私たち「社会福祉士」について
こんにちは!
私たちは、三重県社会福祉士会三泗支部に所属する社会福祉士です。
社会福祉士ってなに?福祉のお仕事をする人?と思われた人もいるでしょう。
私たちは、その疑問を少しでも減らしたくて、今回のプロジェクト、その名も「絵本プロジェクト」を立ち上げました。
話は、2024年2月にさかのぼります。
三重県社会福祉士会は設立30周年を迎えました。三重県社会福祉士会とは、三重県で活動する社会福祉士が自分を磨き、仲間と出会うための職能団体です。三重県を9つの支部に分け、支部ごとの活動も積極的に行っています。
この30周年を記念して、9つの支部ごとにそれぞれに「社会福祉士を知ってもらう活動」を行うこととしました。私たちが所属する三泗支部は、この9つの支部のうちの1つです。
私たちは悩みました。どうしたら、社会福祉士をより多くの人に知ってもらえるだろう…と。
お話が上手い先生をお呼びして講演会をする?いやいや、関係者しか来ないでしょ?街角で出張相談所をやってみる?いやー、怪しい勧誘みたいじゃない?などなど、さんざん議論を重ねた結果、出てきたアイディアが、
現役の社会福祉士が社会福祉士を題材にした絵本をオリジナルで作ろう!それを三泗支部の小学校や学童保育所などのこどもに関わる施設に配ろう!
でした。
不思議なもので、現役の社会福祉士の中にも、物語を書いたり、絵を描くのが得意な人がいたのです。
こうして、2024年4月から、私たち三重県社会福祉士会三泗支部は「絵本プロジェクト」を立ち上げ、完全オリジナルの社会福祉士による社会福祉士を紹介する絵本を作り始めました。
ちなみに三重県社会福祉士会三泗支部「絵本プロジェクト」のメンバーは、「行政職員」「病院の医療ソーシャルワーカー」「独立型社会福祉士」「スクールソーシャルワーカー」「介護支援専門員(ケアマネジャー)」で構成されています。
絵本「タナカさんとボクのくつ」が完成するまで
絵本を作る過程で、まず悩んだのは「どのあたりの年齢のこどもをターゲットにするか」でした。
社会福祉士が活躍するフィールドは多岐に渡ります。説明すると(大人にだって難しいのに!)こどもたちには、興味を持ってもらえないかもしれません。
そこで、「絵本」という形をとりましたが、ターゲットを小学校中学年に定めました。小学生に最も身近にいる社会福祉として、スクールソーシャルワーカーを題材に選びました。
この「絵本プロジェクト」メンバーの中には、現役のスクールソーシャルワーカーもいます。彼女は、
「学校に行くと、こどもたちが寄ってきて私の名札をじっと見るの。『先生はどこの人?』って聞いてくれるんだけど、『先生じゃなくてスクールソーシャルワーカーなの』と答えても、全然分かってもらえないの。だから、前からずっと、スクールソーシャルワーカーを説明する絵本があればいいと思っていたの」
と話してくれました。
まずは、おおまかな物語を書いて、この文章にはどんな絵を描くの?とイメージをすり合わせることから始めました。ひとことに「給食のシーン」と言っても、メニューはどうするの?トレイの色って今は何色なの?スクールソーシャルワーカー以外のメンバーは分からないことだらけです。
画材は、輪郭線をペンで書いて、塗り絵方式ですべて色鉛筆で彩色しました。一人ひとりの人物に心を込めて、丁寧に塗りました。
そして、絵本単体で見たときの出来栄えと、社会福祉士の技術や理論が食い違うことがないか、このシーンで描きたいもの、伝えたいものは何か、何度も何度も議論を重ねました。
全員、フルタイムでの仕事が終わってから、ご厚意で貸していただいた某施設の会議室に集まること合計33回。文章を書きなおしたのは9回。仕事が終わった18時に集まって、22時を過ぎても制作作業は続きました。
正直、もうこのままでは締め切りに間に合わないかもしれない、と「絵本プロジェクト」メンバーがくじけそうになったこともたくさんありました。
それでも私たちは、この絵本が、きっと誰かの手にわたって、「社会福祉士って人がいるんだ」「スクールソーシャルワーカーってこんなことをしてるんだ」「福祉の仕事って、素敵なんだ」と思ってくれる日が来ると信じて、制作作業を進めました。
これまでの活動の成果について
前述のとおり、三泗支部「絵本プロジェクト」は、三重県社会福祉士会30周年の記念プロジェクトとして行ったものです。
2025年3月28日。2024年度も残りわずかのタイミングではありましたが、無事に絵本は完成し、ようやく三泗支部内の小学校や学童保育所に寄贈することができました。
この様子は、NHKほか中日新聞、朝日新聞にも取り上げていただきました。
寄贈を行って、初めて分かった嬉しい誤算もありました。
絵本をパラパラとめくった教育委員会の先生方が、
「これは私たちにとってもすごくいい絵本です、私たちも福祉のことがよく分からないし、最も身近なスクールソーシャルワーカーのこともよく分かっていなかった。この絵本を使って、上手にスクールソーシャルワーカーさんに協力を求めることで、こどもたちを支えることができるかも」
とおっしゃっていただいたのです。
社会福祉士の認知度の低さを思い知るとともに、
やっぱりこの絵本「タナカさんとボクのくつ」を必要としている人たちはたくさんいるはず!
