京都・西陣から、伝統×現代技術 とともに。暮らしに、新しい漆の選択肢を届けたい!

漆って、なんだか遠くて特別なもの。でも、本当はもっと、暮らしのすぐそばにあっていい。京都・西陣から、漆を通じたプロダクトや体験、そして人と人とのつながりを広げていきたい。そんな想いを仕組みに変えて続けていくために。一緒にブランドを育ててくださる仲間を、今回クラウドファンディングで募ります!

現在の支援総額

1,057,396

35%

目標金額は3,000,000円

支援者数

95

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/06/02に募集を開始し、 95人の支援により 1,057,396円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

京都・西陣から、伝統×現代技術 とともに。暮らしに、新しい漆の選択肢を届けたい!

現在の支援総額

1,057,396

35%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数95

このプロジェクトは、2025/06/02に募集を開始し、 95人の支援により 1,057,396円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

漆って、なんだか遠くて特別なもの。でも、本当はもっと、暮らしのすぐそばにあっていい。京都・西陣から、漆を通じたプロダクトや体験、そして人と人とのつながりを広げていきたい。そんな想いを仕組みに変えて続けていくために。一緒にブランドを育ててくださる仲間を、今回クラウドファンディングで募ります!

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日常に、新しい選択を。京都・西陣から COCOOの挑戦

こんにちは。京都発の日用品メーカー COCOO(こくー)です。
真空魔法瓶の技術に惚れ込み、その価値を世の中に伝えたいと願う北山。
母の故郷の岩手県二戸市が漆の最大産地であることから、漆の魅力に引き込まれた前田。
そんな2人の想いから、COCOOのものづくりは始まりました。

現在は、創業100年を超える京都・西陣の老舗漆屋「佐藤喜代松商店」とともに、漆をもっと身近に感じられる日常へと広げるべく、日々奮闘中です。

皆さん、漆ってどういうイメージをお持ちですか?
「高価で扱いが難しそう」「傷つきやすくてデリケート」「黒や朱色の伝統的なもの」
そんな印象を持たれる方も多いかもしれません。

ですが実は、漆は抗菌性に優れ、酸やアルカリにも強く、加工次第では驚くほど丈夫
さらに、塗り直しながら何度でも使い継ぐことができる、頼れる自然素材でもあるのです。
その歴史は、なんと約1万年前にさかのぼり、日本で加工され、いまも世界に誇れる“稀有な素材”として、さまざまな場面で活躍しています。

そんな漆の魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい!
“特別なもの”ではなく、“日々の暮らしの中でふれる選択肢”として、身近に感じてほしい。

そんな想いから、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

西陣の漆屋と挑んだ、漆タンブラー誕生秘話

COCOOの第一歩は、「漆タンブラー KISSUL(キッスル)」から始まりました。
暮らしの中で気軽に使える、現代のうるし製品をつくりたい!そんな想いで動き出したものの、実現への道のりはそう簡単ではありませんでした。
私たちが着目したのは、ステンレス製の魔法瓶に漆を焼き付けるという、前例のない試み。
しかし、「やったことがない」「対応できる機材がない」・・・ 多くの漆屋さんからお断りされる日々が続きました。実績のない新参者のCOCOOには、“伝統”という名の壁 が思いのほか大きく、想像以上に高いハードル。

そんな中で出逢ったのが、京都・西陣の漆屋「佐藤喜代松商店」。
断られ続けた私たちの相談に、4代目社長・佐藤貴彦さんは、
にこりと笑って「おもしろそう。やってみよう!」と、二つ返事で応えてくれました。
伝統を守りながらも、柔軟で革新的な姿勢が、私たちのものづくりの挑戦を支えてくれたのです。

「漆に塗れないものはない」と豪語するだけある佐藤さんは、なんと、わずか2週間で最初の試作をあげてきてくれました。
「これだったら、イケるかもしれない…!」そう思わせる、突破口のような質感。COCOOの要望を忠実に受け止め、スピーディに応えてくれた姿勢。そしてこの魔法のような“臨漆体験”は、COCOOにとって、ものづくりの可能性が一気にひらけた瞬間でもありました。

