支援募集が終了しました

850年の伝統を未来へ ― 福岡県田川郡香春町・流鏑馬神事の継承プロジェクト

福岡県香春町の「鎮西鶴岡流鏑馬神事」は長い歴史を持つ伝統行事です。 しかし過疎化と関係者の高齢化により、昨年は開催が途絶えました。 今年度からの復活と継承に向け、次世代の育成や、施設・装具・衣装の整備へのご支援をお願いしております。

現在の支援総額

867,000

28%

目標金額は3,000,000円

支援者数

120

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/16に募集を開始し、 120人の支援により 867,000円の資金を集め、 2025/09/15に募集を終了しました

850年の伝統を未来へ ― 福岡県田川郡香春町・流鏑馬神事の継承プロジェクト

現在の支援総額

867,000

28%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数120

このプロジェクトは、2025/07/16に募集を開始し、 120人の支援により 867,000円の資金を集め、 2025/09/15に募集を終了しました

福岡県香春町の「鎮西鶴岡流鏑馬神事」は長い歴史を持つ伝統行事です。 しかし過疎化と関係者の高齢化により、昨年は開催が途絶えました。 今年度からの復活と継承に向け、次世代の育成や、施設・装具・衣装の整備へのご支援をお願いしております。

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自己紹介

はじめまして

この度、福岡県田川郡香春町(かわらまち)にて発足した「鎮西鶴岡流鏑馬保存会」です。

これまで長く継承されてきた地域の大切な伝統神事「鎮西鶴岡流鏑馬神事」の復活とその文化をこれからの世代へとつなげていくため、クラウドファンディングを立ち上げました。

長い歴史の中で紡がれてきた大切な地元の伝統文化。

郷里・地元の歴史を身近に感じられるこの行事を続けていくには皆さまのお力が必要です。

どうかご協力をよろしくお願いいたします。



このプロジェクトで実現したいこと

鶴岡八幡神社は平安時代末期に鎮西八郎為朝によって勧請された相模国鎌倉の鶴岡八幡宮に起源を持つ由緒ある神社です。

「鎮西鶴岡流鏑馬神事」はそこで850年ものあいだ連綿と受け継がれてきました。

しかし時代とともに過疎化と関係者の高齢化が進み、これまで中心となって支えてくださった先輩を喪ったことで、ついに昨年は開催が途絶えてしまいました。

そこで先人たちの意志を受け継ぐべく若手の氏子や地域住民が新たに「鎮西鶴岡流鏑馬保存会」を組織し、今年度からの神事の復活持続可能な環境の整備を目指して活動を始めました。



ご協力いただいた資金は地域の若者による射手や神事の継承者など次世代の人材育成や老朽化した鳥居や馬を繋養するための柵などの施設の更新、装具や衣装の修繕や女性用の衣装の新調に活用させていただきたいと考えております。

また香春町の歴史・文化・人の魅力を発信することで伝統文化への関心を高め、地域の町おこしや地元の高校生のボランティア活動の活性化、引退競走馬のセカンドライフの充実にもつなげていきたいと考えています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


1. 流鏑馬衣装の新調費用: 劣化が進んだ衣装や神事に必要な道具を修繕・新調します。


2. 馬場の確保:安全かつ厳粛な流鏑馬を執り行うため馬場の整備を行います。


3. 馬の確保: 流鏑馬に不可欠な馬のレンタル費用、馬の健康管理・育成費用に充てます。


4. 射手育成: 若手が流鏑馬を担えるよう、専門家の指導と練習機会を提供します。


5. 広報活動費用: 流鏑馬の魅力を発信し、地域内外の参加者や見学者増加を図ります。


古くなった装具や衣装

老朽化した鳥居

老朽化した馬を繋養する柵

老朽化したお汐井とりの祭事場


プロジェクト立ち上げの背景

福岡県田川郡香春町は古くから万葉の里として知られ、歌碑や逸話の残る歴史と伝統文化の息づく町です。

テレビのニュースでは長く継承された祭りや伝統行事が失われていくことを耳にしますが、その多くが資金や後継者不足に悩んでいたことが伺われます。

「鎮西鶴岡流鏑馬神事」のほか鶴岡八幡神社の各行事でも同じ悩みを抱えてきましたが、先日行われた「茅の輪くぐり」の行事では町役場や観光協会をはじめ多くの地元住民や高校生ボランティアに支えていただきました。

