自己紹介
はじめまして、mick(みっく)です。僕は現在アーティスト活動をしているAsuka Louisという名前でも活動しています。
活動の原点は、17歳の頃。アメリカ・アリゾナ州の高校に留学していた僕は、「mick」としてYouTubeをスタートしました。留学中の日常をVlogにして投稿し続けるなか、2020年2月に公開した「アメリカのホームレスに大量のハンバーガーを配ってみた」という動画が大きな反響を呼び、僕は一躍インフルエンサーとして注目されるようになりました。
しかし、間もなくコロナ禍に突入。2020年3月、日本への強制帰国を余儀なくされました。帰国後、留学という非日常性を失い、YouTubeを辞めることも考えましたが、それでも「誰かの力になりたい」という思いで活動を続けました。
当時18歳だった僕は、自分でステッカーを制作し、1枚567円で販売。567=「ころな」と読める語呂にかけて売り出したこのチャリティー企画は20万円以上の売上となり、全額を日本財団に寄付しました。
(412名分のステッカーを一人で梱包、日本財団から頂いたメッセージ文)
そして2020年9月、再びアメリカ・ユタ州のBYUという大学の語学プログラムに参加し、留学生活を再開。その中で制作した「Asian Racism Social Experiment | What Would You Do?(アジア人が差別されたら、周りの人はどうする?)」という社会実験動画が世界的に拡散され、1300万再生を超える反響を呼びました。

Asian Racism Social Experiment | What Would You Do?
ですがその反響のなか、僕は自分のルーツと向き合わざるを得ない瞬間を迎えました。僕は日本生まれ日本育ちですが、国籍は韓国。日本人でも韓国人でもあるというアイデンティティの狭間で揺れ続けていました。あるメディアが僕のことを「韓国人YouTuber」と紹介したとき、心の奥に刺さるような違和感と痛みがありました。自分でも整理しきれていないアイデンティティに、他者の言葉でラベルを貼られることの苦しさを痛感しました。
その葛藤もあり、僕はmickとしての活動に一度終止符を打ちました。
その後、2021年8月から「Asuka Louis」という名前で本格的に音楽活動をスタート。けれど、理想と現実は大きく違いました。地道に音楽を作り続けた4年間、大きな結果は出ず、ファンは徐々に離れ、再生数も減っていきました。

一方で、かつてのmickとしての活動を懐かしむ声が、何年経っても届き続けていました。「またmickの動画が見たい」「あの頃のVlogをもう一度観たい」という声が、今もずっと。
僕はずっと葛藤していました。mickという過去のブランドを利用してAsuka Louisの音楽を広めることは、ずるいことなんじゃないか? 本気で音楽をしている人に失礼なんじゃないか?そんな声に怯えて、僕はmickという存在を封印していたんだと思います。
でも、本当はただ、「否定されるのが怖かった」んです。「ダサい」「卑怯だ」と思われることが、怖かった。
でもある日、鏡に映る自分に、自然とこう声をかけていました。
「お前、すごいな」「たしかにダサくてクズな部分もあるけど、それでも俺はそんな自分を愛してるよ」
その瞬間、自分自身をようやく肯定できた気がしました。
僕はもう一度、mickとしてYouTubeを再始動します。でもそれは「過去に戻る」のではなく、「夢に向かって進む」ためです。
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僕の夢は、アーティストとして成功することです。そのためにもう一度影響力を持ち、自分の音楽を届けるチャンスを増やしたい。それが、このクラウドファンディングの原点です。
mickの復活は、僕の音楽活動のためだけではありません。何年経っても、mickの動画を待ち望んでくれている人たちがいる。その声に、今こそ応えたい。だから、僕はmickとして、再び世界を旅し、Vlogを作ります。
その最初の舞台が、アフリカです。
プロジェクトの目的
僕が今回アフリカでVlogを撮影し、mickとして再始動する理由は、ただYouTube活動を再開したいからではありません。このプロジェクトには、3つの明確な目的があります。
① アーティストとしての影響力をもう一度築くため
Asuka Louisとして音楽活動を続ける中で、どうしても感じてきた壁が「影響力」の不足です。今の時代、どれだけ良い音楽を作っても、それを届けるための力がなければ、誰にも聴いてもらえない。
かつてmickとして1300万再生以上の動画を作ったように、僕には「人の心を動かす映像」を届ける力があると信じています。Vlogという形で再び多くの人の心に触れられたなら、その延長線上に、Asuka Louisの音楽もきっと届くと信じています。
これは、自分の音楽を諦めないための挑戦でもあります。
② 応援してくれていた人たちへの恩返し
mickとして活動していた時期、画面の向こうで応援し続けてくれた人たちがたくさんいました。僕が苦しい時、コメントやDMで何度も救ってくれた人たちです。あの頃、「いつかもっとすごい景色を見せる」と言っていた自分の言葉を、僕はまだ実現できていません。
もう一度mickとして立ち上がり、世界中の景色とストーリーを届けることで、「あのとき応援してよかった」と思ってもらいたいんです。
③ 現地のリアルな声と暮らしを、日本に届けるため
アフリカには、僕たちが想像もできない日常があり、希望があり、そして課題もあります。でも、現地の人の声はほとんど届いてこないし、届いても偏ったイメージで語られることが多い。
だからこそ、リアルな声を拾い、リアルな目線で届けることに意味があると思っています。人と人との距離が分断されがちな今の時代だからこそ、「感じること」「共に笑うこと」「知ろうとすること」に価値がある。
僕のVlogを通して、ほんの少しでも「遠いはずの世界が近く感じられる」きっかけになればと願っています。
リターンについて
このプロジェクトでは、応援してくださる皆さまに感謝の気持ちを込めて、以下のリターンをご用意しました。
どれも「一緒にこの旅を歩んでほしい」という気持ちから生まれたものです。ぜひ、あなたに合った形でご参加ください!
