
能登で復旧復興支援をした経験のある方なら共感してもらえると思うんですが、お手伝いの時間以外は、遊んだり楽しんだりする時間はあるんですね。
でも、その様なことを取り上げるメディアは少ない気がします。日常的なことは、注目を浴びない(≒メディアの売り上げに繋がらない)からでしょうか。
非日常は注目を浴びるので、最初の頃は支援も集まると思うんですね。でも、ヒトは慣れる生き物だから、ヒトモノカネの支援が段々減っていくのは当たり前。自立を阻害する要因となるから、支援は減らした方がいいと考える支援者もいます。
復興期においては、「遊びに来られるし、みんなで日常を楽しんでいるよ、でも人手不足だから手伝ってほしい」という能登からの情報発信を増やした方が、ヒトが集まるのではないでしょうか。
非日常の発信ばかりだと、能登の外にいるヒトは「まだ行ける状況じゃない」になってしまい、能登にヒトは集まらない。
そもそも、支援者が遊んだり楽しんだりしないと、被災者は遊んだり楽しんだりしにくいかなと。楽しいことがないと、頑張るのは難しい。だから、能登へ行くヒトは被災地に敬意を払った上で、精一杯遊んで楽しんだ方がいいと思う。
こういうの、学生は得意なんですよね。
復興期においては、潜在的な支援者側の視点で考えた方が、ヒトは集まる気がします。






