【モンゴルの旅する住まい「ゲル」をつくりたい!】23歳の“ライフワーク”第1章

「つくること」をライフワークにして行く1歩目として、2ヶ月間のモンゴル旅で遊牧民と暮らした旅する住まい「ゲル」を自分の手でつくりたい! ゲルで広げるものづくりの面白さと、“生きる力”の輪。

現在の支援総額

585,500

130%

目標金額は450,000円

支援者数

121

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/11に募集を開始し、 121人の支援により 585,500円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

【モンゴルの旅する住まい「ゲル」をつくりたい!】23歳の“ライフワーク”第1章

現在の支援総額

585,500

130%達成

終了

目標金額450,000

支援者数121

このプロジェクトは、2025/09/11に募集を開始し、 121人の支援により 585,500円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

「つくること」をライフワークにして行く1歩目として、2ヶ月間のモンゴル旅で遊牧民と暮らした旅する住まい「ゲル」を自分の手でつくりたい! ゲルで広げるものづくりの面白さと、“生きる力”の輪。

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初めまして、みのりと申します!

自然と食べることが好きな東京生まれの23歳です。


くることをライフワークにしていく一歩目として、今年の4月から6月まで2ヶ月間旅をしていたモンゴルの伝統的な旅する住まい「ゲル」を自分の手で作りたい!

そう思ってこのプロジェクトを立ち上げました。




モンゴルを主とした中央アジアの国には季節ごとに移動しながら暮らす人たち「遊牧民」がいます。

遊牧民は100~1000頭ほどの動物と共に草原や山間で生活しているので、大地に生える草がなくなってしまわないように3~4ヶ月ごとに住む場所を移動します。

「ゲル」は遊牧民が住むとっても大きなテントのような家です。(3人いれば30~40分ほどで組み立てられるらしい!)


遊牧民バサとゲルティの住んでいるゲル


「23歳はモンゴルだ!」

自分の知らない世界を知りたい、地球の色々なところに住む様々な文化を持つ人たちが何を考え、どんな暮らしをしているのか、どんな景色があってどんな出会いがあるのか。

そんな好奇心から高校を卒業したあと、国内外を旅してきました。


数年前から漠然と行きたいと思っていたモンゴル。

旅する中で色々な建築・暮らしの形に興味が出てき始めた去年の10月ごろ、広大な草原を駆ける動物と共に移動しながら生活する遊牧民の方々の暮らしをのぞいてみたい!

という思いもあり、23歳はモンゴルへ!


3ヶ月の旅のルート!(ぜひ拡大してみてください)



ゲルとの出会い「世界でいちばん美しい場所」

モンゴルでは本当に出逢いに恵まれ、入国2日目にゲルを持つ方のお家へ遊びに行かせてもらいました…!!モンゴル式の少し塩味があるミルクティーを飲みながらお話ししたり。


「世界でいちばん美しい場所」というのは、そこに住む64歳のお姉さんが庭にあるゲルを私に見せてくれた時の言葉です。

Google翻訳で受けとった言葉なので、もしかしたら少しニュアンスが違うかもしれませんが、とても柔らかく誇らしい彼女の表情はすごく印象に残っています。

“いちばん”という表現も他と比べるというよりは、生まれ育った土地の文化への誇りの表れのように感じました。海外から来た私に自信を持って話してくれる姿に、「自分は何を語れるだろう」と生まれ育った日本という国を振り返ってみたり。


文化の違いやその面白さを何かの形で届けてみたい、元からあったそんな想いに「ゲル」というツール・選択肢が生まれます。

色んなゲルがある中で、すごく美しく印象に残っているゲル

「ゲルを作ってみたい」きもちの芽生え

モンゴルでは都市化が進み遊牧民が減少しています。現地で仲良くなった遊牧民一家で暮らす28歳のダリも、子どもを育てるために田舎に住んでいるけど、動物を育てる知識やスキルはあまり持っていないと話していました。

モンゴルに限らず、色々な国で伝統文化や民族文化の衰退を目にします。

こんなに面白く、そこにしかない文化が衰退していってしまうのか…

と、悲しくなると同時に、私自身日本の工芸・産業・建築などいろんな伝統文化の衰退に目を向けるようになりました。


「自分も面白く美しい文化を繋ぐ人になりたい。」

私がゲルを作ること、いろんなところで体験や話として届けることで文化をつなぐことに少しでも貢献できるんじゃないか。

ダリの息子、チンゾ


①分解して運べる!