四日市市と三重郡のこどもたちだけでなく、もっともっと多くの人の手に届けたい!
とプロジェクトメンバー一同で決意を新たにしました。
「タナカさんとボクのくつ」の内容をお知りになりたいというお声を多数いただきましたので、読み聞かせの動画を作成しました。
6分17秒のシンプルな動画ではございますが、内容をイメージしていただければ幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
さて、私たちの夢はこれで終わりません。むしろ、絵本が完成して、ようやくスタートラインに立つことができたのです。
この絵本「タナカさんとボクのくつ」を寄贈しましたが、4つの自治体のどこでも、とても好評でした。驚いたのは、こどもたちだけではなくて、こどもに関わる大人たちも「こんな絵本がほしかった」と言っていただけたことです。
だからこそ、このクラウドファンディングを通じて、もっと多くの小学校、こどもが関わる施設や団体に私たちの絵本を届けたいのです。三重県だけでなく、隣の県にも、そして全国のこどもたちに。
1人でも多くのこどもたちと、こどもに関わる大人たちに、社会福祉士の仕事や社会的使命、そして魅力を知ってもらいたいです。
私たちは三重県社会福祉士会に所属していますが、社会福祉士会は各都道府県に組織されています。
寄贈先については、各都道府県社会福祉士会と連携し、寄贈を希望する小学校やこどもが関わる施設や団体などを募り、寄贈先の拡大を進めていきます。
すでに担当者レベルでは複数のお問い合わせをいただいていますので、「うちにもこの絵本がほしい!」のお声を、このプロジェクトと並行しながらどんどん集めていきたいと考えています。
そこで、皆様にお願いがあります。
このオリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」を増刷するために力を貸してください。
絵本は、たくさん印刷すれば単価が安くなります。
少しでも多くの資金を集めて、1人でも多くのこどもたちに絵本を届ける。この前代未聞のチャレンジに、ほんの少し、力を貸してください。
このプロジェクトを締め切ってから、いただいた資金で絵本を増刷します。
各学校や施設などに届ける作業を行い、2学期中にはこどもたちの手に絵本が渡るようにするのが目標です。
なお、この絵本は一般の販売はいたしません。
このプロジェクトでの増刷が最後の発行となりますので、どうかよろしくお願いいたします。
現在決まっている寄贈先
【小学校】
(三重県・順不同)
・三重県教育委員会 様
・三重県内市町教育委員会 様(全29市町)
(愛知県・順不同)
・愛知県教育委員会 様
・豊橋市教育委員会 様
・碧南市教育委員会 様
・津島市教育委員会 様
・刈谷市教育委員会 様
・安城市教育委員会 様
・蒲郡市教育委員会 様
・常滑市教育委員会 様
・尾張旭市教育委員会 様
・豊明市教育委員会 様
・弥富市教育委員会 様
・東郷町教育委員会 様
・扶桑町教育委員会 様
・飛島村教育委員会 様
・設楽町教育委員会 様
(岐阜県・順不同)
・高山市教育委員会 様
・多治見市教育委員会 様
・関市教育委員会 様
・美濃市教育委員会 様
・瑞浪市教育委員会 様
・恵那市教育委員会 様
・土岐市教育委員会 様
・飛騨市教育委員会 様
・海津市教育委員会 様
・神戸町教育委員会 様
・輪之内町教育委員会 様
・池田町教育委員会 様
・川辺町教育委員会 様
・白川町教育委員会 様
(静岡県・順不同)
・静岡市教育委員会 様
・熱海市教育委員会 様
・富士宮市教育委員会 様
・御殿場市教育委員会 様
・袋井市教育委員会 様
・菊川市教育委員会 様
・伊豆の国市教育委員会 様
・松崎町教育委員会 様
・森町教育委員会 様
(熊本県)
・熊本県立かがやきの森支援学校 様
【放課後児童クラブ】(お申し出順)
・社会福祉法人安濃津福祉会 様(放課後児童クラブ)、放課後等デイサービス)
・社会福祉法人日の本福祉会 様(放課後児童クラブ)
・津市学童保育連絡協議会指導員会 様(放課後児童クラブ)
・NPO法人あったかコミュRみえ 様(放課後等デイサービス)
・社会福祉法人三重県社会福祉協議会(子どもの居場所支援事業、福祉教育推進の支援)
【社会福祉士等(福祉系人材)養成機関】(お申し出順)
・鈴鹿医療科学大学 様
・ユマニテク医療福祉大学校 様
【関連団体】(順不同)
・公益社団法人日本社会福祉士会 様
・公益社団法人北海道社会福祉士会 様
・公益社団法人青森県社会福祉士会 様
・一般社団法人岩手県社会福祉士会 様
