
みなさん、若年女性のフリースペースMayflowerを継続していくためのクラウドファンディングにご協力いただきまして、ありがとうございます。Sisterhood代表の小笠原千秋です。
おかげさまで、8/8時点で達成率は32%、108名の方より応援いただいております。プロジェクト終了の8月31日まで、あと23日。先はまだ見えませんが、自分たちの信念、そしてやってきたことを信じて前向きに取り組んでまいります。
今回の応援メッセージは、Sisterhood活動開始時から会員として関わってくれている、松沢さんからの文章です。Uターンしてきた地方での、子育ての悩みや不安、仕事や家族との関係など、さまざまなことをいつも適切に言語化してくださり、Sisterhoodの活動のヒントをいただいています。
母親、妻、娘、、、いろんな役割を背負って、【自分】が押しつぶされそうになっている方に届きますように。
~応援メッセージのご紹介~
ラグ職人 松沢麻由さん
先日、4歳になったばかりの娘から「私も赤ちゃん産むの?」と聞かれた。
あまりに唐突過ぎて、反射的に「産んでもいいし、産まなくてもいいんだよ。」と答えると、「おことわりします〜!」と丁寧に断られてしまった。
この子は4歳にして、私の背中からすでに女の辛さを学んでいる。やっちまった。
「まぁいいか」
産んだ時の痛みとともに不満を飲み込んでは忘れ、生活と労働に急かされ4年もの間積み重ねられた行動の結果が、娘のその一言だった。
結婚、出産を完全に舐めていた10年前の私に思い切りビンタしたい。
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娘が2歳当時、育児と家事と仕事に振り回されて、自分が誰かわからなくなっていました。Sisterhoodのみなさんに知恵やアイデアを借りながら、今も当事者として自分の考えを少しずつ言葉にすることで、なんとか自分の形を保てています。
私の生き方をじっと見ている娘に、何を渡し、何を渡さずにいられるのか。心地良く自由な私で「あり続ける」ことが、娘を解放することなのかもしれません。私であることを忘れないために、Sisterhoodという場所でこれからも考え続けていきます。
わたしたちを、ほぐし、やわらげ、つなげて、解放する場が、どうか続きますように。