No.1 【1,000円】Mickからお礼メッセージ
応援いただいたその気持ち、映像をつくる原動力になります。 感謝の気持ちを込めて、お一人ずつお礼のメッセージをお送りします。 よかったら、備考欄にて僕に聞いてみたいことや伝えたいことを書いてもらえたら嬉しいです。
No.2【3,900円】Mickからの感謝のメッセージ動画
あなたのご支援に心からの感謝を込めて、Mickが支援くださった方に届ける特別なメッセージ動画です。
プロジェクトへの想いや、アフリカへの出発前の熱い気持ちを、まっすぐお届けします。
※動画のSNS公開はご遠慮ください。
No.3【10,000円】動画にクレジットを入れる権利
アフリカでの全行程を終えた後に制作する「総集編動画」のエンドクレジットに、あなたのお名前を掲載いたします。
画面に映るその名前は、Mickにとっての“仲間の証”です。
心と記録に残る、特別なカタチで参加できます。
※掲載名は備考欄でご指定いただけます。
No.4【25,000円】Mickとのビデオ通話権(30分)
プロジェクトに参加してくださったあなたと、30分Mickが直接1対1でお話しするビデオ通話の機会です。
(枠①:7月2日(水)16:00〜18:00)
(枠②:7月2日(水)19:00〜21:00)
(枠③:7月2日(水)22:00〜24:00)
(枠④:7月5日(金)21:00〜23:00)
(枠⑤:7月6日(土)0:00〜2:00)
(枠⑥:7月6日(土)10:00〜12:00)
(枠⑦:7月7日(日)0:00〜2:00)
(枠⑧:7月7日(日)10:00〜12:00)
(枠⑨:7月7日(日)13:00〜15:00)
(枠⑩:7月7日(日)16:00〜18:00)
(枠⑪:7月7日(日)20:00~22:00)
全11枠からお選びいただけ、それぞれの枠は3名限定の貴重なプライベートセッションです。
あなたのお話、ぜひ聞かせてください!