なんといっても一番はこれ。

ゲルは大きなテントのようなもので、何もない草原に突如現れ、季節と共に移動していくという家とは思えない特徴を持っています!

②全部の部屋がぎゅっとしてる!

ゲルの中には、キッチン・リビング・ダイニング・寝室・洗面台・洗濯機・クローゼットなど、全ての機能がそこに集結しています!

無いのはお風呂とトイレだけ。

私的には「青空トイレ」「星空トイレ」も体験してほしい…!!!(お風呂はどこにもありません笑)
遊牧民宅トイレ集

③入り口が狭くてワクワク!

これは実際に体験してみないと伝わらないかも知れませんが、ゲルの入り口(扉)はとても低く、屈んで入ります。

そこから広がる室内は秘密基地のようで、また一歩外に出ると異世界に来たかのような広い空。

ぜひ体感してみてほしいです。

④いつも自然を感じられる

モンゴルは一年通して日本よりずっと涼しく、冬はマイナス30度ほどになる地域も。私が行った4月、5月はダウンを着て布団を頭までかぶって寝るほど。

そんなゲルでは風が強い日にはゲル全体が受ける風を感じながら、よく晴れた日はゲルの天窓から覗く星空を眺めながら眠ります。

真ん中には薪ストーブ。

パチパチと爆ぜる炎の音を聞きながら、今まで新しさや刺激を求めていた自分にとって初めて「薪の爆ぜる音がある暮らしがしたいな」と、自分の理想の暮らしについてゆっくりと考えました。

(モンゴルでの暮らしはリターンのZINEにたくさん詳しく書き綴っています!)

迫ってくる珍しい羊


私は「モンゴルの文化を広める人」や「ゲルを作る人」になりたい訳ではありません。

ゲルだけに限らず作ることをもっとしていきたい。

じゃあ何になりたいのだろうと考えてみると(抽象的ですが)言葉にするとしたら「大人になるって面白そう」と思われる人になりたい人です。

そんな私がゲルを作ることに意味はあるのか、価値はあるのかと迷いました。


ですが日本に帰ってきてあることに気が付きます。

「どこにもゲルがない!」

モンゴルでは当たり前のように毎日見ていたゲル、日本に帰ってきてから一度も目にしていません。モンゴルに行ってきた話をすると驚かれることも多いです。

(もちろん日本でもゲルを見たり宿泊することができるキャンプ場はありますが、興味を持って出向かないと触れることはない)


私が海外へ目を向けることが出来たのは、

たくさんの先人たちが開いてくれた道があったから。届けようとしてくれた人たちがいたから。

仲良くなった中3ガールズ

滞在2ヶ月の中で、遊牧民の家族と暮らしたり、現地の学校で授業をさせてもらったり、ゲストハウスのお手伝いをしたり、薪ストーブで毎日のご飯を作ったり、馬や羊を追いかけたりと、いろいろな体験・経験をさせてもらいました。

数十分前に生まれたばかりの子羊や、急に亡くなってしまった馬。自然や動物とともに循環していく暮らし。


私がみてきたものが何に繋がっていくかはわからない

同じ体験をしてほしいと言いたいわけでもない

でも、なにか豊かさにつながるヒントがあるんじゃないか


私も自分が見てきた世界を届ける人になりたい。ゲルがそのツールやきっかけになればと思っています。

モンゴルの中学校で日本語の授業をした


「つくること」をライフワークにしていきたい!その一歩目!

