
猫の相談で最も多いのが子猫の相談。
猫風邪ひいて目がぐちょぐちょになってたり、傷口にウジ虫が沸いた状態で見つかったり、中にはへその緒や胎盤がついた状態で保護される子もいます。
私のところにも訳あり子猫がやってきます。
ただ、中にはどうしても救えなかった子もいます。
あの手この手でなんとか生きてと願ってみても、目の前でどんどん衰弱していくさまを見ながら、悔やんでも後悔してもどうあがいても亡くなっていく。
冷たくなった小さな身体をさすりながら涙を流して思う。
救ってあげられなくてごめんね、と。

そんな辛い経験を胸の中に抱えたまま、目の前にある小さな命と向き合う現状。
そうやって繋げてきた命だからこそ、この子たちの里親になる方にはしっかりと考えてお迎えしていただきたい。
単に可愛いからとか、自分がさみしいからとか、そういうんじゃなく、迎えるその子のプラス面マイナス面もひっくるめて受け入れられる、そんな里親さまに繋げてあげたいと思ってます。






