のと里山空港の定期運航便が再開した令和6年のゴールデンウィークに、珠洲市在住の友人から「能登は落ち着いたから、キャンプ場でバーベキューを楽しみながら近隣のお手伝いしない?」とのお誘いが。
石川県で行ったことがあるのは金沢までで、能登へ行った経験はありませんでしたが、自分が関わった場所を見ておきたいと思い、参加することに。
奥能登へ行く準備のため、インターネットで情報を集め始めたところ、発災から5ヶ月経っているのに、滞在に必要な情報が見つからない。掲載されている情報は、明らかに発災前で役に立たなそう。マスメディアから伝えられるのは、被災地の大変な状況ばかり。
水は使えるのか、トイレは使えるのは、入浴はできるか、洗濯はできるのか、飲食物は買えるのか、日用品は買えるのか、などなど知りたい情報は沢山あるのに、見つからない。
イベント参加者によるMessengerグループでの情報交換で、何も用意しなくても大丈夫そうとの結論になり、羽田空港からのと里山空港へ。
地理感がないので、ルートはカーナビだより。でも、車載カーナビやNavitimeは通行止め等が反映されておらず、役に立たない。交通規制情報が一番反映されていたのが、Googleマップだったので、Googleマップを頼りに目的地の木ノ浦野営場へなんとか到着。
でも、Googleマップの店舗情報が不正確。明らかに休業なのに、営業中表示ばかり。公衆トイレの場所や使えるのかも掲載されていない。地元のメンバーから情報を収集するも、地名や店名など現地に精通しておらず、Googleマップがないと何もできない。
Googleマップの投稿や修正に取り組む人がいないなら、自分でやるかなぁと、奥能登をローラーして店舗の情報を集め、営業状況の更新やクチコミ投稿。併せて、奥能登2市2町のオープンデータからトイレ情報を集め、位置や稼働状況の投稿も。
トイレマップは比較的上手くいったと思いますが、誤った緯度経度や古い情報をオープンデータとして公開している自治体に翻弄されました。住所から探そうにも、そもそもGoogleマップは登録されていない住所が沢山あるんですね。
Googleマップの更新は、支援者の役に立つだろうと頑張り始めた矢先、店舗のクチコミ投稿は、投稿頻度が高いと非公開となることが判明。スパムフィルターが適用されたと推測。自分で観光サイトのようなものを作るしかないかな、とGoogleマップの更新は早々に諦めることに。






