ご挨拶

　数ある案件の中から、このプロジェクトに興味を持って頂きありがとうございます。

　私は、現役のプロキックボクサーとしてトレーニングしながら、キックボクシングスタジオ「ANCHORAGE(アンカレッジ)」の代表をしています山川良太(Facebook、Twitter)と申します。

　約2年半前まで関東でIT関連企業に勤めながら、キックボクシングジム「OGUNI-GYM」に通いプロのリングで20試合以上を重ねてきました。その後、脱サラして地元福岡にUターン、2014年7月にキックボクシングスタジオを開業しました。

　福岡に戻って約2年半で気付いたこと、それはキックボクシングという競技の認知度が低いこと、そして、都市化が進み福岡市南区の西鉄大橋駅界隈ですら賑わいが減ってきていることでした。これらの課題を解決するため、全国的なキックボクシング団体と地域の商店街コミュニティに協力いただき、今年の10月10日(祝・月)に西鉄大橋駅の駅前広場で屋外キックボクシング大会を開催することとなりました。

　私は、この大会の開催に関わる「大橋キックボクシングイベント実行委員会」の代表を努めます。
　そして、今回はこの大会に必要な設備費用を調達したく、CAMPFIREに掲載させていただきます。

 

キックボクシングとは

　キックボクシングは、パンチと蹴りで打ち合い相手との勝敗を競う立ち技の格闘技です。タイ王国の国技ムエタイの試合ルールを参考にして、日本で考案された打撃格闘技で、略した通称として単に「キック」とも呼ばれることもあります。
　格闘技ですが、最近はダイエット、運動不足解消、ストレス解消といったフィットネス目的で、女性や中高年もキックボクシングを始める人が増えてきています。そして、更なる目標や緊張感、非現実性を求めてアマチュアの試合に出場していく人も増えてきています。

 

西鉄大橋駅とは

　福岡県の中心部から県内南部に伸びる西鉄大牟田線の48駅ある中で、福岡(天神)駅、薬院駅に次いで3番目に乗降者数の多い駅です。東口にバスターミナルがあり、西口には広場と商店街が軒を連ねています。
　今回、イベントの会場となる西鉄大橋駅西口広場は、公共の広場として地域の様々なイベントが定期的に開催されています。なお、利用申請は福岡市南区が窓口となっています。

 

キックボクシングイベントの概要

イベント：RISE WEST&KAMINARIMON福岡大会 in 楽しかおおはし
日程　　：2016年10月10日(祝・月)　午前11時～
場所　　：西鉄大橋駅西口 駅前広場(福岡県福岡市南区大橋1丁目)
主催　　：RISE WEST実行委員会、大橋キックボクシングイベント実行委員会

※ イベント開催のイメージ図

　このイベントは、キックボクシングイベント「RISE WEST」と、福岡市南区のイベント「楽しかおおはし」、必要設備には九州大学の学生が参加するという、産学官が協力して開催する屋外イベントとなります。また、キックボクシングの試合の前後では、地元の音楽バンドやダンスチームが出演したり、周辺に飲食や物販の出店を設けてイベントを盛り上げます。さらに、試合後にはイベント参加者や関係者を集めた打上げも準備しており、キックボクシング関係者と地域関係者の親睦を、さらに深めようと企画しております。
　また、イベントの様子はインターネットによるライブ配信を予定しており、より多くの人たちにキックボクシングを観戦する機会を増やします。

＜RISE WEST＞

　RISE WESTは、2003年に発足した関東を中心とした全国的なキックボクシングイベントRISEを主催するRISEクリエーションと、福岡のキックボクシングイベントBATTLE EVENT REALDEALを主催するREALDEALが協力し、2014年3月に発足したキックボクシングイベントです。アマチュアキックボクシングKAMINARIMON福岡大会は約40試合(80選手)、プロキックボクシングRISE WESTは約7試合(14選手)を、四半期に1度定期開催しています。また、イベント関係者及び観客を含めると常に200人～300人が常駐し、延べ500～600人が集まるイベントとなっています。

※ 2016年7月3日に開催されたアマチュアキックボクシングKAMINARIMON

※ プロキックボクシングRISE WEST.6のトレーラー

 

