マルカンビル大食堂の「レトロな箸立て」が存続危機!完全復刻して思い出を守りたい!

昭和48年の開店当初からマルカンビル大食堂で使用されている「箸立て」が存続危機に陥っています。設計図や金型も残っていない箸立てを、ようやく復刻してくれる企業に出会いました。でも、0から製造するため莫大な費用に・・。昭和の風景と文化を次世代へつなぐため、ご支援をお願いします!

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昭和48年の開店当初からマルカンビル大食堂で使用されている「箸立て」が存続危機に陥っています。設計図や金型も残っていない箸立てを、ようやく復刻してくれる企業に出会いました。でも、0から製造するため莫大な費用に・・。昭和の風景と文化を次世代へつなぐため、ご支援をお願いします!

どうしてそんなに高いのか?
3Dプリンターや捨て型ではダメなのか?というご質問も多く頂戴していますので、少しだけ背景をご説明させてください。

この箸立ては、プラスチック部品5つでひとつのセットが成り立つ構造になっています。そのため、量産のための金型も5つの型が必要になります。

一般的に、長期の量産に耐える「鋼材の量産金型」は、簡易な金型に比べて初期費用が高い反面、1個あたりの成形コストを大きく下げられるため、大量生産向きの工法です。今回の箸立てのように、ある程度の大きさと高さがあり、形状も複雑な部品になると、小さな部品でも数十万円、主要部品では1型で200万円を超えることも珍しくありません。

一方で、「3Dプリンター」や「捨て型(簡易金型)」と呼ばれる方法もありますが、どちらも少量生産や試作には向く一方で、・造形物の強度や耐久性が量産金型品に比べて劣りやすいこと・大量生産時の単価が高くなりがちであること・ショット数(何個とれるか)の上限が低く、長期の量産には向かないことといった弱点があります。
実際に3Dプリンターで試作を作ったこともあります。ただし表面のざらつきや、透明が出せないなど忠実なデザインの再現には至りませんでした。

マルカンビル大食堂の箸立ては、「何十年も毎日たくさんのお客様に使ってもらう前提の道具」として忠実に復刻したいと考えています。そのため、短期的に安く作る方法ではなく、初期費用がかかっても長く安心して使える量産金型を選ぶ判断をしました。

結果として、現在いただいている見積では、5つ分の金型だけで約600万円という金額になっており、このクラウドファンディングはその初期費用の一部を、皆さまと一緒に負担させていただくための挑戦です。このクラウドファンディングに挑戦している間にも、原材料費は高騰を続けています。

なお、今回お示ししている金額は「金型費用」の一部であり、その他に、「成形費」、「印刷費」、「組立費」、「パッケージ費」等が別にかかります。現在のクラウドファンディングでは、このうち「特に大きな初期投資となる金型費用の一部」を、皆さまと一緒に支えていただくための挑戦として設定しています。
「それでも復刻してほしい」という声に背中を押されて、無謀とも思える投資に踏み切りましたので、どうかこの選択の背景をご理解いただき、最後まで見守っていただけたらうれしいです。

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