「マダガスカルに “希望の折り紙スタジオ”を!」
~紙一枚から始まる、未来を育む教育支援プロジェクト
自己紹介
はじめまして。「Baobab Harmony」代表の平田綾子と申します。
これまで私は、若者のキャリア支援や障がい児支援、福祉施設での音楽・ダンス活動など、15年以上にわたり“人の可能性をひらく”支援に携わってきました。
そして、2022年から約2年間半、JICA海外協力隊としてマダガスカルに赴任し、視覚障がい児の教育支援や、貧困地域の子どもたちへの余暇・学習支援を行ってきました。
その中で出会ったのが、紙一枚で子どもたちの目が輝き、集中し、笑顔になる“折り紙の力”でした。教科書もペンもない中でも、折り紙には「想像力」「思考力」「創造する楽しさ」を育てる可能性があります!
マダガスカルの公立小学校にて
マダガスカルの授業は、読み書きや算数が中心で、遊びながら学ぶ体験型学習が少なく、創造性を養う機会が少ないという現状があります。
子供時代に、新しいものを発想する楽しさや創造性を養うことは、未来の国の発展に大きくつながると私は思います。
私は、折り紙を単なる遊びではなく、教育と文化をつなぐツールとしてマダガスカルに広めたいと願っています。
そして、近い未来に、マダガスカルの子どもたちが、自分の手で未来を切り開いていけるような拠点――「希望の折り紙スタジオ」を、現地の先生達と共につくりたいのです。
この夢を、どうかあなたの力で一緒に支えていただけませんか?
よろしくお願い申し上げます。
【なぜ今、このプロジェクトが必要なのか?】
マダガスカルの教育課題は深刻です。
・約75%が1日1.9ドル以下で生活する最貧国の一つ(世界銀行 2023)
・小学校最終学年まで学習が続く子どもは約59%(世界銀行 2022)
・約80%が基礎的な読み書きや計算力を身につけられずに卒業(PASEC 2019)
・電力アクセス率はわずか39%(世界銀行 2023)、安定した学習環境も整っていません。
こうした状況では、教科書や黒板だけの学びでは限界があります。だからこそ、折り紙という紙一枚から始められる創造的な学びが、大きな力になるのです。
漁をする青年達、水を運ぶ青年達、公立小学校の校庭で遊ぶ子ども達の様子
◆なぜマダガスカルなのか?
マダガスカルは世界一笑顔が美しい国と言われる国です!
子ども達の笑顔が最高!そして、その笑顔を温かく見守る大人たちの笑顔も最高!
私はマダガスカルで子ども達の笑顔に勇気と希望をもらい、この笑顔を未来に繋いでいかなければならないと思いました!

マダガスカルの日本語学習者は アフリカ地域で第2位!
マダガスカルの日本語学習者は 2413 人で、アフリカ地域第 2 位( 2021 国際交流基金調査)です。
つまり、日本文化への関心が高い!
実際、私はマダガスカルで、公立小学校、私学の子ども達、貧困で小学校に通えない子ども達、孤児院の子ども達にダンス、歌、運動、クラフト、様々なアクティビティを行いましたが、折り紙が一番人気がありました。