加えて、京都市産業技術研究所のみなさんにも多大な技術支援をいただきました。
各種試験や量産体制の検証などを重ね、アドバイスをいただきながら、漆の抗菌性や塗り直しができる特性を残しながら量産できる仕組みが少しずつ確立。
その成果は特許出願にもつながり、京都市の「知恵-1グランプリ」受賞や、「知恵創出“目の輝き”認定企業」への選定といった形で評価をいただいています。

漆の魅力に取り憑かれた私たちは、いまや魔法瓶だけでなく、紙に漆を塗った洗って使えるカップやお弁当箱など、日常に寄り添う新たな漆プロダクトの開発も続けています。

漆の未来を発信する場所「ここきよ」、誕生。

そして2025年1月。
佐藤喜代松商店の建屋の一角に、私たちは 漆の発信基地「ここきよ」を立ち上げました。

「ここきよ」は、漆を “知る・つくる・つながる” 体験がひとつの場所でできる、京都・西陣のうるしの拠点。企画開発室・体験スタジオ・製造工房を併設し、見学・体験から商品開発までが有機的につながる空間として設計しています。

ここからは、“つくる”だけでなく、“ともに広げていく”フェーズへ。

この場所には、子ども、若手クリエイター、海外からの留学生、旅人、京都ローカルの方々など、これまで漆と縁のなかった人たちが訪れ、漆にふれ、ものづくりの面白さを体感してくださっています。

漆は、もっと自由でいい。もっと、誰もが扱える素材でいい。
「ここきよ」を起点に、実物や素材にふれ、実際に“つくる”体験や、異なるジャンルや背景を持った人たちとの関わりを通じて、漆をもっと身近に感じられる暮らしを広げていきたい
そんな想いを胸に、私たちはいま、「ここきよ」を拠点に、次の挑戦へと歩みはじめています。

「順調そう」と言われるけど、本当は…

ありがたいことに、仲間も増え、活動も広がってきました。外から見ると、「順風満帆」に映るかもしれません。でも、実のところ、いつも綱渡り状態。内心、焦りまくっているのが本音です…!

漆は100gで数千円〜万単位。
しかも、天然素材ゆえロスも多く、色も仕上がりもやってみないとわからない。それを、すべて手作業で塗り重ねていく。機械化も効率化も難しく、とにかく時間も手間もかかります。
そんな中で、新しいプロダクトや体験を試作し続けるのは、未来への投資の連続です。

でも、やらなければ何も変わらない。今、動かなければ、間に合わない。
だからこそ、私たちは、毎日なんとか手を動かしながら、漆の未来の芽を育てるような試みに挑み続けています。その歩みを見守り、ともに支えてくださる一人ひとりの存在が、本当に大きな力になります!

リターンのご紹介

今回のクラウドファンディングでは、私たちの想いにふれていただけるよう、漆のプロダクトや体験を中心としたリターンをご用意しました。
ぜひ、みなさまに合ったかたちで、私たちの挑戦に関わっていただけたら嬉しいです!

「どれを選べばいいんだろう…?」と迷われた方へ。
今回は、プロダクト・クラフト体験・シンプルなご支援 の3つのカテゴリーに分けたリターンをご用意しました。
それぞれのおすすめポイントをご紹介します。気になるアイテムがあれば、ぜひ「リターンを選ぶ」ボタンから詳細をご覧ください!

