「はちみつしろう」からの挨拶
雪に沈んだツリーハウス。
日本ミツバチと共に、
“森の暮らし”をもう一度。
こんにちは、「はちみつしろう」です。
私たちは、新潟県小千谷市・山本山の森で、日本ミツバチと共に生きる養蜂活動を行っています。
自然に近い環境で日本ミツバチを育てるため、雪深い森の中にツリーハウスを建て、高所養蜂を行ってきました。
しかし、2025年の豪雪により、そのツリーハウスが倒壊してしまいました。
それでも、私たちはあきらめません。
このクラウドファンディングを通じて、もう一度この場所から、“森の暮らし”を再スタートさせたいと考えています。

なぜ、日本ミツバチなのか?
日本ミツバチは、自然と共に暮らす存在です。
西洋ミツバチのように人の手で改良されておらず、採れるはちみつの量も決して多くありません。
それでも、彼らの生き方には、これからの時代に必要な「自然との共生」のヒントが詰まっています。
私たちが日々口にしている野菜や果物の約7割を、ミツバチの受粉が支えていると言われています。
つまり、ミツバチがいなくなれば、私たちの食卓も未来も危うくなるのです。
いま世界では、ミツバチの減少が深刻な問題となっています。 温暖化、農薬、森の荒廃——。 日本でも、同じことが起きています。
それでも「自分には関係ない」と感じる人が多いかもしれません。
だからこそ、このプロジェクトは、“自然や食にあまり関心のない人”にこそ届けたいと、私たちは思っています。
そして、いま世の中には「はちみつ」と名乗る偽装商品が多く出回っています。
だからこそ、“本物のはちみつ”を知り、選べる社会をつくりたい。
それが、私たちの願いです。

自然と無縁だった僕が、日本ミツバチと生きる理由
私は以前、ごく普通のサラリーマンでした。
自然にも、食にも、ほとんど関心がなく、日々をただ“こなす”ように生きていました。
そんな私が、日本ミツバチの世界に飛び込むことになったのは、家族の病をきっかけに「日々の食が、健康をつくる」と気づいたからです。
暮らしを見直す中で出会ったのが、奥会津のマタギ、日本ミツバチ養蜂家・猪俣昭夫さんの生き方でした。
「自然と循環しながら生きる」こと。
それは、都会の過酷な働き方を離れ、自分の命や心の声と、もう一度きちんと向き合うことでもありました。
人類が生まれるよりもはるか昔から、植物の受粉を助け、命の循環を支えてきたミツバチ。
その恩恵を、私たちは当たり前のように受け取って生きています。
ならば今、私たちが彼らのためにできることは何だろう。
そんな問いから始まったのが、「はちみつしろう」です。

ツリーハウスと、私たちの挑戦
私たちが目指していたのは、「人と日本ミツバチが共に暮らす、やさしい循環の拠点」。
そのシンボルとして森の中に建てたのが、ツリーハウスでした。

高所に設置することで獣害を防ぎ、豪雪にも耐える設計。
人とミツバチの適切な距離も保ちながら、自然に近い理想の環境を目指していました。
しかし、今年の冬、想定を超える豪雪がツリーハウスを襲いました。
杉の枝に積もった雪が一気に落下し、ツリーハウスを直撃。
拠点は倒壊し、巣箱も落下して、全滅してしまいました。
失意のどん底に沈みました。
けれど、「きっと彼らは、どこかで生き延びている」。そう信じて、私はもう一度立ち上がることを決めました。


今回のクラファンで実現したいこと
このクラウドファンディングでは、次の6つのチャレンジに挑戦します。
• 倒壊したツリーハウスの再建
→ 雪に沈んだツリーハウスを再建し、日本ミツバチの拠点を取り戻します。
• 養蜂資材や巣箱の整備
→ 安心して暮らせる巣箱や設備を整え、採蜜の再開を目指します。
• 森づくりのワークショップ開催
→ 人とハチが共生できる森をつくる、体験型の学びの場を開催します。
• ミード(はちみつ酒)の副産物を活用した自然派コスメの開発
→ ミード製造時に出る“オリ”を再利用し、自然由来のスキンケア製品を開発します。
• 「自然な暮らし学校」の準備と開催
→ 薪割り、畑づくり、発酵、蜂との暮らし。五感で自然を学ぶ体験の場をつくります。
• はちみつ体験ワークショップや宿泊つきプランの造成
→ 養蜂体験・味比べ・ミードのペアリングディナーなど、
泊まりがけで“自然な暮らし”をまるごと味わえるプランを整備します。