画面越しでも繋がる心、特別な時間を一緒に楽しみましょう。
※追記(2025/5/26)
早々にご支援いただき、誠にありがとうございます。
こちらのリターン内容に一部誤りがございましたので、以下に訂正とお詫びを申し上げます。
【リターンの日付についての訂正】
(枠①)7月2日(水)16:00〜18:00
(枠②)7月2日(水)19:00〜21:00
(枠③)7月2日(水)22:00〜24:00
(枠④)7月4日(金)21:00〜23:00
(枠⑤)7月5日(土)0:00〜2:00
(枠⑥)7月5日(土)10:00〜12:00
(枠⑦) 7月6日(日)0:00〜2:00
(枠⑧) 7月6日(日)10:00〜12:00
(枠⑨) 7月6日(日)13:00〜15:00
(枠⑩) 7月6日(日)16:00〜18:00
(枠⑪) 7月6日(日)20:00~22:00
※いずれの時間帯も【日本時間】となります。もし今回の記載誤りにより、リターンをご支援いただいた後にご都合が合わなくなってしまった方がいらっしゃいましたら、個別で日程調整も可能ですので、お気軽にご連絡ください。
この度は混乱を招いてしまい、誠に申し訳ございません。
スケジュール
今回のVlog撮影は、2025年8月2日から8月24日の間で、2〜3週間ほどアフリカに滞在して行う予定です。
※追記(2025/6/27)
当初、2025年8月にアフリカへ渡航する予定で準備を進めておりましたが、諸事情によりやむを得ず出発時期を9月〜10月に変更させていただく事となりました。
現在プロジェクトに向けた準備を着実に進めておりますが、想定以上に多くの調整事項が発生しており、しっかりと準備を整えた上で今回のプロジェクトを実現するために、少しだけ時間を頂く判断を致しました。
改めまして、皆様からのご支援に深く感謝申し上げるとともに、より良い形で今回のプロジェクトを実現できるよう、引き続き誠心誠意努めてまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。
最後に
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
過去の自分と何度も向き合い、悩み、葛藤しながらようやく辿り着いたこの挑戦は、僕にとって「もう一度自分を信じる」ための一歩です。
たとえ泥臭くても、かっこ悪くても、それでも前に進む姿を見せることで、誰かの背中を押せたらと思っています。
僕は、もう一度mickとして、そしてアーティストAsuka Louisとして、夢を叶えるために挑戦します。
このプロジェクトが、また誰かの心に火を灯すきっかけになれたら嬉しいです。
どうか、応援よろしくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る【ご報告】ガーナからの帰国、再始動日の決定について
2025/12/01 10:25お久しぶりです、Mickです。この度、改めまして皆様に2点ご報告があります。まず1点目。10月24日から11月4日までの12日間ガーナに滞在し、無事日本に帰国しました。総評としては、本当に素晴らしい経験を積むことができました。「可愛い子には旅をさせよ」という有名な言葉。 僕は以前からこの言葉を自分なりに解釈してきましたが、今回の旅を通じて、その意味がさらに深く腑に落ちた気がします。正直僕は、日本の生活に慣れてしまっていました。日本がどれほど恵まれ、素敵な国であるかという事実は頭では理解していても、日々の当たり前の生活の中で基準となり、感謝の気持ちは薄れ、いつの間にかその「豊かさ」から目を背けてしまっていました。しかし実際に現地での生活を目の当たりにし、彼らと触れ合う中で私は「自分がどれほど普段の生活に慣れきっていたのか」を痛感すると共に、より広い視野(wide perspective)を得ることができました。文字で得る情報と実際に現地に出向いて体験することには雲泥の差があり、「百聞は一見にしかず」とはまさにこのことだと思いました。現地でどのような生活を送りどこに苦労したのか、もっと詳細をお伝えしたいところですが、それは動画でのネタバレになってしまうので敢えてここでは詳しく綴りません。この度の経験はかけがえのない人生の財産となり、今後歩む人生において大きな助け、そして大切な「お守り」になると確信しています。自分の人生の軌跡の中で増え続ける「記憶の保管庫」に、今回のガーナでの景色と経験を大切にしまっておこうと思います。そして、2点目。ガーナ編の動画公開日、すなわち「Mick」としての再始動日が決定しましたのでご報告します。Mick 再始動日(予定):2026年5月16日約半年後、ついに本格的に再始動します。本来であれば今年中の動画公開を予定しており、それに伴いリターン項目の一つであった「ガーナ総集編動画にクレジットを入れる権利」も同時期の公開予定としておりましたが、こちらを大幅に延期することとなりました。該当のリターンを選択された方には、既にCampfireのメッセージにてお詫びと理由をご連絡させていただきましたが、改めて活動報告という形でも理由をお伝えさせてください。正直なところ編集スピードには自信があるので、サクッと動画を作って公開することは可能です。 でも僕は今回、それをしません。本気で「映像」を作りに行きます。引退前に活動していた当初、僕は動画のほとんどを「商品」のように捉えており、いわゆる消費者と生産者の関係で成り立っていました。当時の僕はカメラの知識も乏しく、編集力だけでカバーしていた部分が多々ありました。