・一般社団法人宮城県社会福祉士会 様
・一般社団法人秋田県社会福祉士会 様
・一般社団法人山形県社会福祉士会 様
・一般社団法人福島県社会福祉士会 様
・一般社団法人茨城県社会福祉士会 様
・一般社団法人栃木県社会福祉士会 様
・一般社団法人群馬県社会福祉士会 様
・公益社団法人埼玉県社会福祉士会 様
・一般社団法人千葉県社会福祉士会 様
・公益社団法人東京社会福祉士会 様
・公益社団法人神奈川県社会福祉士会 様
・公益社団法人新潟県社会福祉士会 様
・公益社団法人長野県社会福祉士会 様
・一般社団法人山梨県社会福祉士会 様
・一般社団法人富山県社会福祉士会 様
・一般社団法人石川県社会福祉士会 様
・一般社団法人福井県社会福祉士会 様
・一般社団法人静岡県社会福祉士会 様
・一般社団法人岐阜県社会福祉士会 様
・一般社団法人愛知県社会福祉士会 様
・一般社団法人三重県社会福祉士会 様
・公益社団法人滋賀県社会福祉士会 様
・一般社団法人京都社会福祉士会 様
・公益社団法人大阪社会福祉士会 様
・一般社団法人兵庫県社会福祉士会 様
・一般社団法人奈良県社会福祉士会 様
・一般社団法人和歌山県社会福祉士会 様
・一般社団法人鳥取県社会福祉士会 様
・一般社団法人島根県社会福祉士会 様
・公益社団法人岡山県社会福祉士会 様
・公益社団法人広島県社会福祉士会 様
・一般社団法人山口県社会福祉士会 様
・公益社団法人香川県社会福祉士会 様
・一般社団法人愛媛県社会福祉士会 様
・一般社団法人徳島県社会福祉士会 様
・一般社団法人高知県社会福祉士会 様
・公益社団法人福岡県社会福祉士会 様
・公益社団法人佐賀県社会福祉士会 様
・一般社団法人長崎県社会福祉士会 様
・一般社団法人熊本県社会福祉士会 様
・一般社団法人宮崎県社会福祉士会 様
・公益社団法人鹿児島県社会福祉士会 様
・一般社団法人沖縄県社会福祉士会 様
リターンについて
★リターンなし(お礼のメールをお送りします、メールの内容はすべて同じです)
【登校班からありがとうコース】3,000円
【教室からありがとうコース】5,000円
【視聴覚室からありがとうコース】10,000円
【体育館からありがとうコース】30,000円
【運動場からありがとうコース】50,000円
★リターンあり(オリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」をお送りします)
【Thanks!の1冊コース】3,000円
【感謝!の3冊コース】8,000円
【大感謝!の5冊コース】12,000円
【感謝感激!の10冊コース】22,000円
1枚1枚に丁寧に描いて、みんなで色を塗ったこのオリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」は、必ずご満足していただけると信じています。
絵本は中表紙から奥付までで20ページです。絵本と言ってイメージする固い表紙のものではなくて、少し厚手の紙を表紙に使っています。
「結局、社会福祉士って何だろう?」と冒頭の疑問が解けないままだった方もいらっしゃると思います。答えはきっと、このオリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」にあります。
スケジュール
7月31日(木)23:59までご支援を受付させていただきます。
その後、印刷部数を確定し、新たに絵本を印刷して、10月中旬を目標に各地の小学校やこどもが関わる施設や団体、ご支援いただいた皆様にリターンを発送させていただきます。
最後に
このオリジナル絵本「タナカさんとボクのくつ」は、小学生のためにスクールソーシャルワーカーを取り上げています。こどもたちに社会福祉士の仕事や役割を知ってもらうとともに、こどもたちには「困っているときは誰かに助けてって言っていいんだよ」というメッセージも伝えることができると考えています。
この「絵本プロジェクト」を通じて、社会福祉士の仕事をより多くの人々に知っていただき、地域全体で福祉の大切さを共有できたら、私たち社会福祉士にとって、これ以上の喜びはありません。
皆様のご支援が、このプロジェクトの成功にとって何よりの力となります。
どうか、私たちと一緒に未来の福祉を支える一歩を踏み出していただけるよう、応援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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日本社会福祉士会全国大会で実践報告の発表をします!