① 漆タンブラー「KISSUL」
日常使いができる、“育てる漆のうつわ”。

一見、スタイリッシュ。ですが中身は、魔法びん構造でしっかり温度をキープ。なめらかな口あたりと、漆ならではの有機的な質感。金属臭もないので、デリケートな飲み物の風味も損ないません

飲み物だけでなくお番菜やスープ、アイスクリームを入れる容器としてもおすすめ。万が一 傷がついても、塗り直して“育てる”ことができる。
そんな、普段の一杯を大切にする人のためのタンブラーです。

THE・漆を感じたい方には・・
王道カラー「黒」「朱赤」の半ツヤ仕上げに、口元に純金の金彩を施した「KISSUL 雅(みやび)」もご用意。贈り物にもぴったりな 品格と実用性を兼ね備えた佇まいです。

今回のリターンでは、職人の手仕事ならではの技が光る、“叩き塗り”で生まれる深いニュアンスのある「KISSUL sabi〈藍〉」や、西陣織の技が息づく、光沢と奥行きをまとう「KISSUL 銀引箔」色漆のグラデーションに刷毛目が透ける「KISSUL 七彩(なないろ)」なども、先行でお選びいただけます。

「KISSUL sabi〈藍〉」

「KISSUL 銀引箔(ぎんひきばく)」

「KISSUL 七彩(なないろ)」

② 紙漆カップ KOMLA(+コースターセット)
紙と漆という、ちょっと意外な組み合わせ。でも、使ってみれば驚くほど丈夫で頼れるうつわ。

洗って繰り返し使えるKOMLAは、軽くて丈夫。環境にやさしい素材で、日常にもアウトドアにもフィットします。

今回は、カップと同じ色漆で仕上げた紙漆コースターとのお揃いセットをご用意しました。
軽やかでありながら、手塗りならではの温もりも感じられる一品。お子さまの“ファースト漆器”としても。
自然素材を大切にしたい方や、サステナブルな暮らしを楽しみたい方にもおすすめのプロダクトです。

③ 漆体験「URUSHI DAY」
手を動かし、漆を感じる。ここでしか味わえないクラフトワークショップ。

京都・西陣の新拠点「ここきよ」にて、西陣の色漆を存分に使って、自分だけの漆カップ「KISSUL」をつくる特別な体験。完成したカップは、その日にお持ち帰りOK。体験のあとは、西陣の京菓子とのペアリング時間もご用意しています。
親子・カップル・おひとり参加、どなたでも 楽しんでいただけます。

リターンの使途(使い道)

皆さまからいただいたご支援は、以下のような形で大切に活用させていただきます。

新しい漆プロダクトの開発・試作費用
・「ここきよ」を拠点とした漆体験ワークショップの運営費用(材料・講師・備品など)
・カフェ・ホテルなどを活用した出張型漆体験プログラムの企画・実施費用
活動を継続的に届けるための広報・運営費用

体験やモノに直接紐づかないご支援金については、COCOOの“未来への投資” として、運用原資に活用させていただきます。

今後のスケジュール

6月30日: クラウドファンディング終了
7月〜: 体験リターンの提供開始(ワークショップなど)
8月以降: 漆プロダクトリターンの順次発送開始
10月以降: 活動報告・今後の展開のご案内
10月14日以降: 「KISSUL 七彩 (なないろ)」の発送開始

※リターン品により送付時期が異なります。スケジュールは変更となる可能性があります。最新情報は随時お知らせします

この挑戦の先に、想うこと。

「小さく豊かに暮らす。」
私たちが目指しているのは、小さくても、豊かな循環。つくる人と使う人がつながり、自然の恵みを生かしながら、無理のないサイクルで、環境に負荷をかけず、未来へと続くものづくりを育てていくことです。

京都・西陣から、漆という小さな文化をもう一度、日々の選択肢へ
小さな営みを、未来へつなぐために、どうかこの挑戦に、そっと力を貸していただけたら嬉しいです。

100年続く漆屋と、“次の100年”を描く挑戦

佐藤喜代松商店 4代目社長 佐藤 貴彦

佐藤喜代松商店はCOCOO立ち上げ段階から共に進んできました。魅力的なスタッフたちが身も心も漆にかぶれて、やりたいことに溢れ、新しい世界へと踏み込んでいく様子に私たちも刺激を受けています。自らの商品について科学的データを可能な限り得ようとし、そこから生まれる新しく自由な発想が、漆の世界にどのような変革を起こすのか。ひょんな失敗から思いがけない大発見もあり、一万年の歴史のある漆にもまだまだやるべきことがあるのだと再認識しました

