残念なんだよ。本当に。
大阪から移住した私たちにはこんな想いが日々渦巻いていました。
こんにちは。
「霧島応援フェス実行委員」の岩井です。
そしてその家族です。
私たちはコロナがきっかけで、子育てを最優先に考えて移住した「鹿児島県霧島市」。
しかも、標高が700mほどの霧島温泉郷の中に住んでいます。
日本でも有数の温泉地で、知名度も高いと考えています。
今の季節は色とりどりの花が咲き乱れ、還暦を迎えたこの年の男がこの地に来て初めて
「花が綺麗」と感じています。
春の桜も、大阪のようにソメイヨシノがドーンと咲き乱れるというよりも、山のあちこちに色彩豊かな桜が咲き、ふとすれば気付かないような桜も踏まえて冬の終わりを感じる色に山々が染まっていきます。
そして「ミヤマキリシマ」

夏には緑が生い茂り、なんなら道路を塞ぐほどの枝をしならせます。
当然秋にはその緑が色付き鮮やかな紅葉へと変貌します。
さらに激しい台風に見舞われることも多々ある地域で有名です。
その先には道路が凍結するような冷え込む冬が待ち構えます。
日本は四季があることは有名ですが、この霧島ではそれが際立って感じられる地域としてとても気に入っています。都会には都会の良さがありますが、山間部の激しさが体験でき、実は大阪とのアクセスもとても良いのです。
大阪から霧島へはアクセスも良好で
新幹線は鹿児島中央駅まで走っています。
フェリーさんふらわーも大阪南港から志布志港まで一晩寝て起きたら到着です。

飛行機に至っては、関空や伊丹空港で大阪から1時間のフライト、そして空港から温泉郷までは車で30分で到着します。
そんな自然豊かで刺激的な霧島が好きになって移住した私たちには、「もったいないなー」と思うことがたくさんあるのです。
街の素晴らしさと
来訪者の価値観は同じですが
地域の方々の認識とは温度差があります。
まさに「もったいない」感じがするのです(もちろん個人的感想です)
「魅力満載の街」と「昔は良かった過疎の街」の認識。
それが「残念なんだよ 本当に。」なんです。
しかし!
移住してきた私たちにも、何か、何かお役に立てないかと常々考えていたのです。
そして昨年、「第1回 霧島応援フェス」というイベントを開催しました。
もちろん今年もこのイベントの第2回を予定していますが、今回はそのプロジェクトではありません。
移住者の私たちにご縁を頂き、霧島の山間部で飲食店を始めました。
移住から2年目のことです。ご縁あって飲食店をはじめることになりました。
そこで気づいたことがあるんです。
「夜、外食を楽しむために出かける交通手段が無い」です。
霧島温泉郷のある山間部は、車社会ですからどこかでお酒を飲んでしまうと動けなくなります。
そうなんです。隣の店までが遠いのです。飲み歩けません。帰れません。
霧島温泉郷は風光明媚な温泉街ですが、他の温泉地に比べてエリアの広い温泉街なので
ホテル宿泊のお客様などは「飲み歩けない」わけです。なのでディナー営業している飲食店も少なく
霧島に来訪して霧島を満喫してもらうファクターが欠けている気がするわけです。
画像はイメージです
美味しいもの食べて温泉楽しんで。
旅行の醍醐味は、食、泊、温泉 です。
そして霧島で感動して帰って頂きたい!と考えるのです。

実は私はお酒が飲めません。はい。一滴も、です。
ですので、24時間、運転可能なんです。どこに行っても移動に困らないんです。
そこで考えました!
街の方々の移動をちょっと応援してみたらどうだろう?と。
自分は普通免許しか持ってませんから、大きなバスを動かすことはできません。
でも、まずは普通のミニバンとかでも役に立てるのではないか?と考えました。
こんな感じのイメージです。
とは言っても、それを事業にするにはもちろん大変でそんな簡単には始められません。
ところが、2023年に国土交通省よりの規制緩和があり、
お客様輸送の縛りが相当緩和されているではありませんか!?
これは活用しない手はない!といろいろ調べました。
もしかしたら 一定期間のみなら自分たちでの運営も考えられるのではないか?と閃きます。
そういえば
私たちが「この地に来てから始めたこと」の1つに観光事業がありました。旅館です。
その旅館にいろんな方が宿泊いただくのですが、そのお客様のお話から
「霧島国際音楽祭」を知りました。