資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下に大切に使わせていただきます。
• ツリーハウス再建費用
• 養蜂設備・巣箱・作業資材の整備
• リターン品の製作・発送費用
• 森づくりや体験型イベントの開催費用
• はちみつしろう復活祭の準備・実施費
・ウッドチッパー導入費用
達成のお礼とネクストゴールについて
4月25日に開始した【はちみつしろう復活プロジェクト】
― ツリーハウスで守る、日本ミツバチと森の循環 ―
公開から約2週間で、目標金額を越えるご支援をいただくことができました。
これはひとえに、ミツバチの森を守る取り組みに共感くださった皆さま、そして魅力的なリターン品をご提供くださった協力者の皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。
応援メッセージも一つひとつ大切に読ませていただいています。温かい言葉に励まされ、皆さんの想いに応えたいという気持ちがますます強くなっています。
本プロジェクトは、森の命のつなぎ手である日本ミツバチの住処を復活させることで、もう一度、命の恵みと循環を学ぶ場所を再スタートさせる挑戦です。
もっと多くの方にこの取り組みを知っていただきたい。
そして、循環する森づくりをさらに進めていきたい。
そんな想いから、ネクストゴールを「300万円」に設定し、終了日まで挑戦を続けることにいたしました。
今回お寄せいただいたご支援は、ツリーハウスの再建に加え、森の間伐や整備、さらには**ウッドチップの製造に必要な粉砕機(チッパー)**の購入費用にも充てさせていただく予定です。
ウッドチップを敷くことで、除草剤を使わずに蜜源となる草花を守ることができ、自然に寄り添った森づくりを進めていくことができます。
さらに、このチッパーは土壌改良のための堆肥づくりや、地域の里山保全活動にも貸し出すことで、プロジェクトの枠を越えて、周辺の自然環境の再生にも貢献できる可能性を持っています。
支援の輪が、地域の中でさらに広がっていくことを願っています。
また、新たにリターン品の追加も行いました。私にとって大切な友人や仲間が心を込めて作ってくださった品々ばかりです。ご紹介するような気持ちでお届けできることに、私自身も感動しています。
未来につながる自然との関係を、一緒に育んでいけたら嬉しいです。
引き続き、お力添えをいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
リターンのご紹介

3,000円🍯 感謝のお手紙心を込めた直筆の手紙をお届けします。

5,000円🍯ミツバチ応援はんこセット
消しゴムはんこ作家の住職が祈りと自然への願いを込めて1点ずつ手彫りで製作されるミツバチモチーフの消しゴムはんこ。感謝のお手紙と共にお届けです。

5,000円🍪 森のめぐみ ピュアハニークッキー(2個)米粉・砂糖不使用。日本ミツバチの恵みを感じる、やさしいおやつです。

8.000円🐝ミツバチ応援はんこ&はちみつクッキー
手彫りの大サイズはんこと特別なはちみつクッキーのセットです。

15,000円🎁 森のめぐみ ミツロウバーム&ピュアハニークッキーセット森の素材をふんだんに使った、贈り物にもぴったりなセットです。

30,000円(限定30名)🎉 「はちみつしろう復活祭」参加券2025年9月開催予定。ツリーハウスの再建を祝うお披露目イベントにご招待します。支援者限定の特別な体験をご用意します。

50,000円(限定8名)🍷 ナチュラルハニーワイン ペアリングプレミアムディナー参加券2025年10月開催予定。ミード(はちみつ酒)とのペアリングを楽しむ特別ディナーにご招待します。森の恵みと発酵の世界を体感する一夜限りのプレミアム体験です。