しかし、マダガスカルに
折り紙を届けるだけでは、根本的な解決にはなりません!
私は日本文化の代表である「折り紙」を教育に取り入れることで、子ども達の可能性を広げたい!
◆解決策:折り紙×教育×AI/IT技術
私たちが取り組むのは、単なる「折り紙あそび」ではありません。
折り紙は、子どもの思考力、創造力、協調性を育てる、世界に誇れる日本の教育ツールです。さらに、AI/IT技術を取り入れた折り紙動画教材、タッチパネル式教材で、現地講師を育て、教育現場に折り紙を導入します。
このプロジェクトは、単に「折り紙スタジオを建てる」だけではありません。
目指すのは、現地の人々が自ら運営できる、持続可能な教育支援のしくみの構築です。
そのためにまず必要なのが、
🔸 折り紙を教えられる現地講師の育成
🔸 マダガスカル語対応の折り紙教材づくり
🔸 現地で販売できる折り紙教材や折り紙ビデオの開発
その第一歩を踏み出すために、どうかこの挑戦に、あなたの力を貸してください。
【プロジェクトの計画】
【現在】 マダガスカル折り紙の制作・販売・文化紹介イベントによる資金集め
AI技術を活用した折り紙ビデオ教材、折り紙本の作成
現地パートナー・協賛企業の開拓
【第1段階】 折り紙教材、折り紙ビデオ教材の販売販路開拓
日本語教育機関との提携
マダガスカルでの折り紙クラブの活動を拡大
【第2段階】 現地で折り紙講師を養成
折り紙スタジオ設立
【第3段階】 教育現場で折り紙を活用
折り紙現地ワークショップ開催
【第4段階】 教材や製品販売による現地自走モデルへ移行
🌱 このプロジェクトで実現したい未来
発展途上国の子どもたちが「楽しい学び」を通じて未来に希望を持てる社会
日本の「繊細な美」「きっちり」「思いやり」の精神を世界に広げ、世界平和に貢献する
外部支援に依存しない、現地主導の持続可能な教育モデルを構築する
🎁 ご支援の使い道
まず現在、第一歩を踏み出すために、皆さまからいただいたご支援は、以下に活用させていただきます。
・ビデオ教材作成・タッチパネル等のICT機器購入費 50万
・折り紙教材の印刷費・翻訳費・購入費 20万
・折り紙教材販路拡大のための広報・SNS宣伝費 10万
・マダガスカルへの折り紙輸送費等 13万
・現地折り紙講師養成のための資金 40万
・クラウドファンディング手数料 27万
【リターン(お礼)について】
ご支援への感謝の気持ちを込めて、以下のようなリターンをご用意しています:
最後に
マダガスカルの子どもたちは、十分な教材もない中で、それでも輝くまなざしで学びを求めています。
紙一枚から始まる折り紙が、その子どもたちに「創る喜び」と「学ぶ力」、そして「未来への希望」を届けてくれます。
このプロジェクトは、その第一歩。そして、あなたの応援が、その一歩を“現実”へと変えていきます。
どうか、あたたかいご支援を心よりお待ちしております。
最新の活動報告
もっと見る皆様、ご支援ありがとうございました。
2025/08/23 14:05クラウドファンディング支援者の皆様いつもありがとうございます。「マダガスカルに“希望の折り紙スタジオ”を!」 紙一枚から始まる未来への教育支援に、ご支援と応援を賜り、大変感謝申し上げます。クラウドファンディングの期間が終了となり、残念ながら目標金額に到達しなかったため、皆様からの資金は返却になります。皆様からのご支援と応援は大変うれしく、励みになりました。現在できることを少しずつ進め、目標金額とリターンを見直し、またいつか再度クラウドファンディングができるよう努めていきたいと考えております。時期は未定ですが、またご連絡できる日がくるよう、頑張りたいと思います。また、今回のクラウドファンディングがきっかけとなり、新しいご縁を繋いで下さった皆様、新しい繋がりとご縁ができましたこと、心より感謝申し上げます。今回は残念な結果となりましたが、皆様に応援していただけたことに感謝し、引き継ぎ、夢に向かった頑張っていきたいと思います。心のより感謝申し上げます。ありがとうございました。Baobab Harmony平田 綾子 もっと見る
「魔法の折り紙あそび」の著者、杉之原先生と折り紙と教育について語る
2025/07/18 21:19今日は、「魔法の折り紙あそび」の著者、杉ノ原先生にお会いでき、図形と折り紙、算数と折り紙について語り合いました。というか、ほぼ私のほうは「ほう!」「へえ~」といいながら、先生の折り紙話を楽しませていただいた感じです(笑)折り紙で簡単に正七角形がつくれたり折り紙は深いですね~そして、一つのものを極めている人のエネルギーはスゴい!数字の公式まで折り紙で説明できる、という貴重なお話を伺うことができました。先生は、マダガスカルの教育の現状や、私の折り紙スタジオへの夢、クラファンのプロジェクトについて、真剣に耳を傾けて下さり、折り紙と算数を結びつけ、幼児教育に折り紙を導入されている先生のノウハウが、いつか発展途上国の子ども達の教育に役立てられないか?、という話をしながら、ワクワクした出会いとなりました。クラファンのチャレンジは、3週目に突入しました。現段階で、沢山の方々にご支援、ご協力をいただき、感謝申し上げます。引き続き、応援いただけると大変嬉しいです。綾子 もっと見る
マダガスカルに折り紙を送るお手伝いをしてきました
2025/07/15 11:46先日、一般社団法人プチ・プランスさんの事務所を訪問し、全国から寄付で集まった折り紙をマダガスカルJICA事務所に届けるお手伝いをしてきました。私が、一般社団法人プチ・プランスさんの活動を知ったのは、マダガスカルから帰国して1ヶ月ぐらいたった今年の始め頃です。友人がネットで検索してくれたのがきっかけでした。停電が多いマダガスカルに、太陽光パネルを設置することで光を届けよう~!というプロジェクトをされている団体ですが、マダガスカルの子ども達に折り紙にオンラインワークショップをした経緯で、折り紙の寄付を呼びかけ、日本全国から折り紙の寄付がプチ・プランスさんの所に集まりました。今回、JICAマダガスカル事務所、マダガスカル日本語教師会を通じて、現場に立つJICAボランティア隊員の活動先や日本語学校の折り紙クラブの皆様に折り紙を使っていただくことで、少しでも現地の子ども達に折り紙が届けばいいと思い、OBとしてお手伝いさせていただきました。折り紙を寄付をして下さった日本の皆様、プチ・プランスの皆様、ご縁を繋いでいただいた全ての巡り合わせに感謝致します。こんな梱包の箱が5つ出来上がりました!一般社団法人プチ・プランスさんの活動はこちらからご覧いただけます。一般社団法人 プチ・プランスもちろん、私のプロジェクトページにも書いた通り、折り紙をマダガスカルに送るだけでは、マダガスルの貧困・教育課題の解決にはなりません!私は日本文化の代表である「折り紙」を教育に取り入れることで、子ども達の可能性を広げたいと思っています。引き続き、プロジェクトのご支援、シェアの応援等、いただけたら幸いです。今度ともよろしくお願い申し上げます。綾子 もっと見る







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