アフリカサバンナでのフィールドワークで現地の本当の声を届けたい!

目標額約50万円!アフリカのサバンナにて100世帯以上の現地住民の”本当の声”を聴く1ヶ月半のフィールドワーク!

現在の支援総額

502,500

104%

目標金額は480,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/14に募集を開始し、 73人の支援により 502,500円の資金を集め、 2025/09/27に募集を終了しました

アフリカサバンナでのフィールドワークで現地の本当の声を届けたい!

現在の支援総額

502,500

104%達成

終了

目標金額480,000

支援者数73

このプロジェクトは、2025/07/14に募集を開始し、 73人の支援により 502,500円の資金を集め、 2025/09/27に募集を終了しました

目標額約50万円!アフリカのサバンナにて100世帯以上の現地住民の”本当の声”を聴く1ヶ月半のフィールドワーク!

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自己紹介 

はじめまして!生物多様性と野生動物保全に強い関心を持つ、大学4年生の谷口優葉です。これまで「自然や動物を守るために何ができるだろう?」と真剣に考えてきました。将来は、生物多様性保全の現場と政策の橋渡しができる存在になりたいと思っています。


ケニアに行った際ホームステイ先にいたムファサ(スワヒリ語でライオンという意味)との2ショット

なぜケニア?

私がケニアに興味を持ったきっかけは、高校の授業で象牙取引について調べたことでした。その後、WWFでのインターンを経験し、「現場の保全活動を自分の目で見てみたい!」という思いから、キリン保護ボランティアができるエージェントを利用して3週間ケニアへ行きました。そのときの体験が忘れられず、もっと深く関わりたいと強く感じています。
これはかなりキリンに近づいた時!しかしiphoneだとどうにも伝わらない、、

なぜ”本当の声”を届けたいという考えになったのか~「自然保護」の歴史

自然保護といえば「国立公園を作ること」が正解とされてきました。 けれどその裏では、地域の人々の土地が奪われ、声が無視されてきた歴史があります。 
今では住民主体の保全が推進されていますが、“自然を守りたい”という思いが先にあるかぎり、私たちは本当に地域の声を聞けているのか―― 
そんな問いを持って、私は今回、マサイマラで現地の人々の声を丁寧に拾うフィールドワークをすることにしました。また、ここで学んだことを卒業論文にまとめる予定です。

現地の声を届けたらどうなる?

そうして丁寧に拾った声は、卒業論文にとどまらず、日本での報告会やSNSでも発信していく予定です。
自然保護に関心がある人も、アフリカに行ったことのない人も、「そんな見方もあるんだ」と感じる小さなきっかけになれば嬉しいです。
私自身もまだ学びの途中ですが、現地の暮らしや言葉に触れることで、自然保護の分野をより盛り上げ、且つ多様な立場に開かれたものになる――そんな小さな変化のきっかけを少しでもつくれたらと願っています。

渡航費や現地での活動にかかる費用について

今回の挑戦には、航空券・滞在費・ワクチン・機材レンタルなどを含め、総額およそ70万円ほどの費用がかかります。私はこれまでに30万円を自分で貯めましたが、残りの約40万円について、クラウドファンディングでご支援をお願いしたいと考えています。

※詳しい費用の内訳や使い道については、「支援金の使い道」にて記載しています。

わたしのこれまで

高校1年生:アフリカ象牙の密猟について調べ、論文を書く(高校の授業で行われた、高校生レベルのもの)

大学1年生:WWFにて環境人材育成プログラムに立ち上げに関わる(8ヶ月の期限付きインターン、CSOラーニング制度派遣生として)私含めて3人で人事部の方が考えた実験プログラムを実際に行い、そのうえでどのようなプログラムであれば学生が入りたいと思うかということを考えて提案しました 

大学2年生:ケニアに3週間キリン保護ボランティアに行く 基本的には外来種駆除、キリンモニタリングなどをしていました 

大学3年生:ファンドレイジングのインターンを半年間経験 

そして今、文化人類学の視点から、保全と人の共存を見つめ直したいと思っています。

※WWF…世界的な自然保護・動物保護NGO 世界自然保護基金
※CSOラーニング制度…SOMPO環境財団が主催している、学生を環境系NGOに有給で派遣する制度
※ファンドレイジング…人道支援団体の寄付を募る活動

なぜクラウドファンディング?