そこで保存会員も伝統文化と地域、そこに暮らす若い世代との橋渡しの行事として「流鏑馬神事」の持つ可能性や重要性を実感した次第です。


茅の輪くぐり


私たち「鎮西鶴岡流鏑馬保存会」は、これまで流鏑馬神事を継承してきた先人たちの想いを引き継ぎ、地元の伝統文化を守っていきたいと考えています。

そこで保存会会員はもちろん町役場や公的機関の各方面、地域住民の皆様と協力しながらこの神事を恒久的に持続していくための手段としてこのプロジェクトを立ち上げました。


現在の準備状況

10月の流鏑馬神事の実施に向け、保存会では毎週1回のミーティングを通し、知恵を出し合いながら様々なことを検討し準備にあたっています。

会員それぞれに熱意はあるものの諸先輩方に比べると経験が少ないため上手くいかない点も多いですが、少しずつ前進中です。このプロジェクトもその話し合いの中から生まれてきました。



リターンについて

遠方の方でも郷里を感じていただけるように地元香春町の名産品や鶴岡八幡神社由来のオリジナルグッズを中心に取り揃えました。

当日ご観覧いただけない場合でもその雰囲気を感じていただければ幸いです。


スケジュール

◎7月15日〜9月中旬/クラファン実施

◎7月初旬〜9月下旬/イベント直前広報など

◎10月5日(日)/流鏑馬イベント当日 

◎10月中旬〜12月中旬/返礼品発送・ご報告


最後に

皆様の地域には昔から続く神社はありますか?

境内で子供たちが遊び、お年寄りたちが真摯に手を合わせる地元の神社。

鶴岡八幡神社は私たちにとってそういう神社でもあります。

初詣で久しぶりに旧友に会い、五穀豊穣を願う春の神幸祭、夏の茅の輪くぐり、子供たちの七五三。

いわば日本の古くからの原風景がここにあります。

私たち流鏑馬保存会はこの風景を永く未来へつないでいきたいと考えています。

その未来に向けた持続可能な環境整備のためには皆様のご協力が必要です。

どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 御礼。

    2025/10/06 22:08
    天気が微妙で心配されましたが、ご協力いただいたすべての皆様のおかげをもちまして、昨日無事に令和七年の流鏑馬神事を開催することができました。山と川と空が美しくて、その中を颯爽と駆ける馬・射手。流鏑馬行列。映画のワンシーンような絵になる光景でした。実に2年ぶりの復活です。本当に本当にありがとうございました。わからないことだらけで先輩方にダメ出しをされたり、あらぬ批判をあびたり、仲間内で意見がわかれたり、思うように行かないことも多く、いいことばかりではありませんでしたが、一つ確かに言えることは絶対に「やって良かった」ということです。そしてやり終えた今、みなぎる達成感とともにあらためてこの町の可能性を、人々の温かみを、美しい風景をとても誇りに思うのです。保存会のメンバーは一人一人が個性的で唯一無二の人材ばかりで本当に頼れる仲間でした。その仲間たちと酒を酌み交わせるのもまた喜びでした。僕らはたしかにバトンを受け継ぎました。来年に向けてさらなる進化を目指し、また今日から始まります。重ね重ね、本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。P.S  人生の道に迷ったら、ぜひ鶴岡八幡神社にお越しください。静寂の中で神社の森の空気を吸ったら何か変わるかもですよ。猿田彦が道案内のお手伝いをしてくれるかもしれません。皆さん、来年はぜひ一緒にやりましょう! もっと見る
  • 鬼嫁の思い出