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佐藤喜代松商店 レプロン 紗綾加

私たちが大切にしてきた漆の技と、COCOOの新しいアイデアが重なり合い、これまでにないものづくりが少しずつ形になってきました。
伝統を受け継ぎながら、試行錯誤を重ねつつ、今の感性や工夫を取り入れることで、漆の魅力と可能性がますます広がっていることを実感しています。
そして今、私自身がかつて暮らしていたフランスをはじめ、国外にもこの漆をしっかりと伝えていきたいと考えています。
フランスには、自然や歴史、そして手仕事を大切にする文化が息づいており、漆は唯一無二の素晴らしい素材だと共感していただける方が多いと確信しています。漆を通して日本と世界をつなぐ小さな架け橋となれたら、幸せです。
これからも、たくさんの人と関わりながら、挑戦を続けていきます。

あたたかな応援メッセージも、多数いただいています

COCOOの挑戦に共感し、実際に関わってくださった方々から、たくさんの応援の言葉をいただいています。ひとつひとつの声に、私たちはこれまで何度も背中を押されてきました。
そして、これから出会うみなさまとも、そんな関係を築いていけたらと思っています。

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AYANA NAOI さん(空間/プロダクトデザイナー)

クライアントの想いに寄り添い、独自の感性でカタチにする。ここきよの空間も手がけたデザイナー。

「ここきよ」の空間づくりにデザイナーとして関わらせていただいたご縁を、とてもうれしく思っています。
佐藤喜代松商店とともに、漆を通じた新たな挑戦を続けるCOCOOの活動を、心から応援しています!
漆をもっと身近に、自由に楽しめる未来への希望を込めて。

Photo by Alexandre Ferdinand Maubert

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北林 功(COS KYOTO代表・コーディネーター、エドノミー®研究者/DESIGN KYOTO代表理事)

京都の工芸ラーニングツアーを企画運営する、体験を通じて工芸を届けるつなぎ手。「ここきよ」での漆体験も、北林さんの企画から始まりました。

縄文から続く、世界最古かつ最上級の塗料である漆が、魔法瓶構造を持ったステンレスのカップに塗るという組み合わせは、漆の新たな可能性に気づかせてくれます。根本にあるのは、佐藤喜代松商店さんとCOCOOさんのそれぞれのメンバーの心の通い合いと自然と技術の双方へのリスペクトだと思います。この場からさらに漆の可能性を広げていくことを楽しみにしています。

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金谷 亘 さん(京菓子司 金谷正廣)

西陣の京菓子店。COCOOの漆体験では、お茶に添える和菓子をペアリング提供いただいています。

同じ西陣という地域で、新しいプロダクトが誕生していることをとても心強く思っています。また、地域で長く続く産業をリスペクトされ、思いのこもった商品を軽やかに展開されておられます。今後とも長く京都に根ざしていただきたいと思っています。

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久野 真嗣 さん(株式会社Showyou / ATELIER JAPAN)

展示会や販路開拓の面で京都を中心に支えてくださる心強い存在。漆体験にも参加され、貴重なフィードバックをいただきました。

漆の新たな活用方法とライフスタイルを提案される素敵なブランドさんです!私も愛用しております!応援してます!!!

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岡林 智晴 さん(The True Works)

京都大学在学中で、多言語対応・文化体験に特化した学生スタートアップ。COCOOでは 漆を海外に広める仲間として伴走中。

伝統文化を継承するお店と共同でインバウンド向けの体験を企画運営しております。
COCOOでも実際に漆をカップに塗ってみるワークショップに参加させていただきました。
北山さんはじめCOCOOの方々は縄文時代から続く漆を心の底から愛し、現代のライフスタイルに合わせた形に生まれ変わらせようとされています。長い歴史をかけて積み上げられてきた漆という技術が、今後どのように変わっていくのか非常に楽しみです。


