
みなさん こんにちは
活動報告の記事を書かせていただきます。
東京スカイツリーで起きたエレベーター閉じ込め事故についてです。
地震ではありません。平常時のトラブルです。
それでも約20人のお客さまが5時間以上 エレベーター内に閉じ込められました。
災害でもないのに、都市ではこれだけ長時間、人が動けなくなる。
では――
首都直下地震が起きたら、どうなるのか・・・です。
国の想定では、
都心南部直下地震の場合、
最大約1万6000人がエレベーター内に
閉じ込められる可能性があります。
東京都の想定では、最大約2万台のエレベーターが非常停止。
つまり、閉じ込めは「一部の人の話」ではなく、
同時多発的に起きる前提の災害です。
通勤中。
買い物中。
観光中。
誰でも当事者になります。
閉じ込められたら、助けを待つしかありません。
しかし消防やレスキューは、まず火災現場、倒壊現場へ向かいます。
建物の優先順位は
1番 病院
2番 公共施設
3番 民間施設
そう。
特に民間施設はあとになるのです。
うちのマンションはいつくるのだろう・・
オフィスは・・・
こんな真冬の中閉じ込められたら・・・など
心配になりますよね・・・
「すぐ来てくれるだろう」
そんな期待は通用しません。
さらに、エレベーター会社の社員自身も被災している可能性が高く、
点検や救出に向かえないケースも想定されています。
閉じ込められた空間では、
情報が入らない空調が止まる水がないトイレが使えない
エレベーターは一瞬で密閉された小さな避難所になります。
今回のスカイツリーでは非常用ボックスが設置されていたそうですが、
すべてのエレベーターにあるわけではありません。
そして大事な事実。
中から自分で開けることはできません。
私は防災アドバイザーとして、
ここを一番伝えたいです。
防災は「揺れた瞬間」だけの話ではありません。
インフラが止まったあと、どれだけ耐えられるか。
そこが現実の分かれ目です。
だから私は、
モバイルバッテリー
ペットボトルの水
糖分
携帯トイレ
こうした“日常に持てる備え”を伝え続けています。
命は助かっても、生活は簡単に止まります。
防災とは、生き延びることだけでなく、
閉じ込められても崩れない力を持つこと。

新宿にある友人の住むマンション
非常用ボックス、しっかり中身と使い方も書いてあり
とても感心しました。
※下記は以前書いたブログ記事です(数字は当時のものですが、考え方の参考として)
エレベーター閉じ込め事故について
よかったら参考にしてください。
現在の私は、花粉症と闘いながら・・・また今年も大変
3月中旬から行くフィリピンの準備と、日本での防災の仕事も
同時にやっています。
フィリピンも日本も災害大国、
わたしでお役に立てることしっかりがんばります。
みなさんも気温変化が激しい時期、どうぞご自愛ください。
防災アドバイザー岡部梨恵子




