実は、あなたはもうフランス音楽を聴いたことがあります。
カフェのBGMやテレビCMで、誰もが一度は耳にしたことがある音楽。
・ラヴェル《ボレロ》
・サティ《ジムノペディ》
・ドビュッシー《月の光》
曲名や作曲家は知らなくても、きっとどこかで聴いたことがあるはずです。

しかし、その音楽の本当の魅力は、まだ日本ではほとんど知られていません。
私たちは55年間、日本でもほぼ唯一となる、フランス音楽専門のコンクールを続けてきました。
そして今、その歴史の節目となるプロジェクトを立ち上げます。
はじめましてー主催者のご紹介
私たちは、一般財団法人カンセイ・ド・アシヤ文化財団です。
フランス音楽に特化した音楽コンクール 「フランス音楽コンクール」を、55年間にわたり主催してきました。
代表理事 山田 良
このコンクールは1970年、 「本物のフランス音楽を、日本でも正しく、深く伝えたい」という願いのもと、フランスと日本の演奏家、外交官たちによって、関西の地で誕生しました。
そして2025年、設立55周年という節目の年を迎えました。
第55回フランス音楽コンクール ピアノ部門 入賞者・入選者・審査員(2025)
第55回フランス音楽コンクール 声楽部門 入賞者・入選者・審査員(2025)
これを記念し、2026年春、歴代入賞者たちによる記念ガラ・コンサートを開催します。
フランス音楽の魅力
フランス音楽は少し不思議な音楽です。
力強く押し出すのではなく、
・響き
・色彩
・空気の流れ
そうした繊細な感覚で空間を満たしていきます。
そのような精妙な魅力を表現するためには、
・高度な演奏技術
・深い音楽理解
・豊かな感性
このすべてが不可欠です。

しかし残念ながら、そうした演奏を体現できる若い音楽家たちの存在は、まだ限られた聴衆にしか届いていません。
だからこそ私たちは、 日本の若き精鋭たちによる”本物のフランス音楽”を、一堂に会して届けたいと考えました。
なぜ、このコンクールが生まれたのか
この「フランス音楽コンクール」は、フランス音楽の普及を生涯の志としていたピアニスト・山田忍(主催代表の母)が、同じ想いを持つ仲間たちとともに立ち上げたものです。
ピアニスト 山田忍
1970年、パリ留学から帰国した山田忍が、大阪のリサイタルで、プーランクのピアノ小組曲「村人たち」を演奏したときのことです。
曲の途中、おかしなタイミングで拍手が起こりました。
誰も、曲の終わりを知らなかったのです。
その場に居合わせたフランス外交官や演奏家たちが、終演後、楽屋で口をそろえて言いました。
「フランス音楽を、もっと多くの人に伝えなければならない」
それが、コンクール誕生の瞬間でした。
コンクール創設メンバー・関係者(和服の女性が山田忍)
「フランス音楽コンクールは、てごわい」
このコンクールは、しばしばそう評されます。
・完全対面審査(オンラインなし)
・時間制限なしの完全演奏
・幅広い課題曲
ピアノ部門では「1年では準備できない」と言われる難曲が課せられ、声楽部門では発音・解釈・伴奏との調和まで含めた高い完成度が求められます。
表彰式にて全体講評を述べる声楽部門審査員長 武田正雄先生(2023)
参加しやすさが重視される時代の中で、この姿勢は「時代に逆行している」と言われたこともありました。
それでも—
何度も挑戦し、成長を実感できる場として、多くの演奏家たちがこのコンクールに戻ってきました。
私たちは、この55年間、「音楽ビジネス」ではなく、純度の高い競い合いの場を守り続けてきたと自負しています。

だからこそ、今、はっきりとお伝えしたいのです。
このコンクールで栄誉を勝ち取った演奏家たちが奏でるフランス音楽は、まぎれもなく本物です。
55年にわたり積み重ねてきた、このコンクールの精神を未来へつなぐために—
この記念ガラ・コンサートを開催します。
フランス音楽コンクール設立55周年記念ガラ・コンサート
<開催日時・会場>
東京公演:2026年5月16日(土) すみだトリフォニーホール 小ホール

