防災は知識が9割、道具は1割“わが家仕様“の防災マニュアルで正しい知識を届けたい

防災アドバイザー歴14年、岡部梨惠子が目の当たりにした現実。市販の防災グッズの多くが「命を守る」とは言い難いものでした。能登半島地震の現場で見えたのは、一般的な備えでは守れない家庭があるということ。子供・高齢者・ペットの有無など事情に応じた「わが家仕様の防災」で本当に使える備えを提案します。

現在の支援総額

1,842,750

184%

目標金額は1,000,000円

支援者数

251

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 251人の支援により 1,842,750円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

防災は知識が9割、道具は1割“わが家仕様“の防災マニュアルで正しい知識を届けたい

現在の支援総額

1,842,750

184%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数251

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 251人の支援により 1,842,750円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

防災アドバイザー歴14年、岡部梨惠子が目の当たりにした現実。市販の防災グッズの多くが「命を守る」とは言い難いものでした。能登半島地震の現場で見えたのは、一般的な備えでは守れない家庭があるということ。子供・高齢者・ペットの有無など事情に応じた「わが家仕様の防災」で本当に使える備えを提案します。

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今年のクリスマスも、能登に行きます。能登半島地震から時間が経ちましたが、避難生活はいまも続いており、支援の手が十分に行き届いているとは言えない状況です。昨年のクリスマス、私は真っ暗な中、仮設住宅でプレゼントを待っているお子さん宅を探してプレゼントを届けて歩きました。仮設住宅には電気は灯っているのに、音楽も笑い声もなく、とても静かで、「クリスマス」という言葉から想像する雰囲気とはまったく違う時間が昨年は流れていました。それでも、プレゼントを手渡したときに見せてくださった笑顔は、今でもはっきりと心に残っています。写メは許可をいただき載せております。サンタさんは別の方で、私はサンタの道案内係をしました。今年も、クリスマス前日から行ってクリスマスは能登で過ごします。夜10時過ぎまで昨年は歩いていました。今年も少しでも心が和らぐ時間を届けられたらと思っています。今回は、お菓子や果物、生活に寄り添う品を持参し、現地で皆さんにお配りする予定です。そこでみなさんにお願いがあります。クリスマスに渡すお菓子代についてご寄付をお願いしたいのです。今回お預かりするご寄付は、クリスマスイベントでお渡しするプレゼントの購入のみに使用させていただきます。(交通費やその他の活動費には使用いたしません)果物につきましては、物価が高騰する中、和歌山県の観音山フルーツガーデン様より、ご厚意でたくさんのみかんをご提供いただけることになりました。お正月にも食べていただけるみかんで、現地の皆さんにとって大きな励みになると思います。このようなご協力をいただけたことに、心より感謝しています。▼ 観音山フルーツガーデン観音山フルーツガーデンのHPまた、クリロン化成株式会社様より、臭いも菌も封じ込める BOS防臭袋(45リットルサイズ) をご寄付いただきました。こちらは、障がい者施設などを中心にお配りさせていただく予定です。皆さまからのご寄付は、このクリスマスに能登でお渡しするお菓子代として、大切に使わせていただきます。「応援しているよ」というお気持ちを、形としてお預けいただけましたら幸いです。ご寄付方法一口2,000円からお願いします。複数口も、大変うれしく思います。PayPay(岡部梨恵子 宛)PayPayのリンクゆうちょ振込記号:10500番号:61819391名義:オカベリエコ※他銀行からの場合店名:058口座番号:6181939※こちらは寄付金控除の対象ではありません。あらかじめご了承ください。私自身、10か月で父を亡くし、子どもの頃、クリスマスプレゼントの記憶はほとんどありません。だからこそ今、だれかが自分のクリスマスのために動いてくれている人がいる、そのことが、そっと伝わればいいなと思っています。こうして、少しでもクリスマスを祝う時間を届けられることに、心から感謝しています。防災アドバイザー岡部 梨恵子