この期間には、各宿泊施設に連泊されるお客様が多数来霧されます。
講師や受講生の方々は車のある方も無い方もこの期間の過ごし方を工夫されています。
私たちは「霧島で感動しよう」をコンセプトにしている
「キリシマスタイル」
というチームも作っていますが、まさに!
感動して帰って頂きたい。そして「キリシマ最高!」と宣伝してほしいwのです。
このプロジェクトの企画を早速持ち込みました。
「霧島国際音楽祭 友の会」の副会長、中堀清哲氏へ、です。
ご本人FBより
実はうちのお店へのお客様でもありますが、国際音楽祭の歴史、友の会の活動や歴史と現状、ご自身の考える次へのテーマや未来への希望などをご教授いただいたのはこの方からでした。
私たち移住者はこの街で過ごした年数は多くないので、逆にこの街に「気づく」ことも多いのです。
しかしどの街にも歴史があって、瞬間で見たものと歴史が積み重なったものは意味が違うのです。気づいたから正しいわけではなく、気づいた時にその意味を知ることが大事だと考えていますが、その歴史を教えていただいた方でした。
改めて来店いただき、企画の説明をいたしました。 概ね 賛同頂き次に進みます。
何かと私たちのサポートをいただける方々は、ありがたいことにいろんなタイミングで助けて頂きます。
昨年「霧島市議会だより」への取材を頂き掲載いただきましたが、それもこの方がきっかけでした。
現市議会議員の野村和人氏です。
ご本人FBより
本企画に対して的確なポイントをいくつかご教授いただき、霧島市への後援要請を行いました。
この度、無事に霧島市の後援が決まり、具体的に動き出すのですが時間が余りありません!
ぜひ町おこしになる可能性があるこの企画を応援してください。
霧島市の後援をいただきました!
フレンドリーな移動を目指したい!
ただ移動として走らせるのではなく、まちの魅力や楽しみ方も伝えたいと考えます。
なので、この移動者の名前を「エンジョイ霧島号」と名付けました!
ロゴマークも楽しそうなものを作りました!
エンジョイ霧島号 企画概要
実施時期は7月18日から8月3日まで
走る時間は毎日13:00〜22:00。
コースは霧島温泉駅、霧島温泉郷、霧島神宮駅を結ぶエリアにポイントを作る(1周1時間イメージ)
寄港ポイントとなる宿泊施設を募集する。
予約は必要ないが乗れない場合次の便を待っていただく。
宿泊施設に泊られている方を中心に乗車いただく。
乗車にはパスが必要。このパスは寄港宿泊施設のみ発行できる。
ドライバーは募集するが、ホスピタリティを基準に選考する。
詳細はまだまだ決めることも出てくるでしょうが、PRにつながる前提で進めていきます。
走らせられるか!エンジョイ霧島号!
簡易的な支出予算では収入は?
このクラファンとは別に直接の協賛のご協力を街の方々にお願いすることになります。
そしてこの活動を「知ってもらいます」。
この音楽祭に参加する方は全国、世界から合わせて約150名ほどのイメージです。
それが17日間続きますから、延べ2500名を超える地域への来訪者へのホスピタリティーを
発揮することでどれだけの宣伝効果を持つか?どれだけのスピンオフ企画を作れるか?
ここにワクワクする方々を集めることが今年の一番の効果となることでしょう。
実行委員で挑みます!
この企画は、昨年第1回を開催した「霧島応援フェス」の今年度の実行委員が中心に挑みます。
チーフプロデューサーは「祁答院 康介」
ご本人FBより
彼はダンサーで、大阪からの移住者です。ご夫婦での移住です。
東京、大阪でダンサーで構成されるクリエイティブチームを活動させてます。
そして、企画、ドライバーで参加予定の「佐藤幸大」
霧島出身の舞台俳優です。
彼は霧島生まれ霧島育ちの若き俳優です。
今年12月には自身が監督総指揮を務めるミュージカル「メラクと3つの魔法」のミュージカルを開催予定の10代!?です。彼の声は人を魅了します。そしてそんな彼も同乗予定です。
今回のグラフィックデザイナーをご紹介します。
カートゥーンでPOPなイラストを得意とする、
イラストレーターCARTOON WORKS YELLOW(CWY)のG0R1。



