「ありか」は、時には日常から離れて、癒しの非日常体験を求める心境を、2つの風景を重ねることで表現した作品です。描いた場所が気になる、とご質問をいただいたので、今回はその解説をしようと思います。日常の風景に選んだのは、よく利用する池袋の東口です。少しアレンジして描きました。駅はいつも混雑していて、人々を楽しませるお店も沢山あります。カラオケ、居酒屋、パチンコ、ドラッグストア、リサイクルショップ、カフェ、激安店。これらのお店の看板が、駅前にずらりと並んでいます。非日常の風景に選んだのは、数年前の夏に初めて訪れた軽井沢の白糸の滝です。どこまでも広がる滝は浄らかで、清々しく、とても神秘的でした。木漏れ日でキラキラひかる水面や、柔らかな風にとても癒されました。英気を養えたら、また日常へ。日常に疲れたら、またここへ。実際は新幹線移動ですが、非日常体験へ誘ってくれる物の象徴として、馬を描きました。