持てない量を前提にしたリストは、かえって行動を止めてしまう可能性があります。「あかちゃんがいる家庭なら、このくらい備えましょう」子育て向けの防災情報では、こうした表現をよく目にします。そこで、実際に書かれている内容をそのまま抜き出し、こども1人分の非常持出品として縦に並べてみました。こどもだけで、これです。① 温めなくてもすぐに食べられるもの② 高カロリー食③ 子どもが好きなもの④ 食べ慣れているもの⑤ 食べると元気が出るもの⑥ 飲料水⑦ 麦茶⑧ お茶⑨ 野菜ジュース⑩ 子どもの好きなお菓子⑪ 食事用エプロン⑫ 使い捨て皿⑬ スプーン⑭ 紙コップ⑮ 紙おむつ(10枚以上)⑯ 防臭袋⑰ 携帯トイレ⑱ おしりふき(1パック)⑲ 除菌シート(1パック)⑳ ウェットティッシュ(1パック)㉑ 除菌・消毒グッズ㉒ 母乳パッド㉓ 歯みがき用シート㉔ 赤ちゃん用マスク(2才頃から)㉕ ブランケット㉖ ガーゼ㉗ タオル㉘ バスタオル㉙ 着替えセット㉚ 帽子(あかちゃんの頭を守るもの)㉛ 絵本㉜ 折り紙や シールブック、ぬり絵、 音が鳴らないゲーム機など㉝冷却用シート㉞ 救急セット(常備薬など)㉟ 携帯アルミブランケット㊱ 母子手帳のコピー㊵ 健康保険証のコピー㊶ 医療証のコピー㊲ 防災カード(子どもの名前・アレルギー情報・連絡先・写真など)㊳ 抱っこひも㊴ チャック付きポリ袋㊵ 携帯用洗濯洗剤㊶ 洗濯袋㊷ ワセリン㊸ 靴この時点で、一般的なリュック1つには収まりません。兄弟もいたらどうなるのでしょうか?さらに実際の避難では、・親自身の非常持出品・季節(冬の防寒、夏の暑さ対策)・暗闇や階段での移動・子どもを抱えた状態での行動これらを同時に考える必要があります。「リスト通りにそろえること」と「実際に持って逃げられること」は、別問題です。防災情報には、たくさんのリストがあふれています。けれど、災害時に問われるのは「何を持っているか」ではなく、その状況で自分が動けるかどうかです。非常持出袋は、すべてを詰め込むための袋ではありません。暗闇の中、子どもを抱え、階段を下り、周囲を確認しながら移動する。その現実の中で背負える量には、限界があります。高齢者や障がい者のご家族がいる世帯も同じです。防災で求められるのは「全部そろえること」ではなく、動ける現実の中で、何を持つかを決断できる自分でいること。迷ったときに立ち止まり、「これは本当に必要か」「これは今、持って動けるか」そう考えられる力こそが、防災力です。正解のリストを探すよりも、自分の暮らし、自分の家族、自分の体力を基準に、選び、削り、決めきる。それが、災害時に行動を止めないための備えだと考えています。岡部式防災備蓄術 5冊「防災BOOK」 5冊補助教材 1冊どうぞご活用ください。防災アドバイザー岡部梨恵子


みなさん こんばんは。青森地震で「揺れ方」について、少しお話ししたいと思いました。地震は、震度が同じでも、地震の「揺れ方」によって建物が受ける力は変わります。今回の青森県八戸市も震度6強でした。***************************震度6とは立っていられないほど激しく揺れ、家具が大きく倒れたり物が飛ぶ危険があります。建物壁の崩落や倒壊の恐れがあり、人が大きなけがをする可能性があります。****************************地震には、・短く「ドン」と突き上げる揺れ方・ゆっくり大きく横に揺れる揺れ方大きくあります。「ドン」と急に力がかかる揺れは建物を壊しやすいのです。阪神淡路大震災と熊本地震は、その代表例です。ゆっくり大きく揺れる場合は、人は強い揺れを感じても建物へのダメージが小さいことがあります。今回の青森地震は震度6強のとても強い揺れでしたが、揺れが建物に大きなダメージを与えるような「ドン」と突き上げるタイプではなく、横に大きく揺れる性質が強かったと言われています。そのため、家の中の物が落ちるなどの被害はありましたが、建物が倒れたり大きく壊れたりするような被害にはつながりにくかったと考えられています。とかく私たちは、地震があると「震度何?だった」か気になりますよね?「震度が大きい=被害も大きい」「震度6強なら絶対に家が倒れる」「震度だけわかれば被害はわかる」と思いがちです。でも実際は、「ドンと突き上げる揺れは壊れやすい」「横揺れは怖いけど壊れにくいこともある」「震度が同じでも被害は大きく変わる」これが現実です。地震を正しく知ることが、私たちの備えにつながります。防災アドバイザー岡部梨恵子


みなさん こんばんは。青森県の地震のあと、気象庁から「後発地震注意情報」が発表されました。それから・・・SNSやインターネット上で、「これだけ入れておけば安心」「非常持ち出し袋には最低限これを」といったリストが数多く出回っています。ですが、それらの多くは実際にやってみたことのない人が作っていると感じます。・本当に全部入るのか・実際に背負って走れるのか・階段を下りられるのか・夜、寒さ、余震の中で移動できるのかこうした現実的な視点まで想像されていない発信が、あまりにも目立ちます。非常持ち出し袋は「入るかどうか」ではありません。「動けるかどうか」が防災です。重すぎる非常持ち出し袋は、不安を減らすどころか、命を守る行動そのものを妨げてしまうことがあります。あれもこれも詰め込む前に、実際に背負って、歩いて、動いてみてください。そのうえで「これなら逃げられる」と自分自身が納得できたものだけを備える。それが本来の防災です。また、このリスト見て唖然・・・排泄への配慮が欠けているのです。災害時、トイレは真っ先に問題になります。にもかかわらず、非常用トイレセットが非常持ち出し袋の想定に含まれていないなんて・・・防災は、リストを完成させることではありません。状況の中で「逃げられる備え」「生き続けるための備え」を考えることです。このクラウドファンディング、ご支援いただいた方々には、返礼品でお送りしました「世界一わかりやすくて、命を救う非常持ち出し袋の作り方完全マニュアル」PDFをご覧ください。実際に岡部が、自分と大切な家族のために備えているものと同じです。現場での経験と検証をもとに、形だけではない、本当に役立つ防災を伝え続けていきます。引き続き、皆さまと一緒に「考える防災」「動ける防災」に取り組んでいけたらと思います。防災アドバイザー岡部梨恵子


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