エイブ・アフザル (Abraham AFzal) さん(岡林 智晴さんのプロジェクトメンバー

日本文化に深い関心を持ち、COCOOの漆体験にも参加してくれた体験者のひとり

ここきよは、京都の体験の中でも、ユニークで深く没入できる日本の伝統文化体験のひとつです。
漆は日本の伝統工芸として広く知られていますが、美しい漆器を購入できるだけでなく、実際に自分の手で漆を塗る体験ができる場所は、とてもめずらしいと思います。

COCOOのスタッフは、とてもあたたかく、知識も豊富で、初心者でも安心して楽しめるように丁寧にサポートしてくれます。実際に手を動かしながら、漆の工程を体感できるだけでなく、その背景にある文化や歴史にも自然と引き込まれる、そんな貴重な時間でした。
日本のものづくりに興味がある方はもちろん、京都で“ただの観光ではない体験”をしたい方に、心からおすすめしたい場所です。何百年と続く伝統と、“個人的に”つながれる、かけがえのない機会です。

COCOO offers one of the most unique and immersive traditional Japanese experiences available in Kyoto. While lacquerware (urushi) is a well-known part of Japanese heritage, it's incredibly rare to find a place where you can not only purchase beautifully crafted pieces but also experience the art of traditional Japanese lacquering firsthand.
The staff at COCOO are exceptionally knowledgeable and passionate about their craft, and their warmth and guidance make the experience both accessible and unforgettable—even for complete beginners. You'll gain hands-on insight into the lacquering process while also learning about its rich cultural and historical background.
Whether you're a fan of Japanese craftsmanship, a curious traveler, or simply looking for a meaningful activity in Kyoto, this workshop is a truly special opportunity to connect with a centuries-old tradition in an engaging and personal way.

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武田 真彦 / Masahiko Takeda(アーティスト / 音楽家)

京都を拠点に、音や空間表現を軸にジャンルを越えて活動。家業・西陣織の廃業を機に、素材や歴史、技術に光を当て、表現の可能性を探っている。

漆という素材や歴史を通じて、ものづくりの奥深さや、人とのつながり、さらには作品制作にもたくさんのインスピレーションをいただいています。COCOOは、そんなさまざまな視点が自然と交わり合う、とても素敵な場所だと思います。
作品制作の中でも相談に乗っていただいたり、実際にご協力いただいたりと、いつも心強くサポートしてくださり感謝しています。同じ西陣のエリアで、こうしてものづくりを軸にした新しいコミュニティが育まれていることを、とても嬉しく感じています。
これからこの場所で、また新たな仲間や発想が生まれ、さらに豊かな広がりが生まれていくことを楽しみにしています!応援しています!

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塚本 カナエ さん(滋賀県立大学教授 / Kanae Design Labo顧問)

海外でも活躍されたプロダクトデザイナーで、現在は大学教授。代表・北山の前職時代からのご縁。

漆を現代的な角度から使用する試みをされています。「漆は日常生活に難しい素材」という一般的にまん延している意識を根底から変える製品となっています。漆そのものを現代的にアレンジするテクノロジーも兼ね備えた画期的製品だと言えます。皆さんも一度試してみられると、違いがわかるかと思いますよ!


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野口 卓海 さん(京都リサーチパーク株式会社 伝統工芸分野担当)

COCOOの想いを伝え手として広げ、「ここきよ」での漆体験も体感してくださった、心強い仲間のひとり。

現在の仕事に就いてからずっと、伝統的なものづくりの魅力には個人的にも強い影響を受けてきました。そのなかでも「漆」という素材が持つ歴史的・文化的な深さ・奥行きには、未だにさまざまな角度から驚かされてばかりいます。
別の業界のプレイヤーが集って立ち上げられたCOCOOの理念や姿勢にも、その「新鮮な驚き」がどこかに必ず込められていて、だからこそたくさんの"まだ出会っていない"人たちに「漆」の魅力が届けられるアイデアやプロダクトが生まれるのだろうと感じています。知らないことを知る楽しさ、あたらしい解像度で物や街が見えてくる感動を、ぜひ体感してみてください。

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矢島里佳(株式会社和える 代表取締役)

“0歳からの伝統ブランド”aeruを手がける矢島さん。商品づくりから空間や教育まで、伝統をいろんな形で届けている同世代の心強い仲間。

新たな感覚で、日本の伝統を次世代に繋いでくださることに期待しています!