この挑戦を通して、同じ志を持つ仲間や支援者とつながりたいと思ったからです。また、

「この分野に関わりたいけれど何をしたら良いか分からない」

という思いをずっと抱えてきた私だからこそ、この活動を発信し、

共感してくれる人たち同士が交流できる場を作り、もっとアフリカと生物多様性の分野を盛り上げたい

と思いました。
また、渡航費用や調査に必要な機材費を自分だけで賄うことは難しく、文献や本だけで知っていくことも考えたのですが、実際に聞き、一緒に生活しなければ「私自身の価値観」でマサイマラの保全を判断してしまうだろうと思いました。そこでクラウドファンディングを活用して、支援をいただくことにしました。いただいたご支援は、現地での交通費や滞在費、記録用の機材購入に使わせていただきます。

現在の準備状況

渡航に向けて現地NGOや保護区関係者との調整を進めており、マサイマラのwildlife venturesさんを中心に、NGOスタッフ、レンジャー、地域住民の方々と直接話を伺う機会をいただいています。蜂農法に取り組むNGOにも参加予定です。今後も準備を着実に進め、一歩ずつフィールドに近づいていきます。

6月30日:A型肝炎ワクチン1回目+破傷風ワクチン+輸入狂犬病ワクチン1回目を打ちました~!

今回お世話になるWildlife Venturesさん。ゾウと人間の軋轢を蜂で解決する、というソーシャルビジネスを進めてらっしゃいます。

3週間のバックパッカーについて

ケニアでの滞在後は、3週間ほどバックパックで周辺国(ウガンダ、ルワンダ、タンザニアなど)をまわる予定です!せっかくアフリカまで行くのに、ケニアだけで終わってしまうのはもったいない…と思ったのが正直な気持ちです。ただそれだけでなく、「保護」というテーマが国や地域でどう違うのかを、自分の目で見て比べてみたいという想いもあります。観光地をまわる旅ではなく、地域の方とつながれるような旅にするために地域の方と繋がっている方のもとで滞在できるよう、準備を進めています。

カメラ/写真への思い

前回ケニアを訪れたとき、スマホだけでは「本物の空気感」や「その場の温度」がなかなか伝えきれないと感じました。ただ記録するのではなく、“心が動いた瞬間”を写真で切り取って、日本でもっと多くの人にリアルな現地の姿を届けたい。そう思い、今回はきちんと1眼レフでの記録にも挑戦します!(実は去年の秋にカメラを購入しており、しっかりと望遠レンズを借りて現地に向かう予定です)帰国後は写真を通して、サステナブルな分野で活動する人たちの発信の力にもなれたら嬉しいなと思っています。
機材:本体はCanon EOS Kiss X5 レンズはSIGMA(70-200mm,F値2.8)をレンタルする予定です。

以前動物園で撮ったフラミンゴ。陽に当たって気持ちよさそうにも見えるし、何かを憂いているようにも見えます

報告会について

帰国後、報告会を開催する予定です。実際に行った場所、現地住民は動物保護に対してどう思っているのか、実際にいってみて分かったことなどについてお話させていただく予定です。アフリカと絶滅危惧種保護・生物多様性に興味のある方が「つながる」場になれればと思います。ぜひ参加お待ちしています!

リターンについて

感謝の気持ちを込めて、いくつかのリターンをご用意しています。

  • 金額問わず:「支援者の声」ページにお名前を掲載(希望者のみ)

  • 3,000円以上:3000円以上を支援してくださった方には全員に「支援者の方協力シート」の編集URLをお届けし、活用していただければと思っています(希望者のみ)。

    追記:支援者の方協力シートは個人情報の観点から閲覧・編集共に支援者の方のみに変更させていただきました。記入項目は「ニックネーム」「協力してほしいこと・したいこと」「SNSユーザー名」になります。リターン内容はシステムの都合上、公開後の変更ができないため、このような形で記載させていただきます。

    変更前: 閲覧・どなたでも 編集・3000円以上の支援をくださった方
    変更後:「閲覧・編集共に」支援者の方のみ(閲覧は金額問わず)

