2か月以上ご報告の間隔が空いてしまいました。絵本プロジェクトメンバーで現役スクールソーシャルワーカーのかとうとしえです。去る12月19日(金)に、三重県内の児童養護施設に、私たちの絵本「タナカさんとボクのくつ」が寄贈される場面に、絵本プロジェクトのメンバーが立ち会わせて頂きました。話は少しややこしいのですが、もともと絵本プロジェクトの寄贈先の1つであった一般社団法人三重県社会福祉士会が、三重県内の児童養護施設に絵本を寄贈することになり、この寄贈はNPO法人子どもの自立を支援する会・くれよん様の仲介で実現したものでした。くれよん様は、児童養護施設で暮らすこどもたちの未来を支援する団体で、「社会福祉士さんたちとかかわりを持ちたい」という思いがあり、偶然私たちのクラウドファンディングを見つけていただいて、この児童養護施設への寄贈のセッティングを行っていただいたのです。当日は、三重県児童養護施設協会自立支援部会の会議の前に、贈呈式を行わせて頂きました。児童養護施設にも社会福祉士は働いていますが、職員の中心はやはり保育士さんです。今回の会議にも、それぞれの施設の保育士の方々が出席されていましたので、三重県社会福祉士会の平井会長から、ぜひ社会福祉士資格の取得も!と、期待を込めたメッセージがありました。くれよん様からは、児童養護施設を退所したこどもたちの支援を、今後拡大していきたいと考えていらっしゃるとお話を伺いました。三重県社会福祉士会としても、今回のご縁をきっかけに、児童養護施設とのネットワークをさらに強固なものとするとともに、退所したこどもの自立支援にもできる範囲で協力したい意向を伝えました。もちろん、一人ひとりの社会福祉士が、こどもへの伴走支援にもっと目を向けていくべき課題であることも確認しました。今回は、私たちが絵本を寄贈した団体が、別の団体に絵本を贈呈する、という形でしたが、オリジナル絵本というツールが、職種を越えた新しい架け橋になることを予感させるひとときとなりました。余談ではありますが、NPO法人子どもの自立を支援する会・くれよんの監事様からは、「絵本を見た瞬間にデジタル描画でないことは一目で分かったけれど、まさかオール手描きとは!」と驚かれたことも印象的な出来事でした。私たちは絵本を描くと言ったら、何も検討せずに画用紙を買ってきていしまったのです。それは絵本作家さんの原画展が脳裏に残っていたからなのかな?とも思いました。(そもそもデジタルの作家さんは原画展をしないのかもしれませんが…)そして、私たちも図々しくも会場をお借りして原画を展示させていただきました。さすが保育士さん!原画にも興味津々で、丁寧に観てくださいました。絵本が強くするネットワークの可能性をみせていただいた一日になりました。関係者の皆様、ありがとうございました!





