ある日、暗黒舞踏に関わることになった。そこから始まった12年の物語を本に。

若き企画者が、日本最北の舞踏家と共に舞踏普及に奔走した12年間。舞踏BAR、ビルのっとりパフォーマンス、ドラムとダンスの六番勝負、そして国際舞踏フェスティバルへ。舞踏とは何か、企画とは何か。閉ざされがちな芸術を、どう社会にひらくかを問い続けた記録。その名も『読む舞踏BAR』、まもなく開店。

現在の支援総額

215,450

23%

目標金額は900,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

12

ある日、暗黒舞踏に関わることになった。そこから始まった12年の物語を本に。

現在の支援総額

215,450

23%達成

あと 12

目標金額900,000

支援者数27

若き企画者が、日本最北の舞踏家と共に舞踏普及に奔走した12年間。舞踏BAR、ビルのっとりパフォーマンス、ドラムとダンスの六番勝負、そして国際舞踏フェスティバルへ。舞踏とは何か、企画とは何か。閉ざされがちな芸術を、どう社会にひらくかを問い続けた記録。その名も『読む舞踏BAR』、まもなく開店。

書籍「読む舞踏BAR」への応援コメントをいただきました。お仕事の関係で名前は出せないのですが、それでもコメントを書いてくれました。本当にありがとうございます!以下バーと組み合わせても、SUSHI的輸出と組み合わせても、デッサンやミステリイツアーと組み合わせてもビクともしない「舞踏」の強度。ビクともしないどころか、まったく自然なことであったかのように、その世界を広げていく。その途方も無さ。 土方巽が立ち上げた舞踏というコンセプトの「途方も無い部分」に今日的なアップデートの可能性を求め、行動を始めたのが森嶋拓という制作者であると、私は認識している。 ダンサーは踊り、制作者は語る。 本質的な違いを前提に積み上げられていく共同作業は、しかし、現代的「わかりあえなさ」の縮図である。全体という大きさをいったん捨て、あくまで「私」や「あなた」や「そのあいだ」から連続していく美しい景色に寄りそう、その小さな文化の方法。未だ名の無い対話的手法。それは、おそらく様々な局所において同時多発的に広がりつつある現象ではないだろうか。本書は、その潮流についての、文化事業制作者による第一ジャーナルとしての価値を秘めている。 色々な「局所」の方々からの支援が、この本に新たな価値と対話を生むでしょう。 みんなで集い、勝手なことを考え、話題を膨らませましょう。 まさに、リアル版「舞踏BAR」がそうであるように。 Aさん(文化芸術制作者 文化施設勤務)


書籍「舞踏BAR」の第1章は、いわばイントロ的な。僕は、舞踏とコンテンポラリーダンスに関わる前までは、イベントオーガナイザーと名乗っていました。「花と食とライブ」を掛け合わせたクラブイベントをやったり、友人のお坊さんと「仏教と現代アート」を掛け合わせたイベントをやったり。「温泉と癒しと音楽」を掛け合わせたこともありました。いま振り返ると、掛け算イベント野郎ですね。昔の僕です。ちょっと天狗になっていました。それで2012年。札幌にコンテンポラリーダンスと、舞踏と、ボディワークのユニークなダンスセンターが生まれました。そこに、僕は掛け算イベント野郎として(プロデューサーとして)参加した訳です。これがそのCONTE-SAPORO Dance Centerです。そのときにビジネスパートナーとして急接近したのが、日本最北の舞踏家・田仲ハルさん。当時のハルさんは「酒ときどきボヤキ」がちな、やさぐれオジ様でした。というのも、国内の多くの舞踏家はセルフプロデュースを基本に、自分で広報・集客・演出・出演まで活動を続けています。ただ、集客という点を考えると、札幌のような中規模都市では「絶対に無理ではない、けど、かなりキツい」というのが現状。これを一人で背負うには、なかなか疲弊してしまう現実があります。当時の田仲ハルさん。若い。そこに、掛け算イベント野郎が表れて、「掛け算しませんか~」とそそのかすわけです。そして、毎晩のようにどうでもいいような、くだらない対話を重ねた末に…「ハルさんって、いっつもお酒飲んでいるし、舞踏とお酒で掛け算してみたらどうです?」重たくしたくはなかったから、ふざけているように見えるかもしれません。でも、たしかに軽いけれど、真剣でもありました。こんなノリで、私たちの長い長い舞踏の旅がはじまってしまった…のでした。※書籍はここまで軽い感じでは書いていません。ご注意舞踏ってなに?という方は、クラファンのページに詳しく書いてあるので見てみてください。https://camp-fire.jp/projects/862184/view


読む舞踏BARへの応援コメントをいただきました。北海道舞踏フェスティバルなどで何度もご一緒してきた、明夜さんからです。明夜さんと初めて出会ったのは、まだ彼女が絵描きだった頃。たまに舞踏公演やイベントを観に来てくれていた明夜さんのことを、ある日ハルさんが紹介してくれました。その時に明夜さんの絵(クロッキーデッサン)を始めてみたのですが、こりゃーどえらい絵だ!と思って、驚いたことを覚えています。こちらは先日の舞踏×クロッキーのイベント時に展示した明夜さんの絵そんな明夜さんですが、ある時から、僕が運営していたダンスセンター「CONTE」の舞踏ワークショップに参加してくれるようになり、そこから徐々にイベントやフェスに出演してもらいました。明夜さんはアイディアが豊富で、ビジュアルワークや公演企画にも積極的に意見をいってくれて、個人的にもいつも刺激をいただいております。ライブドローイングも何度もお願いしてきました。彼女自身の集中する様もまた絵になっています。その後、ストリート舞踏を始めたり、ソロ公演を開催したり、国内外にツアーに出るなど、現在も非常に精力的に活動されています。そんな明夜さんからのコメントはこちら。舞踏バー、舞踏フェスで舞台仕込みに現れる拓さんを見ると、何か守り神のような存在を感じます。 ゆるやかさと冷静さ、そして情熱を知的なバランスで保つその姿に、いつも安心感をいただいてきました。 普段はちょっとポーカーフェイスな雰囲気をもつ拓さんの心のうち、なかなか聴けなかった苦労話、今だから教えてもらえる裏話も、この本では明らかにされているのではないかと思うと、大切にゆっくり拝読したいです。 田仲ハル師匠とともに、まだまだ現在進行形の拓さんの企みに、私も一緒にワクワクさせていただいています。明夜


読む舞踏BARへの応援コメントをいただきました。これまでの活動をともにしてきた、田仲ハルさんからです。以下「北海道という舞踏未開地で、舞踏の種をまくことは容易くはなかった。森嶋氏と共に二人三脚で歩んだ、この12年。真っ白な雪原の北の大地を、舞踏の足跡で真っ黒に塗りつぶすべく奔走した、山あり谷あり地獄ありの年月。森嶋拓氏が、この日々の軌跡を一冊の本にまとめるという。いつものメールの文章のような、ゆるーい文体で書かれた本書は、まるで話し言葉のような口調で展開し、舞踏を知る人も知らない人も簡単に楽しんで読めるだろう。普段の氏のクールな態度からは、中々想像が出来ないユーモアが随所にちりばめられている。これまでに語られることのなかった裏話や、エピソードの数々、氏の本音などが淡々と書き進められ、それでいて読後は、何かをやり遂げた直後の人間特有の心理的な感動すら覚える。また、氏のプロデューサーとしての役割や、考察、実験、極意なども多く語られている。「仕掛ける」ということはどういうことなのか。プロデューサーやディレクターを目指す若い方々にも是非読んで頂きたい一冊である。」田仲ハル


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