一年ほど前からDIYを始め、ものづくりや形を通した空間づくりに引き込まれていきました。自分の手で空間や道具を生み出す人たちを知り、没頭する楽しさを知り、これでもっと人に喜んでもらえるようになりたい!と思ように。

これは去年声をかけてもらって大阪の古民家を改装した時の動画です!

大阪古民家改装🛠️リール

(「この子が改装したんだよ」と紹介してもらう度に嬉しさを感じています…!現在は2階を改装中!)


もっとできるようになりたい、もっと人に使ってもらえるものや空間を作りたい

そんな思いがあり、このゲルが今後のものづくりの名刺がわりになったらと思っています。

改装中の古民家と手作りの看板


「ゲルを作ってみたら面白そう!」

そして、いろいろな理由がありますが、一番最初につくろうと思ったのは「ゲルを作ってみたら面白そう!」というとてもシンプルな好奇心です!



少し長く色々なことを書いてしまいましたが、つまりゲルを作りたい理由は…

①モンゴル旅を自分の中だけで終わらせるんじゃなく、カタチにして届けたい!

②失われていく文化を考えるきっかけをつくりたい!

③つくることをライフワークにしていく一歩目に!

④シンプルに面白そう!

ということです!

洗濯物も干せるよ



いろんなメディアで調べましたが、設計図や「ゲルの作り方」を詳細に説明する動画やサイトはありませんでした…

(もしこれをみている方で、おすすめのゲルの資料などがあればDMとかで教えて欲しいです!)

なので、現地で計測したメモや記録として残してきた写真、調べられる限りの情報をまとめて我流で制作しようと思っています!

予定:直径4.32m、高さ2.12m (壁部分の高さ1.50m)

現地で残してきた記録

制作場所は、以前改装をさせていただいた大阪の「ぶれんど横丁」さんと、奈良県の下市町にある廃校を使わせて頂けないかお話をしているところです。



 


リターンの1番メインとなる「モンゴル旅ZINE」は、旅中に毎日書きつづけていた約13万字の日記をもとに、写真やイラストをたくさん使って作ります!

どんな経路で、どれくらいのお金で行ったの?

どうやって遊牧民の家に泊まらせてもらったの?

言語はどうしたの?

という実際どうなんだろう話や、心からあふれて書き殴ったその時にしかない温度感の文章も。

そして、ゲル制作の裏側も。


そのほかのリターンは、下にしたにめくって貰うと見ることができるので、そちらをどうぞ。

もし「こんなリターンが欲しい!」というものがあったら追加リターンとして出させて頂くので、是非お伝えください!


集まった資金の使い道

支援していただいたお金は、ゲルの材料費やリターン、手数料。

そしてこれからも長く使っていく工具代として使わせていただきます!



とにかくいろんな人に見てほしい!

ゲル制作後、‎母校の小学校にて子どもたちと保護者の方向けにお話&ゲル体験会をさせていただくお話が進んでいます。

ですが、まだまだ届けていく機会は少ないです。

ゲルを作ろうと思った理由に書いたように人に届けることに意味があると思っているので、そんな機会を増やしていきたいなと思っています!

(モンゴルで過ごしていたように、薪ストーブを囲んで語り合ったり、風の音を感じながら眠るような時間を)


あと、ゲルはものであり「家という空間」なのでいろいろな表現者たちと空間を面白がるようなコラボ企画なんかができたらいいなと思っています!

いろんな人と交わるゲルはどんなだろう



少しだけ私のこれまでについて書かせてください。

私は東京生まれ東京育ちですが、両親と通っていた学校の影響でかなり自然と距離のちかいところで育ちました。

小学校の頃は毎年山を登り、自分でテントを張り、お米を育て、火おこしを学び。

中学では海で6キロの遠泳をし、小麦を育て、中高の修学旅行はどちらも東北の農家さんへ。

生きる力があるってかっこいい。

それが私の根本にある価値観です。

愛媛県の目黒という村にて


そして今思えば原点となっているのが、高校2年生の文化祭です!

