アフリカサバンナでのフィールドワークで現地の本当の声を届けたい!

目標額約50万円!アフリカのサバンナにて100世帯以上の現地住民の”本当の声”を聴く1ヶ月半のフィールドワーク!

現在の支援総額

502,500

104%

目標金額は480,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/14に募集を開始し、 73人の支援により 502,500円の資金を集め、 2025/09/27に募集を終了しました

アフリカサバンナでのフィールドワークで現地の本当の声を届けたい!

現在の支援総額

502,500

104%達成

終了

目標金額480,000

支援者数73

このプロジェクトは、2025/07/14に募集を開始し、 73人の支援により 502,500円の資金を集め、 2025/09/27に募集を終了しました

目標額約50万円!アフリカのサバンナにて100世帯以上の現地住民の”本当の声”を聴く1ヶ月半のフィールドワーク!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

ついに目標にしていた「土地の貸し借りをしていない住民100人のインタビュー」を終えることができました!累計は118人!パチパチ。今回は、その一日の様子を少し切り取って書いてみたいと思います。どのようなインタビューなのかはnoteをぜひご覧ください調査方法私の調査方法は、アポ無しで家を訪ね、そこにいる人に話を聞くというスタイル。こうした“飛び込み”が成立するのも、田舎のゆったりした空気があるからこそだと感じます。また、基本マサイ語でのインタビューなので滞在するにれて知り合いになった英語ができるマサイに少しお金を払うから通訳して欲しいと頼んで一緒にインタビューをしていました。進路はレンジャーに任せる宿泊施設を出て坂を下りながら、いくつかのお宅を訪ねました。同行してくれたレンジャーは村の道や家の位置を熟知していて、「あの家の人は知らないから今日はパスしよう」というように進路を決めていきます。近所に住んでるからこその感覚があるんだろうなぁということでその感覚を信じて、私はすべてを任せていました。下っていった坂ごちそうになったミルクティー3件目の家では、ミルクティーをいただきました。マサイの村では、お客さんにチャイ(ここでは甘いミルクティーのこと)を出すのが習慣で、断ると失礼にあたるそうです。お腹も空いていたので「欲しい!」と答えていただいた一杯。飲んでみるとスパイスが少なく、アールグレイのような香りでとても飲みやすいものでした。宿泊先のチャイはシナモンたっぷりなので、このシンプルさがむしろ好みでした。話をしていると近所の人たちも集まってきて、にぎやかな雰囲気に。無言でさらっと家に入ってくる人もいて、まだ慣れないながらも「これがここの日常なんだな」と感じていました。好みの柄のシュカを譲ってもらう次に伺ったのは、ネックレスを作っているおばあさんのお宅。鮮やかな黄色と水色のシュカ(マサイが日常的に使う布)を身にまとっていて、一目で「素敵!」と思いました。大切なものではないかと心配しつつ尋ねたところ、800円ほどで譲ってくださることに。市場で買えば1500〜2000円ほどするので、特別に分けてもらえたのだと思います。さらに「私が作っているネックレスを観光客に売ってほしい」とお願いされ、信頼を寄せてもらえた気がしてとても嬉しかったです。だいぶ派手だがマサイの衣装と合わせると負けなくてかわいいシャラシャラがついている母親に息子との結婚をお願いされる別のお宅では牛乳をごちそうになりました。加熱していない牛乳は少し不安でしたが、断れないので一口。ほんのりヤギの風味があり、ぬるめで出されたのがまたドキドキしました。それでも「マサイガールと言われたい一心」で飲み干しました。笑驚いたのは「息子と結婚してほしい」とお願いされたこと。これで二度目でした。もちろん笑って流しましたが、レンジャーの男の子は「またか」という顔で苦笑い。近所のおばあちゃんに話しかけられて長話しているときの、あの日本的な空気感と重なり「そこは世界共通なんだな」なんて思っていました。いただいた牛乳マサイの強靭な体力に圧倒されるこの日は坂を下ってきた分、帰りは登り。私は息を切らしてゼーハーしていましたが、レンジャーは平然と歩いていました。「本当にすごい体力だ…」と感心しながらも、不思議と心は軽く「これもまた面白い経験だな」と感じました。最後にこうして一軒一軒を訪ねていると、暮らしの空気や人とのつながりがじんわりと伝わってきます。支援してくださる方々のおかげで、このような時間を重ねられているな、と心から感謝しています。観光で見るサバンナは本当に美しく、一生の思い出に残るものばかりです。でも美しさの裏側には、「どう資金を集めるか」「誰が何を得るか」という静かな課題があります。だからこそ、そこで暮らす人々の声や日常を伝え、今当事者は何をしたいのか、を知るべくこれからも頑張ろうと思います。


こんにちは、谷口優葉です!今日は、これまで私が考えてきた「地域の声を届けるってどういうこと?」という問いに対して、新しいヒントをもらえたのでご報告させてください。これまでのもやもや私はずっと、「自然保護が“当たり前”とされる価値観は、果たして本当に正しいのか?」と疑問を持ってきました。アナ・ツィンの『摩擦』という本を読んで、自然保護という考え自体がヨーロッパ発のものであり、必ずしも世界共通の価値観ではないと知り、大きな衝撃を受けたからです。そこから、「じゃあ、自然保護って実は地域の人たちにとっては“押しつけ”なのでは?」「本音を聞くって簡単じゃないし、何を聞けばいいんだろう…」という悩みを持つようになっていました。そこに現れたヒント:Local Wisdom(地域の知恵)そんな時、インドネシアの国際協力を研究している先生とお話しする機会がありました。そこでいただいたのがこの言葉です:「自然保護が悪いわけじゃないよね。インドネシアでは“Local Wisdom(地域の知恵)”という考えが注目されていて、“国立公園”のように外から押し付けられた自然保護ではなく、昔からサステナブルに生きてきた知恵を活かせばいいだけなんだよ。マサイマラにもきっとあるはずだから、それを聞いてみるといいよ。」私が得た気づきこの言葉で、私のもやもやが一気に晴れました。・自然保護が一つの価値観であることを自覚することが大事・でも、それが悪かどうかを判断するのではなく、・ むしろ地域の中にある“Local Wisdom”を聞くことこそが、本当の声を届けること「もし地域にLocal Wisdomがあれば、それを知るだけでも意味があるし、なければ“今の自然保護の方法は本当に持続可能なのか?”と考えるヒントになる」――この視点を得て、私はやっと、“地域の人に何を聞けばいいのか”が明確になりました。今後のフィールドワークでやりたいことこの気づきを活かして、マサイマラの現地でこう問いかけてみたいと思います「あなたたちは、昔からどうやって自然や動物と共に生きてきたのですか?」「こういう時は狩りをしてよくて、こういうときはだめ、などのルールはありますか?」その中に、今の自然保護とは異なる地域独自のサステナブルな生き方=Local Wisdomがあるかもしれません。マサイマラへの渡航準備もいよいよ本格化してきました!これからも学びを発信していくので、引き続き応援よろしくお願いいたします!ーーーーーこのプロジェクトは7月14日にスタートしました。クラウドファンディングでは最初の3日間に30%(私の場合は14,4000円)達成するとゴール達成にグンと近くなると言われています。このタイミングでのご支援が本当に力になります!応援よろしくお願います!


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!