
温かいご支援を賜っております皆さまへ
また、本ページをご覧くださっている皆さまへ
平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。皆さまからお寄せいただいているご支援は、確かにムハンマドさんにとって、明日を生き抜く希望となっております。このたびは、現在のムハンマドさんの状況について、少しご報告をさせていただければと存じます。
誠に残念ながら、ムハンマドさんの置かれている状況は日に日に厳しさを増しております。彼の居住する地域にも空襲の被害が及ぶようになり、これまでとは異なる切迫した内容のメッセージが多く届くようになりました。とりわけ、お子さまの健康状態が非常に悪化しており、一刻も早く日本へ避難することが強く望まれている状況です。
掲載の写真は、ムハンマドさんが横浜国立大学にて修士課程を修了された当時のものです。彼は「祖国に、少しでも多くの人が平和を実感できる場所をつくりたい」という強い想いのもと、誰よりも熱心に学び、優秀な成績を修めて帰国いたしました。しかし、その数ヶ月後——2023年10月7日以降、彼の生活は一変し、今に至ります。
平和を築くために懸命に学んできたにもかかわらず、学びを思うように活かせない現実。多くの人なら、こんな理不尽な状況の中で、希望を失い、学ぶ意欲すら失ってしまうかもしれません。けれども彼は、「真の平和を築くためには、なお一層の学びが必要だ」と信じ、博士課程への進学を決意しました。
その志と努力、そして学びへの情熱を、私たちは遠く離れていても支え守っていきたいのです。彼の強さと真摯な想いが、きっと将来、パレスチナの未来を支える大きな力になると信じているからです。
現在、クラウドファンディング終了まで残り10日となりました。目標金額にはまだ届いておらず、大変恐縮ではございますが、もしよろしければ、この取り組みをお知り合いの方々へ共有いただけますと、心よりありがたく存じます。(クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/855212/view)
先の見えない困難な状況が続いておりますが、ひとつ確かなことは、皆さまの温かいご支援が、ムハンマドさんという一人の若者にとって、かけがえのない「生きる希望」となっているということです。
改めまして、これまで賜りましたご支援に、心より感謝申し上げます。
今後とも何卒、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
R Navi一同






