なぜ、あの子は「やらない」のか?“常識”が通用しない新時代の、子育てアップデート術
「何度言っても、やらない」 「決まりを守れないのは、自覚が足りないから?」
提出物を出さない、プリントを見せない。そんなお子さんの行動に、ついガミガミと怒ってしまい、自己嫌悪に陥っていませんか?
もし、その「やらない」という行動が、お子さんなりの合理的な判断の結果だとしたら?そして、親であるあなたの「常識」が、すでにお子さんの生きる時代とはズレてしまっているとしたら?
今回は、「〜すべき」という言葉がもはや通用しなくなった新時代の子育てにおいて、親が本当に理解すべき、たった一つの真実と、明日から実践できる具体的な関わり方についてお話しします。
あなたの「当たり前」は、もう“当たり前”ではない
「決まりは決まりとして、守れるようになってほしい」
これは、先日私のライブ配信に寄せられた、あるお母様の切実な悩みです。お気持ちは、痛いほど分かります。しかし、私たちはまず、大前提として知っておかなければならないことがあります。
それは、今の子供たちにとって、私たちが生きてきた時代の「常識」や「当たり前」は、もはや絶対ではないということです。
良い大学に入り、良い会社に就職すれば安泰
上司の言うことは絶対
一度入った会社で定年まで勤め上げる
これらの価値観は、すでに崩壊しつつあります。生まれた時からスマホがあり、SNSで世界中の情報に触れ、多様な生き方があることを知っている子供たちにとって、「みんながそうしているから」「それが普通だから」という理由は、もはや行動の動機にはなり得ません。
彼らは、私たち大人が思う以上に、一つ一つの行動に対して「これは、何のためにやるのか?」という目的や合理性を、無意識に求めているのです。
「やらない」のは、やる必要がないから?
この視点に立つと、「提出物を出さない」という行動も、全く違って見えてきます。
その宿題は、本当に自分の学力向上に必要なのか?
(簡単すぎる、または難しすぎるのでは?)そのプリントは、親に見せることでどんなメリットがあるのか?
(自分で要・不要を判断できるのでは?)
彼らは、行動をサボっているのではなく、自分なりに必要性を判断し、取捨選択しているのかもしれません。
もちろん、中には本当に忘れていたり、面倒くさがっていたりする場合もあるでしょう。しかし、そこで「なんでやらないの!」と感情的に叱るのではなく、「どうすれば、一番やりやすいかな?」と、行動するための「仕組み」を一緒に考えてあげることの方が、よほど建設的です。
例えば、「保護者用のプリントは、このクリアファイルに入れておいてくれる?」と、具体的な仕組みを提案し、親子で話し合ってルールを決める。そのように、子供が自ら「これならできる」と思える環境を整えることが、今の時代の親に求められる役割なのです。
最高の処方箋は「親が、変わること」
では、どうすれば子供は自ら机に向かうようになるのでしょうか。 答えは、驚くほどシンプルです。
それは、親が変わることです。
私が主催する塾では、お子さんだけでなく、お母さん自身に入塾していただくことがあります。お母さんが私との対話を通して、子供への声かけや関わり方、そしてご自身のあり方を見直していく。すると、不思議なことに、あれほど反抗的だったお子さんが、自然とリビングで過ごす時間が増え、自分から勉強の悩みを打ち明けてくれるようになるのです。
子供を変えようとする前に、まず親であるあなた自身が、 「〜しなきゃダメ」という強制から、 「どうしたらやりたくなるかな?」という問いへ。
「できていない部分」を指摘するのではなく、 「当たり前にできていること」に目を向け、承認してあげる。
親が変わり、家庭が安心できる場所に変われば、子供は勝手にエネルギーを充電し、自分の足で未来へ向かって歩き始めます。
最後に
時代の変化は、私たちが思う以上に加速しています。 これまでの「正しさ」が通用しなくなった今、私たち親に必要なのは、子供をコントロールしようとすることではなく、彼らの生きる新しい時代を理解し、その可能性を信じ、そっと背中を押してあげることなのかもしれません。
明日、東京の八重洲で、まさにこの「これからの教育」をテーマにした一大イベント**「教育革命フォーラム」**が開催されます。各界のトップランナーたちが、新しい時代の生き方と学びの本質について語り尽くす、またとない機会です。
もしあなたが、今の子育てに少しでも迷いや不安を感じているなら。 ぜひ、このイベントに足を運んでみてください。 きっと、明日からの景色が、全く違って見えるはずです。
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