イケダさんが【虹の欠片が刺さったままで】のタイトルを公開しはじめたときに、まさにタイトル通りの出来事が自身にもあり、ずっと投稿を自分に重ね合わせながら拝見していました。
写真集の全容を拝見してもなお、やはり自分自身の境遇と重ね合わせて見てしまいます。
過去は全て変えられないものですが、生きていると変えたい過去や戻りたい過去が生まれるタイミングがあります。
その度に、朝起きたときに感じる胸の痛みが増していく感覚がありました。
そうか、これは虹の欠片が刺さっていた痛みだったんだ。
これからもこの痛みは消えないでしょうし、大きくなるでしょうし、増えてもいくでしょう。
それでもイケダさんの写真を拝見する度に「これは虹の欠片なんだ」と思えていることが救いになっています。
林 様