2026/04/21 12:00みなさま、こんにちは!絵本プロジェクトの やまぎしみゆき(文章担当)です。新年度、お疲れが出てきたところでしょうか。ゴールデンウィークまであと少し!ですね。さて、本日はご報告です。昨年度、この絵本のクラウドファンディングを行うにあたり、日本社会福祉士会の全国大会のパンフレット類に、「クラウドファンディングやってます!」のチラシを入れさせていただいたのは覚えていらっしゃるでしょうか。(関連記事はこちら)あれから早いもので10か月が経とうとしています。この現役社会福祉士がゼロからストーリーと絵を描いて制作し、クラウドファンディングを活用して増刷してたくさんの人にオリジナル絵本を配った一連のソーシャルアクションを、今年の日本社会福祉士会全国大会で発表させていただくことになりました。発表にもいろいろな種類があるのですが、私たちがチャレンジするのは「ポスター発表」という種類のものです。「A0(ゼロ)」サイズのポスターに、私たちがやったこと(=実践)を報告する内容を1枚にまとめて、他の発表者と並んで壁などに貼ってもらって、足を止めていただいた参加者の人にプレゼン(=報告)をしていくタイプのものです。日本社会福祉士会全国大会は社会福祉士会学会を兼ねていますので、いわゆる学会発表みたいなスタイルもあるんですが…私たちが実践したのは絵本作りとクラウドファンディングでしたので、パッと視覚的に分かる「ポスター発表」を選んでエントリーし、無事に採択されたということです。日本社会福祉士会全国大会は毎年各都道府県で持ち回りです。昨年度は島根大会でした。正直、遠かったです。が、今年は、あ、青森大会…(さらに遠い…)。とはいえ、たくさんの人にお礼を伝える気持ちで、ポスター発表、頑張ろうと思います。ちなみにやまぎしは、全国大会に参加したことはありますが、発表者側に回るのは初めてです!たぶん、これからポスターを作成してくのも手探りで、時には投げ出したくなることもあるんじゃないかとドキドキヒヤヒヤしていますが、応援していただいた皆様のことを思いながら、頑張りたいと思います。 もっと見る
寄贈を終えた現在…どんどん絵本が広がっています!(その6)
2026/04/08 12:00こんにちは。絵本プロジェクトメンバーで現役スクールソーシャルワーカーのかとうとしえです。またしても、ばたばたしている間に年度をまたいでしまいました…。またしてもずいぶん前になってしまいましたが、2月11日(水・祝)に一般社団法人三重県社会福祉士会紀北支部主催の「教育と福祉の連携研修会」にて、「タナカさんとボクのくつ〜絵本製作の思いとソーシャルアクションの広がり〜」というテーマで、絵本プロジェクトのメンバーから三泗支部の廣瀬支部長と加藤の2人が登壇させて頂きました。会場は尾鷲市福祉保健センターで、私たちの住む四日市市から、高速道路を使って片道130km(!)、だいたい2時間程、南下したところになります。参加者は15名ほどと、少人数ではありましたが多様な職種の方に集まって頂きました。そもそもどうして絵本を作ることになったのか…から始まり、絵本製作に込めた思いや、クラウドファンディングのこと、そしてその後の活動と、配布後に頂いた意見や感想なども含めて、1時間程、お話しさせて頂きました。その後、3班に分かれて、参加者の皆様ならば、どのようにこの絵本を活用するか、グループで話し合ってもらいました。実は、この絵本についてのグルーワークは今回が初めてで、どんな意見が出るか?とても楽しみでした。参加者の中には、地域の小中学校の先生方もいらっしゃったので、ご自身の現場でどう活用したら良いか、具体的にイメージして、検討してもらうことができました。グループワークでは、「安心して相談できる大人が学校にもいることを知ってもらうのには、この絵本は良いのではないか」「中学生の道徳等で、教材として使えるのではないか」と言った意見がありました。