ある日、暗黒舞踏に関わることになった。そこから始まった12年の物語を本に。

若き企画者が、日本最北の舞踏家と共に舞踏普及に奔走した12年間。舞踏BAR、ビルのっとりパフォーマンス、ドラムとダンスの六番勝負、そして国際舞踏フェスティバルへ。舞踏とは何か、企画とは何か。閉ざされがちな芸術を、どう社会にひらくかを問い続けた記録。その名も『読む舞踏BAR』、まもなく開店。

現在の支援総額

190,950

21%

目標金額は900,000円

支援者数

24

募集終了まで残り

16

ある日、暗黒舞踏に関わることになった。そこから始まった12年の物語を本に。

現在の支援総額

190,950

21%達成

あと 16

目標金額900,000

支援者数24

若き企画者が、日本最北の舞踏家と共に舞踏普及に奔走した12年間。舞踏BAR、ビルのっとりパフォーマンス、ドラムとダンスの六番勝負、そして国際舞踏フェスティバルへ。舞踏とは何か、企画とは何か。閉ざされがちな芸術を、どう社会にひらくかを問い続けた記録。その名も『読む舞踏BAR』、まもなく開店。

書籍「舞踏BAR」の第1章は、いわばイントロ的な。

僕は、舞踏とコンテンポラリーダンスに関わる前までは、イベントオーガナイザーと名乗っていました。

「花と食とライブ」を掛け合わせたクラブイベントをやったり、
友人のお坊さんと「仏教と現代アート」を掛け合わせたイベントをやったり。
「温泉と癒しと音楽」を掛け合わせたこともありました。

いま振り返ると、掛け算イベント野郎ですね。


昔の僕です。ちょっと天狗になっていました。

それで2012年。
札幌にコンテンポラリーダンスと、舞踏と、ボディワークのユニークなダンスセンターが生まれました。
そこに、僕は掛け算イベント野郎として(プロデューサーとして)参加した訳です。


これがそのCONTE-SAPORO Dance Centerです。


そのときにビジネスパートナーとして急接近したのが、日本最北の舞踏家・田仲ハルさん。
当時のハルさんは「酒ときどきボヤキ」がちな、やさぐれオジ様でした。


というのも、国内の多くの舞踏家はセルフプロデュースを基本に、自分で広報・集客・演出・出演まで活動を続けています。
ただ、集客という点を考えると、札幌のような中規模都市では
「絶対に無理ではない、けど、かなりキツい」というのが現状。

これを一人で背負うには、なかなか疲弊してしまう現実があります。


当時の田仲ハルさん。若い。

そこに、掛け算イベント野郎が表れて、「掛け算しませんか~」とそそのかすわけです。
そして、毎晩のようにどうでもいいような、くだらない対話を重ねた末に…

「ハルさんって、いっつもお酒飲んでいるし、舞踏とお酒で掛け算してみたらどうです?」

重たくしたくはなかったから、ふざけているように見えるかもしれません。でも、たしかに軽いけれど、真剣でもありました。

こんなノリで、私たちの長い長い
舞踏の旅がはじまってしまった…のでした。

※書籍はここまで軽い感じでは書いていません。ご注意



舞踏ってなに?

という方は、クラファンのページに詳しく書いてあるので見てみてください。
https://camp-fire.jp/projects/862184/view

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