＜楽しかおおはし＞

　大橋駅周辺活性化事業「楽しかおおはし」は、福岡市南区のイベントとして開催されています。福岡市南区の公式サイトにも掲載されており、西鉄大橋駅西口広場でのイベントの他にも、駅周辺ウォーキングや商店街はしご酒などのイベントを企画し開催している実績があります。
　また、毎年8月に大橋サマーフェスティバルと題して、プロレスが開催されているため、広場にリングを設営している実績もあります。

※ 大橋サマーフェスティバルのプロレスの様子

 

期待する効果

　公共の広場を使った入場無料のイベントとなり、県内外から来る大会関係者だけでなく、駅を利用するキックボクシングを知らない人たちにも、関心を与えることができるイベントとなります。また、地域からの演目や出店もあることで、地域の特徴より深く知ってもらうことができます。

＜キックボクシングとして＞
・観戦者の増加
・認知度アップ
・キックボクシングを始める人の増加
・競技者の増加

＜西鉄大橋駅周辺として＞
・地域に多くの人が集まる
・西鉄大橋駅及び周辺商店の知名度が上がる
・地域を知って利用してもらえる
・地域コミュニティの団結力が上がる

　地方自治体のイベント「楽しかおおはし」と連携してRISE WEST＆KAMINARIMON福岡大会を開催することは、キックボクシングを健全なスポーツという印象を与え、キックボクシングの競技普及に繋げることができます。また、より多くの人が集まり滞留することで、地域経済の活性化にも貢献することができます。さらに、初回の開催で反響があれば、次回大会の開催も期待できるため、継続性のあるイベントとして地域に定着させることができます。

 

開催に必用な設備費用

大会に必要な設備は、主に競技用のリングと、雨天と直射日光を防ぐための大型テント、その他は観覧席、音響、照明となります。

①リング

②テント(10m四方)

③その他(観覧席、音響、照明)

 

　現在、地域の商店やキックボクシング関係者から協賛をいただき、開催に必用な設備経費の半分ほどを集めています。しかしながら、地域の協賛だけでは費用をまかないきれなかったため、CAMPFIREにプロジェクトを投稿することとなりました。
　なお、このプロジェクトの目標金額は、設備を揃えるのに必要な費用と、リターンの製作に必要な費用を合わせた金額となります。資金が多く集まり過ぎた場合は、次回開催時の資金として持ち越しさせていただきます。

リターンについて

【オリジナルTシャツ】
　速乾性に優れたドライTシャツです。サイズをお知らせ下さい。

 

【スポンサーロゴ掲出】
　たくさんの人が集まる屋外イベントでスポンサーロゴを掲出し、宣伝広告とすることができます。また、各種メディアにも掲載される可能性があるため、より大きな広告効果を生み出すことが期待できます。

・事前に楽しかおおはしのFacebookページで告知
・イベントの様子をまとめたムービーのエンドロールに掲示
・イベント当日にテントに横断幕(縦60cm×横120cm)を掲示
・イベント当日にリングサイドに横断幕(縦120cm×横240cm)を掲示

　横断幕はこちらで製作しますが、ロゴのデザインはしておりませんので、掲出するロゴデータは送付いただきます。また、横断幕はイベント終了後にオリジナルTシャツとともに郵送いたします。

最後に

 　私自身、20代後半から運動不足解消を目的にキックボクシングを始めたのですが、汗をかく楽しさ、そして競技の面白さにハマりました。フィットネスとしてトレンド的な流行を見せているキックボクシングですが、格闘技ということもあり、まだまだ怖い、痛い、汚いといったネガティブなイメージが根強く残ってしまいます。
　また、福岡市南区というのは、私が育った地域でありながら1０年以上関東で生活してきました。帰省する度に賑わいが減っているように感じ、街並みの変化に寂しさを覚えていました。
　キックボクシングという競技をもっとたくさんの人たちに知ってもらいたい、そして、キックボクシングで地域を盛り上げられるのは自分しかいない、との想いから今回の屋外キックボクシングイベントを思い付きました。
　CAMPFIREを通して、たくさんのみなさまと一緒にこのイベントを作り上げ、少しでも多くの人に競技と地域の魅力を知ってもらうキッカケになれたら幸いです。