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木戸千奈津(&PAPERS)

「紙 × 漆」プロダクトを京都から一緒に企て中。前田の友人であり、ものづくり仲間。

COCOOさんとの取り組みを通じ、漆は様々な素材にマッチしその良さを引き立てるユニークな素材だということを知りました。
多様な分野の方々が漆を介して交流する「ここきよ」は、そんな漆に似た懐の広い素敵な場所です。
漆の更なる可能性の広がりに期待しています!

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こうすけ

プロダクトデザイナーで、北山の元同僚

家族4人で漆塗り体験させていただきました。4歳の子供でも教えていただきながら楽しい時間を過ごせました。モノとしてのクオリティは間違いなく、実用的ながらも、それぞれオリジナリティを出せたところが良かったです。家族全員毎日使ってます。

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山本 一博さん(株式会社山本貞雄商店 代表取締役)

COCOOの漆カップのパッケージを手がけてくださっている、大阪・堺の老舗の箱屋さん。

虚空(COCOO)という名の深みに心を打たれました。伝統x現代技術の調和が美しく、控えめなデザインの中に素材と機能が光ります。今後のさらなる漆プロダクトへの挑戦を心から楽しみにしております。

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丹子 さん(写真家)

工芸にそっと寄り添い、別の角度から光を当てるように、新しい質感を映し出す写真家さん。

写真家の丹子です。約一年前からCOCOO さんに関わらせていただいております。商品撮影を通じてもののよさや質感に触れ、工房撮影では、ものづくりなどの思いを感じ、ひとつひとつ丁寧に、大切にする思いを込められた素敵なCOCOO さんに関われること、とてもありがたく、そしてとても幸せに感じております。

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シオタニミカ(木工制作)

京都の展示会で意気投合。漆と木工での新たな表現を、ともに模索するパートナー。

COCOOさんの手がけられた漆器を見て「漆ってこんな風になるの⁈」と驚き、お話を伺った北山さんと前田さんの漆愛の深さにも驚きました。笑
漆の魅力や能力はもちろん、漆を塗る素材のポテンシャルも引き出し、互いの新たな可能性を見出す制作や取り組みにとても憧れます。工芸、手仕事、クラフトなど、一部では注目され盛り上がりつつも、現状は厳しさや難しい中、未来への道を繋いでいっていただきたいです。

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田邨 隼人(映像クリエイター)

全国を飛び回る映像クリエイター。COCOOや佐藤喜代松商店の動画制作を通して、ブランドの“伝え手”として寄り添ってくれる存在。

KISSUL大切に使わせてもらっています!プロジェクトの成功を祈っています!

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長谷川 ひろな さん(マレーシア文化交流センターin京都)

京都とマレーシアの間に、文化の橋をかけようと奔走する、情熱あふれる若手。

時代にあわせて姿を変えながら、漆が、世界中で愛され、もっと身近な存在になりますように。伝統がただ守られるだけでなく、今の暮らしに寄り添いながら育まれていく。そんなプロダクトや体験を通して、国や文化を超えて、漆がもっと身近なものになっていったら、嬉しいです。「漆」の新しい物語を、応援しています!頑張ってください!

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YU WATANABE さん(デザイナー)