また、同じような境遇の生徒がいるようなクラスの時は、配慮が必要になる、と言った、私達福祉職ではイメージできない、現場の先生ならではのご意見を頂き、私たちも大変勉強になりました。(そして、懲りずにまた原画展もさせていただきました…)今後も機会があれば、このような出前講座的な活動にも取り組みたいと思っています。今回は「お勉強」の会ではありましたが、もっとカジュアルに「絵本を作るってどこからスタートするの?」とか、クラウドファンディングの苦労話とかもお話しできると思いますので、ご要望があれば調整させていただきます。三重県社会福祉士会紀北支部の皆様、新しい気づきをありがとうございました! もっと見る
寄贈を終えた現在…どんどん絵本が広がっています!(その5)
2026/03/30 12:002か月以上ご報告の間隔が空いてしまいました。絵本プロジェクトメンバーで現役スクールソーシャルワーカーのかとうとしえです。去る12月19日(金)に、三重県内の児童養護施設に、私たちの絵本「タナカさんとボクのくつ」が寄贈される場面に、絵本プロジェクトのメンバーが立ち会わせて頂きました。話は少しややこしいのですが、もともと絵本プロジェクトの寄贈先の1つであった一般社団法人三重県社会福祉士会が、三重県内の児童養護施設に絵本を寄贈することになり、この寄贈はNPO法人子どもの自立を支援する会・くれよん様の仲介で実現したものでした。くれよん様は、児童養護施設で暮らすこどもたちの未来を支援する団体で、「社会福祉士さんたちとかかわりを持ちたい」という思いがあり、偶然私たちのクラウドファンディングを見つけていただいて、この児童養護施設への寄贈のセッティングを行っていただいたのです。当日は、三重県児童養護施設協会自立支援部会の会議の前に、贈呈式を行わせて頂きました。児童養護施設にも社会福祉士は働いていますが、職員の中心はやはり保育士さんです。今回の会議にも、それぞれの施設の保育士の方々が出席されていましたので、三重県社会福祉士会の平井会長から、ぜひ社会福祉士資格の取得も!と、期待を込めたメッセージがありました。くれよん様からは、児童養護施設を退所したこどもたちの支援を、今後拡大していきたいと考えていらっしゃるとお話を伺いました。三重県社会福祉士会としても、今回のご縁をきっかけに、児童養護施設とのネットワークをさらに強固なものとするとともに、退所したこどもの自立支援にもできる範囲で協力したい意向を伝えました。もちろん、一人ひとりの社会福祉士が、こどもへの伴走支援にもっと目を向けていくべき課題であることも確認しました。今回は、私たちが絵本を寄贈した団体が、別の団体に絵本を贈呈する、という形でしたが、オリジナル絵本というツールが、職種を越えた新しい架け橋になることを予感させるひとときとなりました。余談ではありますが、NPO法人子どもの自立を支援する会・くれよんの監事様からは、「絵本を見た瞬間にデジタル描画でないことは一目で分かったけれど、まさかオール手描きとは!」と驚かれたことも印象的な出来事でした。私たちは絵本を描くと言ったら、何も検討せずに画用紙を買ってきていしまったのです。それは絵本作家さんの原画展が脳裏に残っていたからなのかな?とも思いました。(そもそもデジタルの作家さんは原画展をしないのかもしれませんが…)そして、私たちも図々しくも会場をお借りして原画を展示させていただきました。さすが保育士さん!原画にも興味津々で、丁寧に観てくださいました。絵本が強くするネットワークの可能性をみせていただいた一日になりました。関係者の皆様、ありがとうございました! もっと見る







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