    どうぞよろしくお願いします。

スケジュール

5-7月:クラウドファンディング、渡航準備
8-9月:マサイマラにて現地住民とフィールドワーク、人とゾウとの軋轢を解消する蜂農法ビジネスをされているwildlife_venturesさんのもとでお手伝い
9月中旬: 周辺国の旅 (ウガンダ→ルワンダ→タンザニア)
10月:帰国・報告準備
11月以降:報告会・動画公開・リターン発送

最後に

私は「自然を守ること」そのものを否定したいのではありません。ただ、「自然は守られるべき」という考えを前提にしたまま「どうしたら一緒に参加してもらえるか」を考えるのではなく、「そもそも現地の方は何をしたいと思っているのか」を出発点に考えたいのです。

この活動がすぐに皆さんのお役に立つことは難しいかもしれません。けれど、だからこそ、現地の空気や暮らしの実感に根ざした声を丁寧に届けることで、少しでも多くの方に“ほんとうのまなざし”で環境や社会を考えるきっかけを届けられたらと思っています。

どうかあたたかいご支援を、よろしくお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 航空券 20万    往路:東京ーケニア 復路:ダルエスサラームー東京 滞在費 25万    マサイマラ国立公園入場料 200ドル(約3万円) マサイマラ1ヶ月半 滞在費(生活費込み)15万円   その他お土産代・各種ツアー代 約5万円(予定) 3週間バックパッカー中の生活費  13万    東アフリカ(ウガンダ・ルワンダ)ビザ 100ドル(1万5千円)   ケニアeTa 30ドル(約4500円)   タンザニアビザ 50ドル(7500円)   タンザニアモシ村ホームステイ 5万円+滞在費(予定) ワクチン代:狂犬病とA型肝炎、破傷風 53850円 マラリア予防薬代:6000円 カメラ機材レンタル費 2万5000円 合計約66万円 自分で貯めたお金:18万円 残り:約48万円

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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最新の活動報告

