
レモンブリーズの建物は不思議な性質を持っています。
長く愛情を持って使われると、 その建物自体が命を宿すのです。
4巻に登場するカボラの治療院も、 愛情を受けて「コッティ(Cottie)」という存在になりました。
これは「モノ」を大切にする 日本の伝統的な考え方にも通じるものがあります。
つくり手の想い、使い手の愛情、 時間の積み重ねによって、 物に魂が宿るという思想。
現代の大量消費社会では忘れがちな、 「モノ」との関わり方を レモンブリーズの世界から学べるかもしれません。
私たちの身の回りのものにも、 もっと愛情を持って接したら、 何か変化が起きるのではないでしょうか。

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