150,000円📦 1群(1つの巣箱)のオーナーになって貴重な日本ミツバチのはちみつをたっぷり受け取れます!万が一の不作の年にも備え、3kgの保証付きです。

300,000円🏡 巣箱オーナー+HAKKO HOUSEスペシャルディナー付き🐝 (ペア限定) プレミアムはちみつオーナー制度 + HAKKO HOUSEプライベート体験ディナーペアチケット 春から秋にかけて、森の中で育ったあなただけの日本ミツバチの巣箱から採れたはちみつを、2025年10月にお届けします。 さらに、HAKKO HOUSEにて、SUZUGROUPオーナーシェフ・鈴木将による**プライベート体験ディナー(2名様分)**をお楽しみいただける、特別なリターンです。
雪花蜜-Snowflake Honey-
新潟の豪雪地帯で育まれる、在来種・日本ミツバチが集めた、ほんのわずかな百花蜜。花の香りがふわりと広がり、口の中にほのかな柑橘の酸味が漂う、“一口で森と季節を感じる”ようなはちみつです。越冬をくり返し、厳しい自然の中で命をつなぐ日本ミツバチたち。その小さな営みが、一年に一度だけ、自然からの贈りものとしてこの蜜を生み出します。余計なことは一切せず、自然のままを瓶に詰めました。採れる量はごくわずか。だからこそ、出会えたあなたに味わっていただきたい。
ここでしか採れない、ここにしかない味を、ぜひご体感ください
森のめぐみ-Pure honey cookie-
からだにやさしく、自然の恵みをまるごと感じる、特別なクッキー
砂糖を一切使わず、国産の米粉と、日本ミツバチの百花蜜をたっぷり25%も使用した、贅沢でやさしいおやつです。採れた場所や季節で味わいが変わる日本ミツバチのはちみつ。その一期一会の個性が、そのままクッキーの風味にも表れます。ひと口食べれば、まるで花の香りに包まれるような味わい。これほどまでに“はちみつを感じるクッキー”は、きっと今までなかったはず。素材そのものの力と、自然とのつながりを大切にした、心と体にやさしいひと品です。
森のめぐみ-Forest honey bee balm-
自然の声に耳を澄まし、森と肌をつなぐ。日本ミツバチとハーブのめぐみから生まれた、スキンケアバーム。
新潟・越後の雪深い森で、冬を越える日本ミツバチたち。その小さな命の営みから生まれる天然ミツロウは、まさに自然の恵みそのもの。この貴重なミツロウを、太陽の熱を集めゆっくりと濾過し、脱色・脱臭といった加工も加えず、ミツバチがつくったままのやさしい力を肌に届けます。
指先でとろけるような使い心地、深くやさしい保湿力。乾燥の気になる手・唇・顔・髪など、全身にお使いいただけます。合成香料・保存料などは一切使用せず、肌と心に寄り添う処方で仕上げました。
肌に塗ることは、自然とつながること。毎日のケアが、自然を慈しむ小さな行動になりますように。「森のめぐみ」を、あなたの暮らしの中へ。
森のめぐみ-Hakko honey bee balm-
世界でまだ誰も知らない、発酵とハチミツの贈りもの。
日本で生まれたミード(はちみつ酒)を醸す過程で、自然に生まれる発酵の副産物「澱(おり)」。杜氏のひとこと「麹よりも手がつるつるになるんです」から、この化粧品プロジェクトが始まりました。
日本ミツバチの希少なミツロウと、ハーブの力をあわせて、香寺ハーブ・ガーデンが試作を重ねて完成させた、世界初のスキンバーム。
肌に宿る、発酵のちから。この“HAKKO”を、あなたの手で体感してください。
森のめぐみ-Natural honey wine-(mead)
日本ミツバチの蜜 × 日本酒酵母が紡ぐ、奇跡の一杯
ミード(MEAD)は、蜂蜜・水・酵母だけで造られる、世界最古の醸造酒。古代では“神々の酒”とされ、中世では「ハネムーン」の語源にもなったと言われています。
そんなミードに、日本の自然と文化をかけ合わせたのが「森のめぐみ ナチュラルハニーワイン」です。
使われる蜂蜜は、日本ミツバチが雪深い森で集めた、年に一度しか採れない希少な百花蜜。さらに、日本酒の伝統を受け継ぐ日本酒酵母で丁寧に発酵させることで、芳醇で香り高く、優雅な余韻を残す新しい味わいが生まれました。
地域・季節ごとに風味が変わる日本ミツバチの蜜は、まさに自然そのもの。
すべてが“一期一会”の、自然と人の対話から生まれた味わいです。
ぜひ、大切な時間とともに味わってみてください。
最後に

