
みなさん こんにちは
青森での昨夜の地震について
お伝えしたいことがあります。
「暖房は止まるもの」だという現実です。
冬の地震では、電気やガスの停止が同時に起きる可能性があり、
その瞬間に多くの家庭の暖房は機能しなくなります。
・エアコン → 電気が止まれば使えない
・ガスファンヒーター → 起動に電気が必要
・床暖房 → ガスまたは電気、どちらかが止まっても動かない
・こたつ → 電気がなければ使えない
私たちはつい「暖房がある=安心」と思い込んでしまいますが、
本当に考えるべきは“暖房がつかなくなる”ことがあるということです。
特に寒冷地では、暖房が止まることそのものが生命リスクになります。
冬の災害において、この視点がもっとも重要だと考えています。
■ カセットガス式ストーブの備え
自宅では、カセットコンロ用ガスで使用できるストーブを備えています。
電気もガスも止まった状況でも点火でき、持ち運びが容易で、
“冬の非常時暖房”として極めて有効です。
※使用時は換気を行い、一酸化炭素中毒を避ける必要があります。
■ 私は真っ赤な「センゴク アラジン」を持っています。
そして実際に試しています。
選んでいる理由
(カセットボンベで使えるストーブは他にもありますが、
あえてこれを選んでいる理由です)
◎ 選んだ決定的な理由
電気もガスも止まっても使えるため、冬の停電・地震に最も強い。
実際に使用し、狭い部屋なら十分暖かいことを確認できた。
燃料がカセットボンベのため準備が簡単で、灯油のような運搬の負担がない。
転倒消火・不完全燃焼防止など安全装置が充実しており、安価なストーブとの差が大きい。
本体に十分な重さがあり、地震時に倒れにくい。
操作がシンプルで、災害時でも扱いやすい。
暖房能力が“非常時に人の体温を守れるレベル”に達している。
◎ 他のカセットボンベ式ストーブとの違い
暖房能力が高く、補助暖房ではなく“室内暖房”として機能する。
安全装置の種類が多く、安全性に対する信頼度が高い。
防災・キャンプなどで長年使われており、実績がある。
本体が安定していて倒れにくく、地震を想定した使用に適している。
◎ 一言でまとめると
「冬の停電で暖房が止まっても、人の命を守れるレベルだから」です。そのため、防災用としてこのストーブを選び、自宅に備えています。
■ 使用時の注意点
必ず換気を行うこと(CO中毒防止)
長時間つけっぱなしにしない
カセットボンベは多めに備蓄しておく
使用中は近くに布類など可燃物を置かない
■ 参考商品
Aladdin(アラジン) ポータブルガスストーブ参考価格:
28,909円(税抜)/31,800円(税込)https://amzn.to/4iMmhyq
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防災アドバイザー岡部梨恵子