    2025/09/14 22:36
    流鏑馬のクラウドファンディングあと1日となりました。現在115名以上の支援者に応援していただき、香春町内でも奉賛金が集まっております。ありがとうございます!まだ1日ありますので、まだという方間に合います。今日はこの鶴岡八幡神社の流鏑馬の思い出を書きたいと思います。私は36年間生まれ育った大阪を離れて、結婚を期に福岡県の田舎町に引っ越してきました。私はどこでだって暮らしていけるよ!という自信の反面、自分が築いてきた暮らしのスタイルを閉じていく、沢山の友達と気軽に合えなくなる、仕事も知り合いもない土地。ましてや、完全なペーパードライバーだった私が、車がないと生活に不自由な場所でやっていけるだろうか。という不安もありました。大阪での暮らしでは得られなかった、豊かな自然や食べ物、楽しみはすぐに見つけられました。だけど、文化的なものに触れる機会がめっきりなくなってしまい、(車を1、2時間走らせればありますよ)寂しく感じていました。そんな生活を半年ほどした頃、結婚式を行った鶴岡八幡神社で流鏑馬神事があったのです。初めて見る流鏑馬。力強く美しい馬。射手の凛々しい顔。こんな身近な場所で、流鏑馬が見られて嬉しい、この町も捨てたもんじゃない。その後三つ子を妊娠、出産ということがあり、流鏑馬を見にいける状態ではありませんでした。特に三つ子出産後は、1日の睡眠時間が2時間というような日が何ヶ月も続き、起きている間は、3人の赤ちゃんの世話があるため、家を一歩も出ることが出来ないのが当たり前の生活でした。買い物も、生協や夫に買ってきてもらうなど。外の生活と遮断されているようでした。三つ子が一歳になった10月。「流鏑馬が見たい。子供達に見せたい。」と思いました。三つ子をワゴンに乗せて、当時住んでいた家から流鏑馬会場は歩いて15分ほど。しかし大きなワゴンを押しながらの、会場までの道のりは遠く感じられました。田んぼ道を必死で、しかしワクワクしながら歩きました。数年振りにみた流鏑馬。子供達の目線から見ると、さらに勇ましく、なぜか胸がキュッとなり涙が出ました。まだ一歳の子供達には、なんなのかもわからないし、記憶にも残らないだろうけど、連れて来れて良かった。私も見られてよかった。この町での育児、頑張ろう。そう思えました。その後、育児はさらに大変になり、流鏑馬を見に行く余裕もなくなり、ついに流鏑馬自体の開催が途絶えてしまいました。今回流鏑馬神事復活のために、流鏑馬保存会が有志で立ち上がり、イラストという形で関わらせていただいたことを本当に嬉しく思っています。きっと、流鏑馬神事は誰かの心に何かを刻む機会になると思います。私の鶴岡八幡神社流鏑馬神事の思い出でした。あと1日!まだ間に合います!是非ご支援よろしくお願いします。 もっと見る
  • すっかり恒例となった水曜日の夜の定例会、オッサンたち、社務所に集まって奉賛金の打ち合わせをしながら、今度はミニ当たり的の製作に勤しみました。こちらは実際の当たり的のミニチュア版で、ウチの鬼嫁は関係ないため好きなご意見をお寄せいただけます。こちらも完全手作りで、オッサンたちが汗と鼻水を垂らして丹精込めて製作しております。キーホルダーにもまして仕上がりに素人感が出ますが、まあ、その味わいもお楽しみいただけたらと思います。こちらも実際に流鏑馬で使用する当たり的を約5センチ四方にカットして、絵柄を焼き付けているため、裏側には当たり的の文字が残っています。当たり的なので縁起物です。当たります、きっと。携行すれば各種宝くじや新規事業・これからGⅠシーズンを迎える競馬の馬券・ホームランバー・金のチョコボールなど、普段より当たりやすくなること間違いナシ!嫌いな上司のおでこに貼って、ゴムパッチンの的にするなど、流鏑馬風の粋な使い方もあります。我々、保存会では早速ですが後藤さんで試してみます。このプロジェクトもあと残り4日。いよいよラストスパートの時期に入りました。ぜひぜひお知り合いの方々に輪を広げていただけるとありがたいです。このごろは時期が近づいてきたため具体的な活動も増えています。今月はみんなで草刈りマサオになります。当日の天気だけは頼むよー、神様〜! もっと見る

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