私はクラスでやる企画「揚げパンの屋台」の代表をしていました。

クラスメイトが書いた屋台のラフ画をどうしたらカタチにできるのか考え、模型を作ってみたり、自分なりに設計図や作業工程表を書いてみたり、クラスメイトと試行錯誤しながら作っていく。

ご飯を食べることを忘れるほどの楽しさや、完成した時の表現しきれない感動、あれが自分の中の原点だったんだなと。


高2の文化祭で建てた屋台

実際高校3年生で進路を考えたとき、建築学部やライブ制作の専門学校を調べていたり。


ただその時の自分は、

もっと自分が知らない世界のことが知りたい、刺激的で壮大な物語のような日々を生きてみたい。


そして決めた、大学に行かずいろんな世界を見に行くということ。卒業と同時にきたコロナもあり、自分がどう生きていきたいのかを考え模索した日々でした。

餃子屋さんをやったり、しゃぼん玉のパフォーマンスをしたり、日本や世界のいろいろなところを訪れたり。

いろいろいろ…


人の役に立ちたい

あまり胸を張って言えることでは無いかも知れませんが、私は誰かのために人のためにという気持ちよりも、自分がやりたいからやるというエネルギーで動いてきました。

途中で気がついたのは「ありがとう」と言われることが一番豊かであり面白いということ。

ヒッチハイクをしたり、家に泊めてもらったり、面白い体験や話を提供してもらったり。頂いたものは形のあるなし含めて数えきれないほどです。

先月のイベントにて、ブースを作りました


去年の夏、1人で大阪から長崎までママチャリで旅をしました。

その途中で出会ったある女性にこれまでの道のりの話をすると、その人の表情は変わり、最後に

「すごく元気をもらえた、本当にありがとう」と。

正直私は何かを提供できたと思っていませんでしたが、それでも今この瞬間この人を元気にすることができたんだとすごく印象に残っています。


今は人の役に立ちたい、「ありがとう」と言われたいという気持ちが強くあります。


どんなことでありがとうをもらうか。

“仕事”ではなく、“ライフワーク”という言葉を選んだ理由があります。

色んな人を見てきた中で、お金を稼ぐ・働くってなんだろう?と考えることが多くありました。

お金を見つめるよりも、人が喜ぶことに動くことが豊かさを生むんだと。

そんな実感から“仕事”ではなく、どんなことで「ありがとう」を貰いたいかという意味を含んだ“ライフワーク”を使っています。

ママチャリ旅中、福岡県糸島にて


私なりの「つくること」

考えて、書いて、描いて、手に取って、合わせてみて、切り取ってみて。

頭の中にあったものが、手でふれられるカタチになる。


「つくること」ってとても抽象的だな、と私自身もそう思います。

家を作るのか、家具を作るのか、リノベーション、工芸品、生活雑貨、遊び場、ジャンルでもたくさんありますし、もっと細かく役割を分けていけば数えきれないほどあります。

一度ジャンルを決めずに、いろいろなものを作ってみる時間を取ろうと思いました。


絶対にこれが好きだと確信を持てるものを見つけるってとても難しいと思います。

私にとってつくることは、人より少し得意で、自分の中で他より少し夢中になれるものでした。


ゲルの完成は10月末が目標です!

制作場所(予定)である奈良県の下市集学校さんで11月3日に開催される「ガチ文化祭」でのお披露目会に間に合うようにと考えています。


そして今回のクラウドファンディングではゲルの材料費に加えて、これからも長く使っていきたい工具の費用も含まれています。

それを使った小さなものづくりの工房を開く予定です!最初はイベント出店やオンライン上の工房としてスタートすると思いますが、いずれ場を持てたらと思っています。

誰かと一緒にものづくりをする機会も作っていきたいですし、古民家の改修や自然素材を使った建築にも興味があるので、勉強を続けてチャレンジしていきたいと思っています。

遊ぶように暮らす、描くようにつくる




ここまで読んで、支援を考えてくれて本当にありがとうございます!

