こちらでは二度目まして!
しがとせかいの物部です。
またまた、りょうまさんの筆を奪いにやって参りました(前の記事は8日目のところにあります)。
さて、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
こちらはみなさんご存知のとおり、図書館オープンに向けてDIYをトントンと進めています。工作とかものづくりは好きな子どもでしたが、店をつくるようなDIYははじめて。きゃーとかわーとか言いながら、たのしくやらせていただきました。ふだんの業務はパソコン作業が多いので、リアルな物体をつくりあげていくのはなかなか達成感があります。
前回は図書館をつくるに至った裏話を書いたので、今回は私が勝手に思ってるこれからここでやってみたいことを書いていこうと思います。
りょうまさんも初めて知ることもあるかもしれません。
まず1つめは、滋賀の大きなマップを置くこと。
奈良県橿原市にある、大きな無印良品をご存知でしょうか。この無印良品の店内に「橿原書店」という書店があります。
https://kashihara-bookstore.com/
そして、この書店で見つけたのがこちら。

天井から床まで届く、大きな奈良県のマップ。ただそこにあるだけで、特に何かが書かれているわけでもないのですが、私が行ったときには「このまちの好きなところを書いてみよう」という小さな原稿用紙と鉛筆が置いてあり、たくさんの紙がマップのあちこちに貼られていました。
奈良のことはほとんど知らない私でも、みんなの「ここが好き」を上から下まで眺めていたら、なんだかとても楽しくて。知らない土地が、少しだけ身近になるような感じがしました。
こういう、大きくてなんでも使えちゃう「しがまっぷ」をしがまち図書館にも置いてみたいなと思っています。
2つめは、ポストを置くこと。
ついこの間、膳所駅前で見つけたこちらの「投句箱」。

膳所といえば「おくのほそ道」を詠んだ松尾芭蕉のお墓があるところ(義仲寺に建てられています)。
そんな歴史的背景にあやかり、ここ膳所では通年で俳句を募集する「投句箱」が建てられたようです。
下の引き出しに投句用紙とペンが入っていて、誰でもいつでも投函できる仕組み。
これを見たとき、なんかいいなあと思ったんです。そこにあるだけで、誰かが何かを書きたくなる場所になりそうじゃないですか。あ、私は次の日に入れに行きましたよ。
せっかく建物の1階が空いているので、しがまち図書館にもそういうポストを置いてみたいと思っています。何を入れてもらえるか、まだ決めていないのが正直なところですが、それもまた楽しみのひとつ。
3つめは、図書館だよりとして刊行物をつくること。
これまで、WEB記事やSNS、簡単なチラシをつくることはあったのですが、紙媒体を発行するのはずっとずっとやりたかったこと(しがとせかいでも何回も話には出したのですが、私がまったく手をつけられずに早数年…)。
単発ものではなく「月刊」みたいなものがやりたくて。
それをこの図書館でやってみようと思っています。本のおすすめや新刊情報はもちろん、本棚オーナーになってくださった方へのインタビュー特集やご紹介、さらに足を伸ばして様々な図書館のレポートや、近隣のお店の紹介なんかもできたら楽しいかもしれません。ほら「まちづくり」図書館ですし、「広報」の会社ですし、まちを発信するのはお手のもののはず。
個人的に文章を書くことが好きなので、勝手にコラムとかも書いちゃったりしたいですね。
ぜひ作り始めたときには、お手にとっていただけると嬉しいです。
4つめは、19市町に図書館をつくってスタンプラリーを作ること。
滋賀県には19の市と町があります。もしそのすべてに「しがまち図書館」ができたら、どうなるでしょう。
2020年に突如現れた「御書印プロジェクト」をご存知でしょうか。
神社や寺院の御朱印にならったもので、御書印帳に書店のオリジナル印を集めることができます。2026年4月現在では700店舗に迫る書店が参加していて、個人書店に行くとしばしば御書印をもらっている人を見かけます。
▽ 詳細はこちら
https://www.instagram.com/goshoin_project/
700店舗と比べれば19なんてすぐそこですが、私が夢見ているのは規模の大きさじゃなくて、コレクションする理由ができること。湖を真ん中に抱えた滋賀県を、ぐるっと一周するように巡るきっかけのひとつになれたら、とてもおもしろいと思うのです。
「全部いってみよう!」と思っていただける仕掛けをたくさん作って、行った先々で「滋賀ってどこもいいところで、おもしろい人がいっぱいいるんだ!」と知っていただきたい。
しがまち図書館は、本から生まれる「次のおもしろい」を見つけてもらえる場所でありたいんです。
そして、最後に5つめはとっても個人的なもの。
国家資格としての司書を名乗ることはできなくても、しがまち図書館のスタッフとして、レファレンスサービス的な働きができるようになりたいです。
公立図書館や大学図書館で司書さんにお世話になったことのある方も多いのではないかと思いますが、大きな図書館の司書さんは、本の管理や貸出だけでなく、資料探しや読書案内もしてくださいます。私の知り合いにも大学図書館でレファレンス専門の司書を務めている方がいるのですが、学生や教授の研究支援まで担うその姿が、とてもかっこいいんです。
インターネットで簡単に物事が調べられるようになった今ですが、情報の正確さを見極めること、インターネット上には残っていない古い情報にたどり着くことは、意外と難しかったりします。そんなとき、本や資料から「調べる」という営みには、今もちゃんと力があると思っています。
国立国会図書館が全国の図書館と協同で構築している「レファレンス協同データベース」というものがあります。質問への回答とそこに至るプロセス、追加情報まで丁寧に記録されていて、眺めているだけでも読み物としておもしろい。
https://crd.ndl.go.jp/reference/
せっかくここに図書館をつくるのだから、私もそういう人になりたいと思っています。「あの人に聞けばわかる」と思ってもらえるような、そんなスタッフになるんです。
いよいよクラファンもラストスパート。
オープンまで、あと10日を切りました。
やってみたいことを書き連ねてきましたが、これぜんぶ、この図書館がちゃんとオープンしてから始まる話。私たちは、まずはここを開けなければなりません。
ここまで読んでくださったあなた!
あなたの応援が、滋賀のまちに「本から始まるおもしろい」を生み出す場所をつくります。
ご声援のほど、どうぞよろしくお願いします!



