
志賀理和氣神社鎮守の杜再生にご支援賜り、心より御礼を申し上げます。
皆様のご支援により植樹された木々は将来、立派な森になる予測です。
伐採は一瞬でも、森を育てるには相当の時間を要します。
今、植えることで20年から30年後にやっと森へと成長するのです。
これでも森づくりとしては非常に早い速度なわけですが、森づくりの大変さを改めて感じる一つの要因です。
しかし、その時間は楽しみでもあります。
森になるには長い時間がかかるとはいえ、日々何か新しい成長を感じます。
木々の枝が身長を超えるほど高い位置になっていたり、1本の木の枝が両腕を広げても届かないほどのびていたりと少しずつですが、確実に大きく太く成長しています。
また、この森を生きる場として訪れる生き物たちも見違えて多くなってきています。
中には害虫に分類されるものもありますが、自然の中に生きる者たちの拠り所になっていることは確かです。
我々の目指す生物多様性の森、そして、この地に適した潜在自然植生に基づく森に一歩一歩近づいています。
鎮守の杜を新たに作り育てる上で、何より大事なことは、この森づくりにはご支援くださった皆様、植樹に携わってくれた皆様の思いが込められていることです。
神社は祈りの場です。
皆様のあたたかな思いに満ち満ちた森に囲まれ、神社は悠久の時を歩むのです。
本日掲載した写真は、植樹祭の際に小さなお子様が掛けてくれた「希望の木札」です。
まだ文字を書けないお年だったのでしょう。もしかしたら植えたことを忘れてしまうかもしれませんが、この子が植えた木がここにあり、皆様の思いがここにありつづけるのです。
皆様と共に未来に向けた森づくりを精一杯進めて参ります。
今後ともお心寄せ下さいますようお願い申し上げます。
志賀理和氣神社宮司 田村寛仁