昨年オーストラリアメルボルンでの個展に挑戦し、日本に帰国![]()
今年は壁画にも積極的に挑戦中!
一昨年には、霧島でのマルシェへの参加経験もあり。
改めてロゴを上げておきます!

そんな楽しい仲間と楽しいリターンを考えたので楽しんでいただきたいです。
現在の準備状況
レンタカーの手配や、マップの作成、ルートの確定やドライバーの募集、寄港地の選定など
盛りだくさんで準備中です。
リターンについて
あとあと思い出していただけるような思い出深いリターンを中心に構成中です。
続々後からも追加予定です。
スケジュール
5月 霧島市後援の取得
6月 クラファン公開期間、レンタカー手配等
6月 末でクラウドファンディング終了
7月上旬 ルート確定 ドライバー確定
7月 エンジョイ霧島号スタート!
応援メッセージを続々頂いてます!
その1
霧島市議会議員 「野村和人氏」

霧島市で生まれ、育てて頂いた私ですが、6年ほどだけ通学と就職にて関西圏で生活致しました。
若い頃の一時期は都市部も楽しいのですが、「やっぱり!ふるさと!」という事で帰ってきました。
が、帰ってきて もう!27年程になります。
移住者の方々からの目線は、率直に霧島の魅力を感じ発信して頂けます。
率直に感じられた本当の魅力発信を、今後も共に応援していきたいと思います。
今回の具体的取り組みの「エンジョイ霧島号!」
皆様のご協力よろしくお願い致します。
いつも親身に対応していただき感謝しております。
微力ながらも、市のお役に立てるように進みます!
その2
Origin Base 代表 「磯脇 一基氏」
このキックボードのレンタルをしています。
霧島市で生まれ、霧島市で育って今年で36歳です。
たくさんお世話になってきたこの町はすごく風光明媚な場所で大好きな町です。
ただ、もったいないのは、人手不足もあるのでしょうが、観光をうまく活かしきれていないこと。
観光がもっと盛り上がれば、もっと栄えるのにと宿泊施設やレンタカー会社に向け電動キックボードのレンタル・販売の会社を昨年立ち上げました。
色々と戦略を立て情報を集める日々の中で、このエンジョイ霧島号を知り、霧島の魅力を発信することで、霧島最高だったと感動して頂くコンセプトに共感し、是非応援したいと感じました。
ぜひ、霧島の魅力を五感で体感し、目一杯楽しんで感動してください。
霧島でお待ちしております。
地元出身での目線で観光のサポートを考えている彼との目線は合致しています。
他にも何かとサポートいただく予定で心強い味方です!
その3
霧島国際音楽祭 友の会 会長 「中堀 清哲氏」

これまでの『霧島音楽祭きりしま友の会』は霧島の『食』を中心に音楽祭をサポートしてきましたが、
高齢化等の問題でサポート体制が危機的です。
エンジョイ霧島号は音楽祭のみならず、霧島観光の弱点を補強する事になり得ます。
友の会としては可能な範囲でこの事業を応援したいです。
長年、音楽祭をサポートしてこられた実績と近況を伺い、新たな切り口を提案できればと進んできました。
これからも共に歩めればと考えています。
その4
株式会社前田産業 代表取締役 「前田嘉郎氏」

