えようとしても、いずれ限界が来てしまいます。
お子さんのことで悩んだ時こそ、一度立ち止まり、ご自身の心と向き合ってみてください。
親子で学び、共に成長する場
このような考え方をサポートするために、私たちは様々なプログラムを提供しています。
「ラボラリー」
毎日15分の音声で、親子でマインドセットを学び、人生に革命を起こすことを
目指す新しい教育の仕組みです。「母親のあり方講座」
お母さんが変わることでお子さんが変わった実例を基に、7日間で集中的に
学べる講座です。満足度100%を誇る、私たちの最強講座の一つです。「オンラインサロンのと組」
私や今井陽介先生が参加し、お母さんたちがオンラインで繋がり、学び合い、
実践していくコミュニティです。グループセッションを通じて、直接お悩み相談も
可能です。(クラウドファンディングでは、この「と組」の年間プランもお得な
価格で提供しています。)
これらのプログラムは、お子さんのためだけでなく、親御さん自身の成長、そしてより良い親子関係を築くための一助となるはずです。
必ず道はある。諦めずに、できることから
いじめや不登校は、お子さんにとっても親御さんにとっても、非常につらく困難な経験です。しかし、学校だけが全てではありません。お子さんが自信を取り戻し、自立への一歩を踏み出すための道は、必ずどこかにあります。
大切なのは、諦めずに情報を集め、様々な選択肢を検討し、そして何よりもお子さんの心に寄り添い続けることです。私たちも、そうした親子を全力でサポートしていきたいと考えています。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。