私は1人で何かをするのは得意だけど、だれかと共に、だれかの力を借りて何かをするのはとても苦手です。月並みに悩んだり、このクラウドファンディングも後退りしそうになりながらなんとか一歩踏み出せたもの。

今これを読んで、私の言葉を受けとってくれていることが本当に嬉しいです!


高校生の時「なんだか、このままでいいのかな」そう感じた心のままに知ろうとした世界。

まだまだ知らないことはたくさんで、自分の中で結論の出ないものが溢れていて。それでもこれは大切なことなんじゃないかと思えたことがあって。少しずつですが今まで受けとったものを次の世代へ、カタチにしていきたいと思っています!



とても長い文章読んでくださり、本当にありがとうございます!

もし少しでも共感してくださったり、面白いなと思って貰えていたら、ご支援・シェアという形で応援していただけるととっっても心強いです!!

よろしくお願いします!


大野穂


電波がなく、だれもじぶんのことを知らない大地で
たった1人になった時、初めて自分の周りにいてくれる人たちを思って涙が溢れた日の写真。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • ゲル制作の材料費 工具の購入費 リターン制作費 CAMPFIREの手数料

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • こんばんは今回は、前回の活動報告で少しだけ載せた「母校の小学校でのモンゴル授業&ゲル体験やってきたよ〜!」という活動報告になります!(急遽ですが、付属の幼稚園でも建てさせてもらいました)まずはいろんなところに建っているゲルのお写真からご覧ください!小学校の屋上、外幕が未完成で剥がれています、、、小学校の会議室、突如ゲルが現れる不思議な感覚幼稚園の園庭、地面が芝生でモンゴルの草原ぽさがあります小学校2年生が約60名、幼稚園の年長さんが約20名、その親御さんや先生型を含めるとおおよそ100名の方々に体験していただきました、、、!反応はさまざま。これは現地のゲルと比べると小さく、キャンプ場や室内でも建てられるよう直径約4mで作りました。「めっちゃ広い!大きい!」という子もいれば、「えー!これがおうち?小さい!」という子も。「ここがベットがあるところだよ」と言うと、我先にとそこに寝転ぶ子どもたち。「ここには薪ストーブがあるよ」と言うと、体をくねらせて熱がってみたり。「雨が降ってきたらどうするの?」「作るのにどれくらいかかったの?」「ゲルの中あったかい!」こんな反応は大人も子どもも変わりません。スライドを作ってクイズ形式の授業馬頭琴に興味津々「スーホの白い馬」の特別授業ということで呼んでいただいたので、ゲルだけでなく遊牧民の文化をテーマに授業もさせてもらいました!スライドを使ったクイズ形式の授業。子どもたちの自由奔放さに授業の主導権を取られてはいけないぞ!と声を張って頑張ったら、少し喉が枯れました、、、笑(小学校の先生ってすごい)休憩中に馬頭琴を触っていいよ〜というと体験希望者の長蛇の列。10秒くらいずつの交代制。どんな角度にしたらどんな音が出るのか、引いたり押したり、斜めにしてみたり、頭の中で色々考えながら手を動かしている姿を見て、7~8歳って思っていたよりもずっと人間だったねと、手伝いに来てくれた親友と話していました。幼稚園の園庭、床が芝生で気持ちいい、、、幼稚園の子どもたちは今家づくりにハマってるらしいです。5〜6歳の子どもたちが工具を手に木材に触れていたり、お風呂を作ったり、なんて素敵なんだと感激。事前に本を読んで知っていたゲル、これがおうちなんだ!とテンションが上がって飛び跳ねている子も。私はゲルに入った時って落ち着くとか、興味深いとか、美しいなっていう感想だったので子どもたちから「楽しい!!」