長らくお待たせしております。フォトブック制作進行中です。
最初に、皆様に連絡事項とお詫びです。
現在11月中納品完了を目標にブック制作進めておりますが、もしかすると12月初旬の完成になってしまうかもしれません。
パトロンの皆様におかれましては、11月中にリターンお届け予定の方もいらっしゃいますので…その点で延期となる可能性があること、お詫び申し上げます。ただ、その分予定以上の熱量で取り組んでおりますので、どうかもう少しだけおまちください。
12月リターンの方は予定通りになるかと思います。ただし、ブックとは別でプリントを差し上げることになっていますので、プリントの承り方法についてはまた個別にご案内差し上げるかと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
さて、ブックについてお話する前に…。
先月中旬、無事に渋谷での展示を終え、そこで感じたことについて少し記述しておきます。なぜなら、今回の展示のおかげでブック制作へのエネルギーの質がかなり変化したからです。
展示はどうだったか…詳しいことについては、noteに記事をアップしています。
(展示にお越しくださった方は本当にありがとうございました。できれば個別に感想いただけると大変嬉しいです。)
とにかく挑戦的な展示をしてしまっただけに、反省点だらけではありましたが、ひとつ言えることは、あの写真作品を撮った時点よりもネットで写真を公開した時点よりも、展示によって作品が意味することを掘り下げられた点です。これは単に展示を開催しただけで足りるものでなく、仲間と共に開催したからでもあり、ジャンルの違った人たちと共に凄まじい熱量で取り組めたからです。
展示では本当に多くの人に助けていただきまして。それは空間装飾の方であったり、デザインの方であったり、飲食関係の方々、受付スタッフの方々、写真プリントに協力してくださった方…。餅は餅屋と言いますが、其々が己のフィールドに誇りを持ちのめり込んでいる姿に圧倒され、刺激をうけました。そして更に、そのおかげであらゆる目線が生まれ、今回の作品「信念」に対する気付きを戴きました。
…前置きながくなりました。
数ヶ月間、クラウドファンディングと並行して毎日展示について考えていたもので。ふっとこれがなくなっていざブック製作一本に精神を注ごうとした途端、ハッとしました。
ちょっと私ったらこれ、ナメてたぞ、と。
あらためてブック製作に打ち込もうとした瞬間、展示の熱量が残ったままの私は、そう簡単にブックができなさそうだと気づいてしまったのでした…。
展示を終えるまではさほど気にしていなかったのです、正直。そりゃもちろん真剣に考えてはいたのですが、それはあくまで「片手間」の状況だったのですよね、省エネモードです。それが今フルモードになり、いや、バッテリーが増強した状態で向き合うことになり、途端にあれこれ湧いてしまって(笑)
自力で作ろうと思っていたブックでしたが、まずデザイナーさんにブックデザインの協力をお願いすることにしましたし。写真も、再度レタッチし直すとそれはそれは地獄のようで!一瞬、途方に暮れていた数日前です…^^
で、気を持ち直して今に至っている訳ですが、ちょうど昨日ブックのコンセプトを考え直して固めたところです。この度なぜこれを作るのか、このブックをどう残したいのか、そんなことを悶々と悶々と考えながら、ひとつ行き着いた処がやっとこありました。
ここで詳細を書いてしまうとせっかくの楽しみがなくなってしまうので、書きません。
ただ、どうせならブック完成記念にプチ個展をやっちゃいたいなあと思うくらいにはなりました。もちろんブックは非売品ですので、本を売らずに飾る展示っていうね(笑)
まあそれはちょっと思いつきなので、やるかどうか分かりません。もしやってほしい!なんてお言葉があればやっちゃうと思いますので、お願いします。
…と。
そんなことで、はじめに戻りますがやはり11月中に焦って作ってはいけないな、と思い。
皆様には本当に申し訳ないのですが、少しだけ猶予をいただければと思います。勝手を言ってしまい、ご迷惑おかけします。その分、良いものを作らせていただきます。
この調子ですが、またご報告します。お付き合いいただけると幸いです。
小宮