一緒に、“森の暮らし”をつくっていきませんか?
このプロジェクトは、ただのツリーハウス再建ではありません。人と自然、ハチと森が共に生きる未来をつくる、一歩です。
あなたの支援が、「本物のはちみつ」「本物の森づくり」「本物の暮らし」を支えていきます。どうか、はちみつしろうの新たな挑戦に力を貸してください。
最新情報はこちらから!
🌿公式サイト:https://hachimitsu46.com/
SNSでも進捗や裏話など配信していきます!どうぞ応援よろしくお願いします!
最新の活動報告
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クラウドファンディング終了から1ヶ月——森と、ミツバチと、少しずつ前へ
2025/07/10 17:00あのクラウドファンディングの終了から、早いもので1ヶ月が経ちました。たくさんのご支援と応援の声に支えられ、ツリーハウスの再建や森の整備作業、日本ミツバチたちの迎え入れを少しずつ進めてきました。倒壊してしまったツリーハウスの跡地には、仲間と共に土台づくりから再スタート。森の中に光が差し込むよう、混み合った木を間伐し、倒した木を使い循環する仕組みも整えています。何よりも嬉しいのは、もう一度この地にミツバチたちが戻ってきてくれていること。まだ以前のようにとはいきませんが、予想を上回る数の群れを迎え入れることができました。ご支援くださった皆さまへお届けするリターンの準備も同時並行で進めていますが、現場での作業が想像以上に時間を要しており、発送が遅れてしまっております。お待たせしてしまっていること、本当に申し訳ありません。ひとつひとつ丁寧に、心を込めて準備をしておりますので、今しばらくお時間をいただけますと幸いです。これからも、再生していく森と、そこに息づく小さな命の物語をお届けしてまいります。引き続き、どうぞあたたかく見守ってください。 もっと見る
【ご支援本当にありがとうございました!】
2025/06/01 14:36クラウドファンディング、無事に終了いたしました。最終的に157%・176名もの方からあたたかなご支援をいただき、心より感謝申し上げます。たくさんの応援をいただいたことで、再び歩み出す大きな力をいただきました。そして、うれしいお知らせがあります。ツリーハウスの再建の森に、少しずつ、みつばちたちが戻ってきています。【入居した日本みつばちを確認できた瞬間】https://youtube.com/shorts/VR1RSAKZcJY?si=E1EU9NtV3z1kW8HL新潟では巣分かれの時期がゆっくりですが、私の設置した巣箱にも、日本みつばちの群れが入居し始めました。この瞬間の喜びは、何度経験しても言葉にできないほどです。このクラウドファンディングを通して、みつばちのこと、自然の循環のことを一緒に感じてくださったことが何よりの宝物です。 リターンについて商品の準備を進めていますが、発送までは少しお時間をいただきます。まずは感謝の気持ちを込めて、この場でご報告させていただきます。◆今後の予定(発売・イベント)6月5日 森のめぐみ forest honey bee balm 発売6月29日 森のめぐみ HAKKO honey bee balm 発売8月28日 natural honey wine 発売9月7日 はちみつしろう復活祭 開催!9月27日 食べることは生きること 上映会9月28日 ファーマーズマーケット開催◆ 今後の情報発信についてクラウドファンディングのページでは、9月の復活祭まで引き続き活動報告を更新していきます。今後の商品の発売やイベント情報も随時お知らせしていきますので、ぜひ時々覗いていただけたら嬉しいです。このプロジェクトは「終わり」ではなく、「はじまり」です。みつばちと共に育むこの森を、これからも大切に育てていきます。引き続き、見守っていただけたら幸いです。本当にありがとうございました。【CAMPFIRE活動報告ページのURL】https://camp-fire.jp/projects/842367/view/activities#main もっと見る
活動に参加してもらいたく市民活動団体を作りました!
2025/05/31 14:12越冬日本みつばち保存会のご紹介勢いがついて保存会作ってしまいました。笑もともと、自然の中で自立して生きている日本みつばち。はちみつの採れる量が少ないため、趣味の養蜂として扱われることが多いのですが、昔から私たちの暮らしにおいて、果樹の受粉、森の命をつなぐ役割として活躍してきているのです。この古来から身近にいるとても大切な存在をもっと知って欲しい。価値を上げたいと考えています。当たり前にあった物の価値を今だからこそ発信していきたいと思います。越冬日本みつばち保存会では、日本ミツバチが安心して暮らせる森を未来につないでいくための活動を行っていきます。ミツバチの生態を学びながら、自然との共存について市民一人ひとりが考え、行動するきっかけをつくることが目的です。自然に触れ、命のつながりを感じながら、健やかな心と体を育む場として、持続可能な地域づくりにも貢献していきます。私たちの活動は、小さな「共感」から始まります。できることから、自然とのつながりをつくっていきませんか?こちらのインスタグラムでこれから活動を発信していくのでフォローよろしくお願いします!https://www.instagram.com/ettoh_nippon_bee もっと見る





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