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  • ついに目標にしていた「土地の貸し借りをしていない住民100人のインタビュー」を終えることができました!累計は118人!パチパチ。今回は、その一日の様子を少し切り取って書いてみたいと思います。どのようなインタビューなのかはnoteをぜひご覧ください調査方法私の調査方法は、アポ無しで家を訪ね、そこにいる人に話を聞くというスタイル。こうした“飛び込み”が成立するのも、田舎のゆったりした空気があるからこそだと感じます。また、基本マサイ語でのインタビューなので滞在するにれて知り合いになった英語ができるマサイに少しお金を払うから通訳して欲しいと頼んで一緒にインタビューをしていました。進路はレンジャーに任せる宿泊施設を出て坂を下りながら、いくつかのお宅を訪ねました。同行してくれたレンジャーは村の道や家の位置を熟知していて、「あの家の人は知らないから今日はパスしよう」というように進路を決めていきます。近所に住んでるからこその感覚があるんだろうなぁということでその感覚を信じて、私はすべてを任せていました。下っていった坂ごちそうになったミルクティー3件目の家では、ミルクティーをいただきました。マサイの村では、お客さんにチャイ(ここでは甘いミルクティーのこと)を出すのが習慣で、断ると失礼にあたるそうです。お腹も空いていたので「欲しい!」と答えていただいた一杯。飲んでみるとスパイスが少なく、アールグレイのような香りでとても飲みやすいものでした。宿泊先のチャイはシナモンたっぷりなので、このシンプルさがむしろ好みでした。話をしていると近所の人たちも集まってきて、にぎやかな雰囲気に。無言でさらっと家に入ってくる人もいて、まだ慣れないながらも「これがここの日常なんだな」と感じていました。好みの柄のシュカを譲ってもらう次に伺ったのは、ネックレスを作っているおばあさんのお宅。鮮やかな黄色と水色のシュカ(マサイが日常的に使う布)を身にまとっていて、一目で「素敵!」と思いました。大切なものではないかと心配しつつ尋ねたところ、800円ほどで譲ってくださることに。市場で買えば1500〜2000円ほどするので、特別に分けてもらえたのだと思います。さらに「私が作っているネックレスを観光客に売ってほしい」とお願いされ、信頼を寄せてもらえた気がしてとても嬉しかったです。だいぶ派手だがマサイの衣装と合わせると負けなくてかわいいシャラシャラがついている母親に息子との結婚をお願いされる別のお宅では牛乳をごちそうになりました。加熱していない牛乳は少し不安でしたが、断れないので一口。ほんのりヤギの風味があり、ぬるめで出されたのがまたドキドキしました。それでも「マサイガールと言われたい一心」で飲み干しました。笑驚いたのは「息子と結婚してほしい」とお願いされたこと。これで二度目でした。もちろん笑って流しましたが、レンジャーの男の子は「またか」という顔で苦笑い。近所のおばあちゃんに話しかけられて長話しているときの、あの日本的な空気感と重なり「そこは世界共通なんだな」なんて思っていました。いただいた牛乳マサイの強靭な体力に圧倒されるこの日は坂を下ってきた分、帰りは登り。私は息を切らしてゼーハーしていましたが、レンジャーは平然と歩いていました。「本当にすごい体力だ…」と感心しながらも、不思議と心は軽く「これもまた面白い経験だな」と感じました。最後にこうして一軒一軒を訪ねていると、暮らしの空気や人とのつながりがじんわりと伝わってきます。支援してくださる方々のおかげで、このような時間を重ねられているな、と心から感謝しています。観光で見るサバンナは本当に美しく、一生の思い出に残るものばかりです。でも美しさの裏側には、「どう資金を集めるか」「誰が何を得るか」という静かな課題があります。だからこそ、そこで暮らす人々の声や日常を伝え、今当事者は何をしたいのか、を知るべくこれからも頑張ろうと思います。 もっと見る
  • こんにちは、谷口優葉です!今日は、これまで私が考えてきた「地域の声を届けるってどういうこと?」という問いに対して、新しいヒントをもらえたのでご報告させてください。これまでのもやもや私はずっと、「自然保護が“当たり前”とされる価値観は、果たして本当に正しいのか?」と疑問を持ってきました。アナ・ツィンの『摩擦』という本を読んで、自然保護という考え自体がヨーロッパ発のものであり、必ずしも世界共通の価値観ではないと知り、大きな衝撃を受けたからです。そこから、「じゃあ、自然保護って実は地域の人たちにとっては“押しつけ”なのでは?」「本音を聞くって簡単じゃないし、何を聞けばいいんだろう…」という悩みを持つようになっていました。そこに現れたヒント:Local Wisdom(地域の知恵)そんな時、インドネシアの国際協力を研究している先生とお話しする機会がありました。そこでいただいたのがこの言葉です:「自然保護が悪いわけじゃないよね。インドネシアでは“Local Wisdom(地域の知恵)”という考えが注目されていて、“国立公園”のように外から押し付けられた自然保護ではなく、昔からサステナブルに生きてきた知恵を活かせばいいだけなんだよ。マサイマラにもきっとあるはずだから、それを聞いてみるといいよ。」私が得た気づきこの言葉で、私のもやもやが一気に晴れました。・自然保護が一つの価値観であることを自覚することが大事・でも、それが悪かどうかを判断するのではなく、・ むしろ地域の中にある“Local Wisdom”を聞くことこそが、本当の声を届けること「もし地域にLocal Wisdomがあれば、それを知るだけでも意味があるし、なければ“今の自然保護の方法は本当に持続可能なのか?”と考えるヒントになる」――この視点を得て、私はやっと、“地域の人に何を聞けばいいのか”が明確になりました。今後のフィールドワークでやりたいことこの気づきを活かして、マサイマラの現地でこう問いかけてみたいと思います「あなたたちは、昔からどうやって自然や動物と共に生きてきたのですか?」「こういう時は狩りをしてよくて、こういうときはだめ、などのルールはありますか?」その中に、今の自然保護とは異なる地域独自のサステナブルな生き方=Local Wisdomがあるかもしれません。マサイマラへの渡航準備もいよいよ本格化してきました!これからも学びを発信していくので、引き続き応援よろしくお願いいたします!ーーーーーこのプロジェクトは7月14日にスタートしました。クラウドファンディングでは最初の3日間に30%(私の場合は14,4000円)達成するとゴール達成にグンと近くなると言われています。このタイミングでのご支援が本当に力になります!応援よろしくお願います! もっと見る

コメント

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  1. 2025/08/13 23:02

    志も素敵だし行動力とってもかっこいい!たのしんでね!


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