霧島温泉郷の魅力をたっぷり楽しめる循環バス、すごくいいアイデアですね!
温泉や自然、美味しいごはんをゆったり楽しめるチャンスが広がって、
観光客の方もきっと大満足だと思います。応援しています!
この地域で温泉事業に取り組まれて60年余り!
温泉に関するプロフェッショナルな方に賛同いただき引き締まる思いです。
最後に
魅力たっぷりの霧島温泉郷で感動して頂きたい!
その想いは自分たちだけではありません。街の方々ももちろん皆んな同じ想いです。
少しでもそれが来訪者に伝わることができるツールになるならば、この企画は成功となります。
そんな「第1歩」をぜひ応援してください!
日本中で同じ問題があると思います。
「無いものを始める」のは勇気が必要です。
その勇気は移住者が持ち合わせていることが多いのです。
角度の違う方々が手を組んで同じ方向に向かう強さを実感しましょう!
最新の活動報告
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緊急のご報告。
2025/07/11 18:20エンジョイ霧島号 発車!企画にご賛同、応援いただいた方々へご報告です。18日からの発車に向けてMAPの作成時刻表の作成レンタカーの手配ロゴ帯付きの手拭いTシャツのプリントなどを進めてまいりました。試走も何本も走り、地域の飲食店へも告知を始めていました。各ホテルへの挨拶回りも始めて、拒否されることもありましたが、絶賛応援もいただいたりしていました。そんな中、発車前に苦渋の決断を迫られました。結果としてエンジョイ霧島号の発車を順延することにしました。理由は1つだけです。「新燃岳の噴火による降灰」です。地元の方々でさえも、ここまでは初めて!と言われる降灰です。牧園地区では運よく豪雨の夕立があり、一応流れましたが相当な量でした。それでなくても「7月5日説」や「地震のニュース」で鹿児島県全体の観光業は厳しい環境に置かれています。私たちのエンジョイ霧島号は、それ自体が観光客を直接増やすものではなく、すでに来られている方の満足度をあげようという企画です。そして、アクティビティーですので「安全な運行」が一番求められます。しかし今日現在も新燃岳の噴火は終わっていません。7日に一度止まった!と報道ありましたが数時間後にはまた噴火しています。噴火していることは年中ある、と地元の方も言われていましたが、夏の風向きはこちら側への降灰の確率が高いという意見もあり、17日間を予定していた霧島号の安全な運行に翳りがあるのが現実です。少しでも不安があれば躊躇してしまいます。このまま何事もなく日が経てば、残念な思いがさらに湧いてくるとは考えますが、勇気を持って「順延」といたします。ここまで作り込んだものですので、スケジュールさえ決まればいつでも再度の発車は考えられます。改めて発車するその日まで、楽しくお待ちいただければ幸いです。引き続き私たちのエンジョイ霧島号を応援してくださいませ。 もっと見る
ホテル回りをしています!
2025/06/14 22:16エンジョイ霧島号は「霧島で感動してもらいたい!」というコンセプトです。なので、本当は来霧の方々に対してのサービスですがそこに直接アプローチするより、宿泊施設などを通じて声掛けすることでより接点が増えて双方が喜ばしい時間になれば良いなーと考えています。ですので、今回は、施設の方に協力いただけるようにお声掛けしています。すると想定通りですが、絶賛いただける施設様、こういうのを待っていた!な感じとめんどくさいもん持ってきたなー!なネガティブな感じです。勿体無い霧島を考える私たちにはその現状は想定内ですが誰が本気でキリシマを良くしようと考えるかなんだろうなーと考えるとともに良いキリシマってどんな感じかなーってのも思いを巡らせながら、隙を見て回っております。仲間が増えたら良いなーとだけ考えて。 もっと見る
レンタカーの手配完了!
2025/06/09 20:38霧島で感動して帰ってもらいたい!そんな企画である「エンジョイ霧島号」その肝となるのは、皆さんを運ぶ10人乗りのレンタカーです。そのレンタカーですが、「10人乗り」が理想です。レンタカーで借りられる最大人数(1種免許で動かせるもの)です。期間中、通しで借りられるのが理想ですが、人気のレンタカーですし、夏休みでもありますので、途中は通常のミニバンでも対応できるようにと考えてきました。今回、レンタカーを依頼するのは100円レンタカー 霧島隼人店様です。ある程度計画が固まってから、と思って先日やっと予約に伺いました。なんと、期間中 全部ハイエースで押さえることができました。白いハイエースにサイドにロゴ入りのエンジョイ霧島号が街を走るイメージでワクワクしてきましたねーまた進捗はお知らせします!お楽しみに! もっと見る




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