ご無沙汰です、小宮です.
プロジェクト、目標達成147%となりました.皆様には重ねてお礼申し上げます.そっとはじめてみたけれども、改めてこのプロジェクトの重要さを噛み締め、こうなったら200%以上を目指そうと強く思う次第です.
そして7月からブックに掲載したい写真選びを始めました.これまで撮り溜めた写真から、上手い下手よりもより自分らしい写真を並べられたらと思いはじめ……分かっちゃいましたが、自分らしい写真とは?という当然のクエスチョンに絡まれ(苦笑).
それについて頭の中でおきたことを報告します.
- ジブンラシサ、といっても -
自分らしい写真についてのこと…こんな話題、写真家の方々からしたらなんと初歩的で拙い内容なんだと怒られてしまいそうですが、今の私はやはりその程度であるのが現実.なので正直に書いていこうと思います.
さてまず、私が自分で気に入れる写真はどんなモノがおおいのか、についてです。
色彩的なことでいえば、クールめな、青め、冷ためな色.そしてそこに、なにやら微かに衝動的、破壊的なものを感じる光景、対象で言えば、緑、自然、経年劣化した何か、整ったもの…
おっと、若干矛盾しますね。破壊されているものに惹かれるのに、そこには規則正しさ、きれいさやあたたかさも求めるという.勝手ですね.
ただ、そこが私の好むいわゆるグレーゾーンの現れなのかもしれませんね(実際はこんな単純な話でないのかもしれませんが).
で、そういった表面上の嗜好を意識すると、数年前に撮った写真にもそれが残っていることがわかりました.社会福祉士になる前から、意識的にグレーゾーンを追う前からです.
現時点の私にとっては、大雑把に言って変化ない部分なのですよね.今のところ、上記にかいた嗜好が、私の写真の特徴、要素の一つになっています.
- 所詮、そんなもん -
ベースはそんなもんです.そこに大したことはないんです.
ただ、作品として写真を出すときには、何をコンセプトにするか、なにを伝えるために作品にするか、どのように演出するか、が加わってくるのです.それで厚みを加えてはじめて、まともにそれらしく、本当に自分らしいものとなるのだろう…そう思いました.
日頃に写真は、スケッチです.
意味づけをすることで、作品として位置付けがされるのです.
- だからこその“フォトブック” -
これまで作品として纏めていない写真が溜まってきて、しかも何かしらのスタートラインを自ら引きたいと思ったとき、「作品集」でもなく「写真集」でもなく、「写真が載ってる本」を作りたいと考え、フォトブック制作をしように至ったわけで.それもつまり、前述に繋がります.
なにやら姑息さというか自信のなさがにじみ出ている気がしなくもないですが…まあそれでいいんです、今は.
でも、きっと一冊のブックになったらば、その行為や過程自体がある種の作品として、自分らしさを残すこととなるでしょう.なんだか不思議ですね.
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と、そんなところです.
仕事の帰り、自宅に入ってら寝てしまうだとうと途中の店でコーヒーを飲みつつ書いています.こうやって少しでも多くここに書き残せればと思います.
引き続き、私の模索にお付き合いください.宜しくお願い致します.それでは失礼します.