大阪公演:2026年6月7日(日) あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

<出演>
2020年度〜2025年度 フランス音楽コンクール入賞者 27名(1位、2位、3位)
<チケット料金>
前売:3,000円
当日:3,500円
(全席自由)
<主催>
一般財団法人 カンセイ・ド・アシヤ文化財団
<後援>
稲畑産業株式会社 / 大阪日仏協会 / 株式会社芸術現代社
55年続けてきたからこそ、見えてきた現実
音楽コンクールというと、華やかで、どこか余裕のある世界に見えるかもしれません。
しかし実際には、多くのコンクールが、経済的な理由から姿を消しています。
このコンクールも、決して例外ではありませんでした。
それでも、「純度の高い競い合いの場」を守り続けるために、運営面では経費削減や体制の見直しを重ねてきました。
その過程では、創設者・山田忍が長年大切にしてきたグランドピアノを手放し、運営資金に充てたこともあります。
それでもこのコンクールが続いてきた背景には、関係者達の強い思いと、さまざまな形での支えがありました。

なぜクラウドファンディングなのか
今回のガラ・コンサートは、単なる記念演奏会ではありません。
“本物のフランス音楽”の魅力を皆様にお届けするのと同時に、
このコンクールが大切にしてきた姿勢が、今の時代に、どれだけ届くのか。
その価値を、改めて社会に問いかける場にしたいと考えました。

そのために私たちが選んだのが、クラウドファンディングという方法です。
もしこのコンサートが成功すれば、その一日だけでは終わらない変化が生まれると、私たちは信じています。
・フランス音楽を知らなかった人が、その魅力に出会う
・若い演奏家に、新たなステージが生まれる
・聴衆と演奏家が、直接つながる場が育っていく
・”本物のフランス音楽”を愛する輪が広がっていく
そうして、55年続いてきたこのコンクールの精神が、 次の世代へと受け渡されていく。


クラウドファンディングは、 その未来へ向かう流れに、今、参加していただくための場です。
完成した舞台を待つだけでなく、 その過程も、未来も、ともに見守っていただけたら—
そのような思いから、この方法を選びました。
リターンについて
本クラウドファンディングでは、様々なリターンをご用意しています。
・55周年を記念したオリジナルグッズ
・フランス音楽に触れるレクチャー動画
・55年の歩みを感じていただける貴重な資料 など
皆さまに支援という形で関わっていただくことで、本番を待つ時間そのものも含めて、このプロジェクトを楽しんでいただけたら幸いです。
▼動画リターンの一部を、サンプル動画としてYouTubeでご覧いただけます。
知識がなくても楽しめる!フランス音楽レクチャー動画(再生リスト)
※サンプル動画は現在も制作中のため、完成次第、順次追加してまいります。
新しい動画の公開は、SNSや活動報告でもご案内いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
資金の使い道
本公演にかかる経費は約400万円。
目標金額200万円は、その一部を補うものです。
主な使途は以下の通りです。
・会場費(東京・大阪)
・ピアノ調律料
・出演者への演奏料
・広報費
・人件費
・CAMPFIRE手数料 など
本プロジェクトでお寄せいただいたご支援は、55周年記念ガラ・コンサートの制作費として、大切に活用いたします。
スケジュール
4月下旬 クラウドファンディング終了
5月上旬 リターン(電子データ)発送
5月16日 ガラ・コンサート東京公演開催
6月7日 ガラ・コンサート大阪公演開催
6月下旬 リターン(物品)発送開始
9月 リターン発送終了
最後に — あなたの力を貸してください
音楽には、人の心を動かす力があります。
けれど、その力は、演奏する人だけで完結するものではありません。
聴いてくださる方がいて、支えてくださる方がいて、
初めて、その音楽は社会に届きます。
もしこのプロジェクトに価値を感じていただけたなら、ぜひこの挑戦に力を貸してください。
”本物のフランス音楽”を、次の世代へ、そして未来へ。
ご支援、心よりお願い申し上げます。