と言われた時、ゲルに楽しいという感想があるのかと、新しい視点を得られたなと思います。と、細かいエピソードを語り始めるとまだまだ色々な発見や面白さのあった小学校・幼稚園訪問でしたが、クラウドファンディングでたくさんの方々に支援していただいたお金で、実際に届けられるところまで形にすることができたこと、本当に嬉しいというか、ほっとした気持ちです。まだ未完成だったりもっとこうしたいなという部分はありますが、届けながら少しずつアップデートしていけたらなと思います。そして、 屋上、会議室、園庭、、、屋内外問わず色々なところに突如現れたかのように建つゲルを見て、なんだかクスッと笑ってしまうような違和感があったり、建つ場所によって変わる景色にゲルという家の面白さを感じたり。何より、ゲルというものを通して遠く離れたモンゴルという地の人々の生活を一生懸命想像している子どもたちの姿というのが、とてもとても嬉しかったです。ゲルを通して自分のやりたいことや想いを伝えきれているかと言うとまだまだ全然ですが、あと残り1ヶ月となった今年も出来ることをやり切って、新しく始まる午年(私の干支です!)も気持ちよく駆け抜けて行きたいなと思っています!小学校から届いた授業の感想文(泣)ちなみに、教室に入ってすぐ「いつ日本に来たの?」「モンゴルのどこに住んでるの?」と聞かれた時には、確かに子どもたちからしたらモンゴルから来た人だよなぁと笑ってしまいました笑Mиний нэр Минори. Би Япон хүн.(私の名前はみのりです。日本人です。)大野穂 もっと見る
  • お久しぶりです!クラウドファンディング終了から約2ヶ月が経ちました。なかなか活動報告を上げることが出来ていませんでしたが、この度ものづくりに特化したInstagramのアカウントを作成しました!クラウドファンディング終了から少しずつ進めていたゲルの制作ですが、骨組みはほぼ全て完成し、あとは外幕のみといったところです。(ほぼというのも、少し調整や装飾をしたいと思っている部分がまだあります)少しずつ今後このゲルをどう使って行こうか、届けていこうかと具体的に考え始めています。実はInstagramで知ってくれている方もいるかもしれませんが、母校の小学校にてひと足早く「ゲルの体験会・モンゴルの遊牧民文化に関する授業」をさせて頂きました!まだ25日にも予定しているので、その回が終わり次第報告します(*´˘`*)クラウドファンディングのリターンは11月中のお届け予定でしたが、かなり遅れています、、、もう少し時間がかかるかと思いますので、気長にお待ち頂けたら嬉しいです!<(_ _)>ということで短くはなりますが、活動報告でした!大野穂 もっと見る
  • クラファン開始から19日が経過し、昨日目標金額である45万円を達成しました!!!緊張と不安の中で始まり、ずっと達成できるか確信の持てなかった期間の中、ひとつひとつの頂いた言葉や応援の行動がすごくすごく励みになりました…自分1人のためにこれだけの人が力を貸してくれているということ、心から感謝の気持ちでいっぱいです。私の決意と挑戦を一緒に走り出してくれて、本当にありがとうございます!後のこり1日と9時間半、目標の45万円を達成した今、NEXT GOAL55万円を追いかけます!!クラファンページでも書いた通り、これからもっとつくること、その機会・できることを増やしていきたいと思っています。そのために、今ページで挙げている工具だけでなく鉋やハーネス、のみ、ブロワー、攪拌機、鏝、工具箱、金槌、腰袋など購入したいと思っている工具はたくさん…目標金額を超えた分は全てその工具に使わせていただきます!!これから面白いもの、ときめくもの、繋いでいきたい文化を手がけるため。最後まで協力お願いします!!! もっと見る

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