
こんにちは。
安形です。
宇和島の選挙もいよいよ大詰め。
今日、明日の2日間の選挙活動ののち、いよいよ31日(日)が投開票になります。
最近では宇和島の方がSNSでシェアしてくれたりしていますが、まだまだ広がりは限定的な印象です。
どうすれば多くの人に知ってもらって、役に立てるのか…?そんなことを考えながら日々過ごしています。
さて話はガラッと変わりまして、宇和島市議会の議事録をたくさん読みました。議事録をこんなに読んだことは人生の中でも一度もなかったのですが、たくさんの気づきがありましたので共有します。
まず議員さんがする一般質問や代表質問を通じて、宇和島市では何が課題として取り上げられているのかが良くわかりました。どんな場所でどんな困りごとがあるのか、伊達博物館の賛否について、子育てや産業の支援などはもちろんですが、宇和島市の場合は豪雨災害の影響か、防災や減災の意識が高いなぁと思いました。
また質問をする議員さんの熱量が分かりました。一般質問や代表質問のみを追っているのですが、ちゃんと調べて調整して質問を行うので結構な手間がかかっていると思います。それを3か月に1回、毎回、複数の質問をされる方がいらっしゃって真面目に仕事しているなぁと感心しました。
質問をする回数が多ければよいのか、というと一概にはそうは言えないと思います。質問しなくても根回しが超上手で役にたっている議員さんもきっといると思います。ただ、毎回質問する人は一生懸命さが伝わってきました。
また質問の「量」に関してはある程度議事録からでも判断できますが、質問の「質」については今後どうやって評価するのが妥当なのかを考えていきたいと思います。宇和島は委員会の議事録がないので判断がつかないんですが、委員会で活躍する議員さんもいるそうです。
議員ごとに4年間の活動を一覧できるのも面白いなぁと思いました。今まで議会だよりなどを見てたりしましたが、その時点のみを見ているだけなので、4年間というスパンでの議員の活動が知ることができたのは面白かったです。
こんなに一生懸命やっている議員さんがいるのに、あまり知られていないんじゃないか?というのが、正直な感想です。
ニュースでよく見る(?)居眠り議員のせいか、議員ってまじめに仕事してるのかなぁと思っている方もいらっしゃると思います。今回、議事録を読んで本当にしっかり仕事されてる方を見つけて、ほっとした自分がおります。
一方で議会でまったく質問しない、という議員さんもいます。議長・副議長をされている方は基本的には質問をしないそうなのですが、宇和島市の場合は2年で交代するようですのでずっと議長や副議長をやっている人はいません。
残念ながら質問しない議員が何をやっているのか知る術がありません。そういう方はSNSでの発信もしていない方も多く、私のように関わりを持っていないものからすると、この4年間何をしているのかの行動を知ることができません。
陰で何かをすごく頑張っているとしたらとてももったいないなぁと思います。
そう考えると議員さんの仕事を可視化するツールとして、今後も可能性がありそうだなと思っています。ぐるなびみたいに口コミをかけるようにするとかしたら面白そうだなと一瞬思ったのですが、デマや誹謗中傷が加速しそうで無理かな(笑)
改めてポリグラの価値を考えてみると「選挙と議会をつなぎ合わせる」ということなのかなと思いました。
「議会活動頑張っても選挙に勝てなきゃ意味はない」とか「選挙の時に良いこと言ってたけどちゃんとやってるかわからない」とか、こんな社会はちょっと嫌だなと思ったりします。
議会での活動を評価できるようにし、それを選挙で問える社会にする。
そんなサービスに将来的になれると良いなと思います。






