今回ご紹介するのは、昭和42年(1967年)に撮影された古平町・琴平神社例大祭の貴重な一枚です。写真に写っているのは、神輿渡御の先導役である猿田彦。長い髪と仮面をまとい、一本足の高下駄を履いて、まだ舗装されていなかった参道を力強く歩いています。
特に注目すべきは、沿道に焚かれた篝火(かがりび)の存在です。現在では見られなくなったこの光景は、当時の神事の荘厳さと地域の信仰心の深さを今に伝えてくれます。時代とともに少しずつ姿を変えてきた祭りの風景。その変遷を知る手がかりとして、この写真は大変貴重な記録です。
地域の記憶と誇りを未来へ受け継ぐために。こうした歴史的な資料も、私たちの活動の大切な柱となっています。