しかし、一度YouTubeを引退し、Asuka Louisとしてアーティスト活動をする中で自身のMVの監督兼編集を担当した際、映像に対して抱いた感情は「作品を創造する」ということでした。要するに、当時のMickは動画を「商品」として作ることはあっても、「作品」として手がけたことはあまりなかったのです。 私はそれを変えたい。もっと映像を愛し、そしてそれを観て欲しい。今回の再始動にあたり、音楽の世界で必死に踠き足掻いた結果生まれた「芸術」という新たな概念を持った今、僕は本気で今回の『Mick in Ghana』を一つの作品として創造していきます。もちろん中にはエンタメ系の動画もありますので、全てをアート作品にするわけではありませんが、今回は以前のMickとは違い、カラーグレーディング・撮影知識/技術・マイクなど、あらゆる部分にこだわっています。公開する映像はどれも間違いなく「1段階上の映像」になっているはずですし、僕自身そのレベルに引き上げるつもりです。僕が唯一尊敬するクリエイター「Natalie Lynn」は、ある動画では冒頭50秒に30時間を費やすほど、映像制作にとてつもない労力を注ぎ、その反動で精神的な苦労もされたそうです。どれだけ好きなことであっても、1段階上のレベルに上げる為には膨大なインプットとアウトプットが必要であり、そこにデッドライン(締め切り)があるなら、その負荷は何倍にも増してしまいます。これは自分が『process.』というアルバムを制作していた頃と重なる部分が大きく、Natalieさんの話には共感しかありませんでした。先人の言葉には必ず耳を傾けたい。僕は映像を今後も愛していきたいし、そして何よりも楽しみたい。・映像を愛する・作品を創造するこの2点を達成する為にも、また映像以外に音楽やその他やるべきことの準備も含め、十分な製作期間が必要だと判断しました。5月16日。もしかしたら気付いた方もいるかもしれませんが、そうです。 私が再始動を宣言した日です。そのちょうど一年後に再始動。正直、自分が完全に満足できるレベルに達するかどうかはわかりません。 アーティストというレールも通ったので、BGM周りも可能な限り自分で手がけるつもりです。なので、もしかしたらまた延期してしまうかもしれません。でも、必ず5月16日までに完成するように動きます。改めまして、楽しみにしてくださっていた皆様へ。 「再始動宣言してから1年後って長すぎだろ!」と思われたかと思います。 本当に僕もそう思います。 ですが、どうか「大好きなアニメの第二期が放送されるまでのワクワク」を心の隅に置いておくような気分で、待っていただければ幸いです。「ガーナ編が終わった後、僕が今後どうするのか。」現地の海辺で撮影した報告動画が公開されるかと思います。次の道ももう見えています。なので再始動した後は、僕自身もワクワクでいっぱいです。どうか、楽しみにしていて欲しいです。改めまして、この度クラウドファンディングでご支援してくださった方々、 ガーナ現地で温かく迎えてくれた方々、そして視聴者の皆様に心より感謝申し上げます。無事ガーナから帰国、そして再始動日決定のご報告でした。Mick もっと見る【ご報告】渡航先が決まりました!行き先は「ガーナ」です
2025/06/27 13:11ご支援いただいている皆様へいつも温かい応援とご支援を本当にありがとうございます。出発時期を当初の8月から9月〜10月以降へと変更させて頂くご報告をしたばかりですが…渡航先が決定しましたことをお知らせします!今回のプロジェクトで訪れるアフリカの国が 「ガーナ」 に決定いたしました!僕はガーナを聞いて真っ先に明治チョコレートを思い浮かべましたが、ガーナは西アフリカに位置する国で、豊かな文化や音楽、歴史、そして温かい人々が暮らすとても魅力的な場所です。この旅を通してガーナのリアルな姿を見て、感じ、そして皆様にもその魅力をお届けできる事を心から楽しみにしています。ガーナを選んだ理由や背景についてはこちらの動画にて触れておりますので、是非ご覧いただけたら嬉しいです!https://www.youtube.com/watch?v=kF6n6Sf1tNQガーナでの出会いや発見を、皆様と一緒に共有していけたらと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します! もっと見る【ご報告】アフリカ渡航予定の変更について
2025/06/27 12:49ご支援頂いた皆様へいつも温かいご支援と応援を頂き、誠にありがとうございます。この度はクラウドファンディングでご支援頂いたプロジェクトに関しまして、ご報告がございます。当初、2025年8月にアフリカへ渡航する予定で準備を進めておりましたが、諸事情によりやむを得ず出発時期を9月〜10月に変更させていただく事となりました。現在プロジェクトに向けた準備を着実に進めておりますが、想定以上に多くの調整事項が発生しており、しっかりと準備を整えた上で今回のプロジェクトを実現するために、少しだけ時間を頂く判断を致しました。ご支援頂いた皆様には当初のスケジュールからの変更となり、ご迷惑をおかけ致しますことを心よりお詫び申し上げます。今後も進捗状況や旅の準備の様子などを随時ご報告させて頂きますので、引き続き見守って頂けますと幸いです。改めまして、皆様からのご支援に深く感謝申し上げるとともに、より良い形で今回のプロジェクトを実現できるよう、引き続き誠心誠意努めてまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。 もっと見る





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