漆との出会いがCOCOOとほぼ同時。共に探究を続けるどこか同志のような存在。マニアックな感性で、ヨーロッパでも活躍するデザイナー。

COCOOさんは京都の伝統技術を活かしつつ、日常生活にフィットする現代的な漆器づくりに真摯に取り組まれています。これからの新作やワークショップも楽しみにしています。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • おはようございます。COCOO の前田です。昨日、COCOOのクラウドファンディング支援期間が終了しました。サポートいただき、見守ってくださったすべての皆さまへ、心から感謝申し上げます。95名の方から、1,057,396円のご支援をいただきました。目標には大きく届かず、力不足を痛感しておりますが、それ以上に、皆さまからの愛ある想い、お言葉のひとつひとつが、何よりも励みになりました。ご購入くださった方、活動を広げてくださった方、お言葉をくださった方、気にかけてくださった方、フライヤーを置いてくださった京都の事業者の皆さま、そして、学生時代やかつての職場から、ひっそりと応援してくださった方々まで…このクラファン期間でいただいたものは数字では測れないほど大きく、ほんとうにあたたかいものでした。“共感”という見えない通貨がこんなにも心強く、嬉しい力になるとは・・何度も思い知らされました。皆さまからいただいたご支援は、これからのプロダクトや体験づくりに 大切に活かしてまいります。商品の発送や体験のご案内については、また改めてご連絡させていただきます。このクラウドファンディングに関わってくださったすべての方へ。本当に、本当に、ありがとうございました!!!! もっと見る
  • クラウドファンディングも、いよいよ残り1日となりました。ここまで来られたのは、たくさんの皆さまの共感とご協力、そしてあたたかい応援のおかげです。心から、ありがとうございます!今日は、最後の想いを ふたりからぶつけさせてください。_____北山より:漆、漆、漆...いつも何かしら漆のことを考えて過ごしてきました。この変幻自在の漆に、残りの人生を賭けています。この京都では、漆関係者みなさんの顔が次々に浮かびます。木から漆を採る人、精製する人、塗る人、仕上げる人。ほとんどの工程が京都で完結し、それぞれのプロたちが顔を合わせながら漆の産業を支えている…それはまるで、ひとつの奇跡のようです。僕の残りの人生で、この奇跡の素材「漆」にどれだけ多くの方が関心をもってくれるのか?そう、みなさまに支援いただくことは、僕にとって人生そのものの励みになっています。本当に、ありがとうございます。_____前田より:クラファンを始めてから、日に日に思いが募っていきます。漆で生きていくことは、ただのビジネスでは成り立たない。むしろ、“きれいごと”と笑われるような想いこそが、漆を仕事にするための唯一の道なのかも・・とも感じています。漆屋さん、職人さん、商品を届けてくださるお店、使い手の皆さま。地域の皆さま、ご近所のホテル、研究機関の方々…関わってくださるすべての人のおかげで、COCOOはここまで来ることができました。どうすれば、COCOOや漆に 関わるすべての人が、少しずつでも豊かになっていけるのか…?そんな問いと向き合いながら、COCOOを育てています。9000年も続いてきた漆の世界に、まだ三年にも満たない私たちが立ち向かうなんて、おこがましいことかもしれません。でも、漆に触れ、悩み、動いてきたこの数年。やっぱり “続けること” の意味を、何度も考えさせられました。すぐにお金になるわけではない。でもだからこそ、この時代だからこそ、漆という文化を軸に活動することの意味を、問い続けていきたいと、心から思っています。_____クラウドファンディングも、ついにラストスパート。信じてきたことを、胸を張って最後まで届けたい…!どうか、最後の最後まで、応援をよろしくお願いいたします!!!! もっと見る
  • こんにちは。COCOOの前田です。クラウドファンディングも、いよいよラスト3日となりました。これまでにご支援・応援くださった皆さま、本当にありがとうございます。実はいま、COCOOの空気感を より理解いただくためのコンセプトムービーを制作しています。完成までもう少し…というところですが、今日はその一部をひと足先にお届けします。「漆を、暮らしの選択肢に。」その言葉の先にあるもの。どんな場所で、どんな人たちが、どんなふうに漆とかかわっているのか。少しでも感じていただけたら嬉しいです。このクラウドファンディングで出会えたみなさまにも、ずっと見守ってくださっている方々にも、この映像が届きますように・・!           そして、もし共感いただけましたらSNSでのシェアや、お知り合いへのご紹介など、最後の広がりに力を貸していただけたら嬉しいです。どうか、あともうひと押し。引き続き、よろしくお願いいたします! もっと見る

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